九州大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

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九州大学医学部の難易度は?

九州大学医学部は旧帝大の一つであり、かなり難しい大学です。

今回は、偏差値や倍率から九州大学医学部の難易度を考察していきたいと思います。

九州大学医学部とは?

九州大学医学部は医学科、生命科学科、保健学科の三つに分けられ、福岡県福岡市に大学キャンパスや病院がある国立大学です。

日本トップレベルの大学である旧帝大学の一つであり、九州の広範囲に学閥を持っている非常に優秀な大学です。

定員は医学科は111名、生命科学科は12名、保健学科は134名となっています。

カリキュラムとしては一年次は全学部共通の一般教養科目を履修し、二年次より医学に関する専門科目を履修することになります。

ですので、入学を希望する方は一年目は医学に関する勉強は殆どしない、ということをしっかり頭に入れておきましょう。

九州大学医学部の偏差値は?

九州大学医学部医学科の偏差値は70.8です。

全大学の医学部の中では9位となりますので、偏差値は相当高いといえます。

東京大学や京都大学等その他旧帝大学にも合格できる学力が必要だと考えられます。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

九州大学医学部の倍率は高い?

九州大学医学部の一般入試の倍率は以下の通りです。

年度九州大学医学部医学科倍率
20182.8倍
20173.0倍
20162.9倍

このように九州大学医学部医学科の倍率は約3倍程度となっています。

この倍率は医学部の倍率の平均を少し下回る倍率となります。

しかし、入試問題の難易度、受験層のレベルが高いので、数字に見える倍率は低くても、難易度が易しいというわけではないので注意してください。

また、東京大学理科三類が面接制度を再開させたので、面接がない医学部は現在九州大学医学部医学科のみとなっており、しかも今まで理科三科目が必須であったのが二科目でもよくなったのでこれから倍率が上がる可能性は高いと考えられます。

九州大学医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると

九州大学医学部医学科の偏差値や倍率から難易度を考えると、医学部全体でもかなり高い難易度だと考えられます。

日本トップ10に入る偏差値の高さから、集まる受験生のレベルの高いと考えられ、浪人生も受験してくることから、非常厳しい競争となるでしょう。

九州大学医学部の入試概要

先ほど記述しましたが、九州大学医学部は医学部の中で唯一の面接を課さない医学部です。

さらに、浪人生、再受験生にも超寛容なためレベルの高い受験層に人気のある大学です。

>>医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

しかも、今まで受験生を苦しめてきたセンター試験での生物選択必須という条件がなくなったことから、この先倍率が上がり物理・化学に特化した受験生たちが集まり、難易度がかなり上がると考えられます。

一般入試の科目は数学、理科二科目、英語。


センター試験と二次試験の点数比率は450:600となります。

数学は標準レベルからやや難しいレベルまでの問題が出題されます。

医学部の問題によくある、超難問や奇問は出題されません。



つまり、高いレベルの受験生が集まる九州大学医学部での入試数学での凡ミスは許されないということなります。

逆に考えると、真面目に問題集を解き、過去問を研究すれば数学での大きな失点はないと考えることができます。

次に理科に関してですが、今までの理科の問題はセンター試験での生物選択必須に考慮していたのからかもしれませんが、物理では丁寧な誘導問題が出題され、難問でも解答できるレベルの問題でした。

しかし、生物選択必須がなくなったので物理の難易度は上がる可能性があると考えられます。

化学に関しては様々な単元を融合した問題が多く、計算力、知識、思考力が総合的に問われます。

ただ、市販の標準レベル問題集をある程度解けるようになれば、安定して点数を取れるレベルの問題なのでしっかりと対策しましょう。

生物は二次試験では選択できないので受験を考えている方は理科は物理、化学のみ勉強しましょう。

次に、英語に関してです。

英語は長文の内容説明や、和訳、和文英訳問題といった入試問題ではメジャーといった内容の問題が出題されますので、他の国立大学の英語の過去問を解いていくのが一番良い対策方法だと思います。

他の医学部と比べセンター試験の点数配分が少ないので、センター試験の対策期間中でも二次試験対策をしていないと、センターの点数がどんなによくても逆転不合格になる可能性があるので、特に数学ⅲの微分積分はしっかりと対策しておくようにしましょう。

最後に

九州大学医学部に合格するのは、他の医学部と比べてもかなり難しいと思いますが、その分入学した後には質の高い学習ができるので、この大学に入学するために人の数倍の努力する価値は十分にあると思います。

皆さんがこの記事を読んで九州大学医学部の受験へのモチベーションが少しでも上がったのならば嬉しいです。

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