医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

医学部再受験や多浪、浪人などに対して寛容な医学部を紹介させていただきます。

医学部受験は普通の受験と違い、面接があります。

また、社会のインフラに近いを医師を育てる機関であるという側面もあることから、年齢が高い受験生は差別を受ける場合があるのです。

そうでもないと、合格者が全員30歳以上といったことにもなりかねないので、仕方がないでしょう。

医学部再受験生はそういった事情もふまえて、医学部再受験に寛容な大学を受験する必要があるのです。

国公立大学の医学部再受験寛容度は?

国公立大学で医学部再受験寛容度がもっとも高いのは、滋賀医科大学です。

滋賀医科大学の面接は、受験生6人でグループ討論をするというもの。

個人的な話は一切答える必要がなく、完全な学力一発試験です。

医学部再受験生で、学力には自信があるが年齢や経歴などで不利だという方は、滋賀医科大学を受験するといいでしょう。

2番目に、医学部再受験寛容度が高いのは、九州大学医学部です。

唯一、面接のない国公立大学医学部になります。

面接がないので、面接落ちすることがないですし、年齢差別を受けることもないでしょう。

国公立大学医学部の再受験寛容度は以下のようになります。

超寛容滋賀医科大学
九州大学医学部
かなり寛容東京大学理科Ⅲ類
山梨大学医学部
富山大学医学部
岐阜大学医学部
名古屋市立大学医学部
三重大学医学部
奈良県立医科大学
大阪大学医学部
岡山大学医学部
香川大学医学部
熊本大学医学部
寛容東北大学医学部
山形大学医学部
福井大学医学部
金沢大学医学部
横浜市立大学医学部
新潟大学医学部
信州大学医学部
名古屋大学医学部
神戸大学医学部
広島大学医学部
島根大学医学部
大分大学医学部
長崎大学医学部
琉球大学医学部
厳しい旭川医科大学
札幌医科大学
弘前大学医学部
千葉大学医学部
東京医科歯科大学
京都府立医科大学
大阪市立大学医学部
和歌山県立医科大学
鳥取大学医学部
山口大学医学部
佐賀大学医学部
鹿児島大学医学部
高知大学医学部
かなり厳しい秋田大学医学部
福島県立医科大学
筑波大学医学部
群馬大学医学部
浜松医科大学
愛媛大学医学部
徳島大学医学部
京都大学医学部
北海道大学医学部
宮崎大学医学部

※ネット、読者から提供していただいた情報などを総合して作成
※面接落ちの情報がある大学は厳しい、かなり厳しいに分類しました

かなり厳しいに分類した医学部は、一度でも面接落ちがあった大学を含んでいます。

過去に事例があるということは、今後も同じように面接で落とされる可能性が高いといえるでしょう。

できるだけ、再受験生は受験するのを避けた方がいいでしょう。

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私立大学の医学部再受験寛容度は?

私立大学医学部の再受験寛容度は、偏差値が低い大学ほど高いです。

偏差値が低い大学ほど、学生を選べないということでしょう。

また、新設された東北医科薬科大学、国際医療福祉大学なども再受験寛容度が高くなっています。

新しくできたばかりなので、年齢よりもやる気や学力のある学生を確保して、大学としての実績を残していきたいという考えがあるのでしょう。

やはり当面は高い国試合格率を出す必要がありますからね。

一方、偏差値の高い慶応、順天堂、慈恵会医大などはいずれも再受験寛容度は、かなり厳しいとなっています。

再受験生は、寛容以上の私立医学部を受験した方がいいでしょう。

かなり寛容東北医科薬科大学
国際医療福祉大学
帝京大学医学部
日本医科大学
聖マリアンナ医科大学
金沢医科大学
藤田保健衛生大学
大阪医科大学
久留米大学医学部
寛容岩手医科大学
杏林大学医学部
東京女子医科大学
東海大学医学部
愛知医科大学
関西医科大学
近畿大学医学部
兵庫医科大学
福岡大学医学部
産業医科大学
厳しい獨協医科大学
埼玉医科大学
昭和大学医学部
日本大学医学部
北里大学医学部
東邦大学医学部
川崎医科大学
かなり厳しい東京慈恵会医科大学
自治医科大学
防衛医科大学校
慶應義塾大学医学部
順天堂大学医学部
東京医科大学
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レベルの高い医学部は再受験寛容度が高い?

国公立大学医学部はレベルが高い大学ほど再受験寛容度が高いです。

実際、東北大学、東京大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学はどこも再受験寛容度が高くなっています。

ただし、北海道大学と京都大学は厳しいとのこと。

これは、学力のある学生はそもそも礼節などもわきまえているため、面接落ちするような人が受験しにこないからだと考えられます。

頭がいい人は、面接もそつなくこなしてしまいますからね。

また、旧帝大レベルの医学部に行く人は、研究をしたりすることが求められるので、多少面接で問題が合っても、学力が高いということで多めに見るといったこともあるのではないでしょうか。

医学部再受験寛容度が厳しい以上の大学は受けるべきではない?

医学部再受験生は、上の再受験寛容度が寛容以上の医学部を受けることをおすすめします。

再宇検寛容度が厳しい以下の大学は、合格点をとっても面接で一発落ちすることがあるからです。

>>恐怖!医学部面接落ちの情報まとめ

せっかく何年間も勉強してきたのに、面接だけで落ちてしまうのは悔しすぎますよ。

なので、面接落ちとなる可能性が低い大学を受けるのがベストです。

医学部再受験寛容度は変動する?

医学部再受験寛容度は同じ大学でも変わる可能性があります。

医学部長が変わると、方針も変わるからですね。

医学部長の任期は2年間なので、2年たって別の学部長になると再受験生に対する方針が変わる可能性があることは覚えておいた方がいいでしょう。

そうは言っても、大学ごとに文化がありますから、なかなか変わるものではないと思います。

医学部予備校資料請求

医学部に落ちたくないなら医学部予備校に行くべき理由は?

僕は独学で医学部受験に成功しましたが、残念ながら独学にはこんなデメリットがあります。

独学のデメリット
・勉強の計画を自分で立てないといけない
・分からない問題について質問できない
・勉強の悩みを相談する人がいない
・医学部の受験情報について情報が入ってこない

なので、医学部を目指しているならば、医学部専門の予備校に通うことをおすすめします。

医学部予備校に通えば、医学部受験に関する情報が豊富に手に入り、さらに同じ医学部を目指す仲間もできるからです。

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✅ 医学部専門予備校に行くと医学部合格率が高くなる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

というのは浪人生にとっては最大の悩みどころでしょう。

私は医学部を目指して浪人する方には医学部専門予備校に行くことをお…

 

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