帝京大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

帝京大学医学部は偏差値や倍率からみて入りやすいのかどうかをテーマに記事を書きました。

入試科目や配点についても紹介しています。

帝京大学医学部とは?

帝京大学医学部は東京都板橋区にある私立大学です。

疾患や治療に関する知識だけでなく、患者さんやご家族、他の医療スタッフとのコミュニケーション能力も重要視しており、コミュニケーションの教育にも力を入れています。

実際に、「医療コミュニケーション」なる授業も実施されています。

また、帝京大学医学部付属病院は「救急医療」が全国で最も充実しています。

救急を一次、二次、三次の三段階に分け、一次が軽傷、二次が中等、三次が重症、という形で扱っています。さらに、内科、外科をはじめとし、眼科や皮膚科、精神科まで全ての科の医師が必ず当直にあたっているという充実ぶりです。

学費については、6年間で総額約3450万円と、私立医学部の中でもかなり高額な部類です。

また、帝京大学医学部は医師国家試験合格率は90%程度あるものの、留年率が高いのが特徴の一つです。

最近は聞きませんが、以前は入学の段階で「君たちの3割を留年させます」という話がされたこともあるとか。

留年してしまった場合にはさらに学費がかかることに注意が必要です。

定員については、一般入試100名、センター利用入試10名となっています。

一般入試では三日間入試が行われ、1日から3日間まで何日間でも受験可能なのが大きな特徴です。

※複数日程受験した場合、合計点の最も高い日程の点数が合否の判定に使用されます。

帝京大学医学部の偏差値は?

帝京大学医学部の偏差値は65.0(河合塾のデータ)です。

私立医学部としては比較的低めの偏差値となっています。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

帝京大学医学部の倍率は高い?

帝京大学医学部の入試倍率は以下の表の通りです。

201820172016
一般入試51.5倍(8798/171)43.4倍(8602/198)38.7倍(7935/205)
センター利用入試110.1倍(1101/10)53.4倍(907/17)87.3倍(960/11)

※倍率は、(一次試験受験者数)/(二次試験正規合格者数)で算出。

一般入試、センター利用入試ともに私立医学部の平均倍率(約18倍)よりもかなり高い数値となっています。

複数日程の中から受験日を選べること、受験科目の選択の幅が大きいこと、が高倍率の要因になっていると考えられます。

帝京医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると・・・

帝京医学部は、偏差値から考えると私立医学部の中では入りやすい部類になりますが、倍率はかなり高いです。

偏差値の数値だけを当てにして受験に挑むと、予想以上に厳しい戦いになっていしまうかも知れません。

>>医学部の偏差値(難易度)はあてにならない理由、3選

帝京大学医学部の入試概要

各試験の募集人員について

既にご紹介はしましたが、帝京大学医学部の定員は

・一般入試100名

・センター利用入試10名

となっています。

試験科目と配点

帝京大学医学部の試験科目は少し特殊なので注意が必要です。

入試システムを正確に把握した上で、自分にとって最適な戦略を考えて行く必要があります。

センター試験利用入試について

センター試験の試験科目及び配点は以下の通りです。

二次試験として、これに加えて英語の長文読解、課題作文、面接が課されます。

※配点は非公表。

必須英語(100点満点)「筆記のみ」または「筆記+リスニング」の高得点を利用
選択国語(100点満点)「近代以降」「近代+古典の換算点」のうち高得点を採用
数学(100点満点)数Ⅰ・数ⅠA・数Ⅱ・数ⅡBから1科目選択
理科(100点満点)物理・化学・生物から1科目または2科目選択
合計300点満点(2~3教科)

※国語・数学・理科から2教科選択。数学2科目の選択は不可

一般入試

一次試験の試験科目及び配点は以下の表の通りです。

二次試験では、小論文(課題作文)及び面接が課されます。

必須英語(100点満点)
選択国語(100点満点)古文・漢文を含む
数学(100点満点)数ⅠA・数ⅡBの範囲から出題
理科(100点満点)物理・化学・生物から選択
合計300点満点(2~3教科)

※国語・数学・理科の中から2科目選択。理科から2科目を選んで受験することも可能。

国語が選択肢に入っていること、数学がⅠAⅡBの範囲から出題されること、数学を選ばずに受験可能であること、が大きな特徴です。

実際に過去問を解いてみて、自分にとってどの科目の相性が良いのかをしっかりと見定めておくとよいでしょう。

入試日程について

一般入試は、三日間にわたって実施されます。

このうちどれか一日のみ受験することも、三日間全て受験することも可能です。

複数日程を受験した場合は、各科目の合計点が最も高い日程の合計点が合否の判定に用いられます。

合格者が多く出る日程や合格者数が少ない日程など、三日間の中で合格者数の偏りがあるようなので、帝京大学医学部の志望度が高い場合には複数日程の受験をすることをお勧めします。

>>医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

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