琉球大学医学部は難易度や偏差値、倍率から入りやすい?

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琉球大学医学部は、沖縄県西原町にあり、那覇空港からモノレールとバスで1時間以内に行くことができます。

沖縄に行ってみたいという学生が多いことから地味に人気の医学部です。

今回は、琉球大学医学部の難易度についてお話をさせていただきます。

琉球大学医学部とは?

琉球大学医学部は沖縄県西原町にある国立大学医学部。

那覇空港からモノレールとバスで1時間程度の所にあります。

1970年代に設立された新設医科大学の一つです。

医学科と保健学科の二つがあります。

沖縄は長寿で有名なことから、琉球大学医学部では健康長寿に関する研究があり、亜熱帯特有の病気に関する研究を行っています。

医学科の定員は112名で、前期日程では70名、後期日程では25名、推薦入試では17名という割り当て。

カリキュラムとしては、近年カリキュラムの前倒しが行われたため、早い時期から医学を学ぶことができ、実習にも参加できます。

また、沖縄の気候特有の病気や寄生虫に関する授業もあるので、熱帯地域での医療に関心のある人にはお勧めの大学となります。

琉球大学医学部の偏差値は?

琉球大学医学部医学科の偏差値は65です。

国立大学医学部の中では下位に位置する偏差値です。

レベルとしては、日本で三番目の偏差値である大阪大学の工学部程度の学力が要求されます。

医学部受験においてはどのような医学部を受けるにしても旧帝大学クラスの学力は必要ということです。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

琉球大学医学部の倍率は高い?

琉球大学医学部医学科の一般入試および推薦入試の倍率は以下の通りです。

年度琉球大学医学部医学科倍率(前期)
20186.2倍
20175.6倍
20165.7倍

年度琉球大学医学部医学科倍率(後期)
201814.7倍
201713.7倍
201615.6倍

年度琉球大学医学部医学科倍率(推薦)
20182.6倍
20172.3倍
20162.5倍

このように、琉球大学医学部医学科の倍率はかなり高いと考えることができます。

再受験生、浪人生にも寛容であり、入試問題の難易度が低いことが人気の要因でしょう。

直近3年分の倍率を見ても、大きく上がったり下がったりすることもないと考えることができます。

>>国公立医学部の後期試験でおすすめの穴場大学は?

琉球大学医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると

琉球大学医学部医学科の偏差値、倍率から難易度を考察してみると、医学部でもやや易しい方だという結論に至りました。

倍率は高いものの、偏差値の低さなどを考慮すると他の医学部に比べると易しいと思いますが、倍率の高さをも無視できないので“やや”易しいと定義しました。

また、入試問題の難易度はかなり易しいので、そこまで考慮すると難易度の定義は変わってくると思います。

しかし、後期日程に関してはかなり難しいと思っていてください。

琉球大学医学部の入試概要

琉球大学は浪人生、再受験生に寛容的な大学であり、現役生には少し厳しい戦いになると予想されます。

>>医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

しかし、問題の難易度が易しいことから、現役生でも合格する人は多いです。

入試科目は前期日程では数学、英語、理科2科目、面接。

センター試験と二次試験の比率は900:800。

後期日程では、小論文と面接。

センター試験と二次試験の比率は1000:300。

センター試験の割合が若干大きいですが、二次試験の配点とほぼ同じであるため、逆転合格も狙うことができます。

対策を行うときはセンター試験と二次試験の勉強をバランスよく行いましょう。

次に、各教科の対策について書いていきます。

数学

数学に関しては、問題はかなり標準的な問題ばかりです。

まれに難しい問題も出るようですが、医学部を目指して勉強してきた受験生にとっては解けるような問題ばかりです。

数学では、多くの受験生が高得点を取るので、ミスのない解答を心がけましょう。

英語

英語に関しても、難易度はかなり低く、センター試験と同じか少し難しい程度だと考えてよいでしょう。

自由英作文が出題されるので、過去問を解く際にはテーマの傾向の研究を行いながら添削してもらいましょう。

物理

物理も他と違わず易しめの問題が多いので、早い段階から過去問に取り組めるでしょう。

幅広い分野から出題されるので、基本を万遍なく抑えるようにすれば大丈夫だと思います。

化学

化学は他の教科に比べると若干難しいですが、標準レベルなので過去問にすぐ取り掛かれると思います。

時間的に厳しい面もあるので、時間を計りながら練習しましょう。

生物

生物でも標準問題が中心となりますが、沖縄の生物と絡めた問題が出題されるのでしっかりと過去問から傾向を把握しておく必要があります。

対策としては過去問と学校で配られる問題集を解く程度で大丈夫です。

小論文

後期の小論文に関しては、英語を読む場面があるので、英語の対策をしっかりしておきましょう。

添削などを行う際には英語の先生と国語の先生の両方に頼むと良いでしょう。

面接

最後に面接に関しての内容を書きます。

前期試験での面接は雰囲気は和やかで、緊張しない程度に練習すれば大丈夫ですが、後期試験では圧迫面接が行われた事例が報告されており、基本的に厳しめの面接となります。

後期試験の受験を検討されている方は、何故後期に琉球大学を選んだのか、ということを面接官にしっかり納得させられるよな完璧な回答を準備しておきましょう。

最後に

先ほど記述した通り、琉球大学の入試問題の難易度は低いですが、その分ミスは許されない戦いになります。

この記事を読んだ方で琉球大学を受験される方は基本をしっかりと抑えれば合格するが、少しでも抜けがあると不合格になると肝に銘じてください。

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