横浜市立大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

日本有数の大都会である横浜市に位置する横浜市立大学の医学部は首都圏ということでレベルの高い教育を受けられたり、設備環境が整っている素晴らしい医学部です

しかし、そんな素晴らしい大学だからこそ、集まる受験生のレベルも高く入試難易度も上がります。

そんな入試難易度の高い横浜市立大学医学部に合格するために必要な情報をわかりやすくまとめて紹介います。

横浜市立大学医学部とは?

横浜市立大学医学部は医学科と看護科の二つに分けられ、神奈川県横浜市に大学キャンパスや附属病院を構えている国立大学医学部です。

横浜自体都会なので、立地もよく、生活的には困らずに学生生活を送れます。

また国家試験合格率が全医学部中2位という優秀な成果を修めています。

定員は医学科で90名(内30名は特別枠)となっており、後期日程は設けられていません。

カリキュラムとしては低学年の時は全学年共通の教養科目と基礎医学を学習し、高学年になるにつれて専門性の高い医学を学べ、5,6年次からは実際に現場に出て実習を行います。

横浜市立大学医学部の偏差値は高い?

横浜市立大学医学部の偏差値は69.2となっています。

この倍率は医学部の中では上位に位置する偏差値なので、出願の際は自分の学力をしっかりと見極めましょう。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

横浜市立大学医学部の倍率は高い?

横浜市立大学医学部の倍率は以下の通りです。

年度横浜市立大学医学部倍率
20183.1倍
20173.5倍
20163.9倍

この倍率は医学部の中では一般的な倍率となりますが、2016年には少し上がっているのでセンター後のリサーチや公式サイトなどで倍率の変動をしっかり確認するようにしましょう。

横浜市立大学医学部の難易度は偏差値、倍率から考えると

横浜市立大学医学部の難易度を偏差値や倍率から考えると、医学部の中では難易度は高い方だと考えることができます。

理由としては倍率が一般的であるのも関わらず偏差値が高いところにあります。

前述しましたが首都圏に位置するので、有名な進学校からの出願者も多いことも難易度の高さに関係してきます。

横浜市立大学医学部の入試概要

横浜市立大学医学部は浪人生や再受験生に寛容な大学ですので、現役生は要注意です。

>>医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

次に、下の表は入試科目と配点に関する表です。

前期日程

入試科目数学、英語、物理、面接、小論文
センター試験:二次試験1000:1200

表から、センター試験と二次試験対策の配点はどちらもかなり大きいので、二つともしっかり対策する必要があるので大変です。

早めの時期からセンター試験の対策を終わらせないと二次試験対策が間に合わない可能性があるので、学校の進度によっては自分で習っていないところを勉強する必要が出てきます。

横浜市立大学医学部の各科目の対策

英語

長文の量が多く、時間内に解ききるにはかなりの実力が必要となります。

長文の単語数は2000文字程度であり、和訳や要約などが出題されるため、読解の精度が必要になるので単語力と処理能力を問われます。

対策としては、過去問と他の大学の似たような分量の過去問を解く良いでしょう。

一橋大学や東京医科歯科大学の過去問辺りが良い練習になるでしょう。

数学

標準的な問題が多いですがかなり難しい問題も出題されます。

毎年似たような問題が出題されるので、過去問研究を必ず行いましょう。

かなり難しい問題では得点は期待できないので、標準問題で平凡なミスで失点しないようにしないと合否に関わってくるので気を付けましょう。

対策としては過去問と、青チャート等の網羅系問題集を解けるようにした後難易度の高い問題集に取り組めば大丈夫でしょう。

物理

応用問題やマイナーな問題が出題される癖のある試験です。

しかし、難易度はそこまで高くないのでしっかりと基本をマスターし、入試問題を解ければ大丈夫です。

対策としては学校配布の問題集を完璧にした後、過去問演習にしましょう。

化学

他の教科と同じく難易度は高いです。

幅広い分野から出題されるので山を張るのは危険ですが、構造決定などは毎年出題されるので傾向を把握しておくことは大切です。

対策としては、難しめの問題集である重要問題集や化学の新演習等をしっかりやりこまないと難しい問題に対応できないことがあります。

この二つの問題集を完璧にしてから過去問に取り込めば効率が良くなります。

生物

やや難しめの問題が多いですが、しっかり対策すれば安定します。

人体に関わる問題が多く、酵素や免疫などのある程度決まった範囲が多めに出題されるので傾向がつかみやすいです。

論述問題や作図、計算など様々ジャンルの問題があるので、自分の持っている問題集のあらゆる問題を解けるようにしておきましょう。

対策としては学校配布の問題集と過去問で大丈夫でしょう。

面接

専門的なことはあまり問われませんが、再面接が行われることがあるので注意です。

基本的な受け答えができれば大丈夫なので、学校の先生などに協力してもらいましょう。

小論文

毎年お題が変わるので、様々小論文のテーマについて練習していた方がよさそうです。

時事問題や海外留学について等が出題されていますが山を張るのは危険だと考えられます。

学校や予備校の先生にお題を指定してもらい、添削をお願いするとよいでしょう。

医学部予備校資料請求

医学部に落ちたくないなら医学部予備校に行くべき理由は?

僕は独学で医学部受験に成功しましたが、残念ながら独学にはこんなデメリットがあります。

独学のデメリット
・勉強の計画を自分で立てないといけない
・分からない問題について質問できない
・勉強の悩みを相談する人がいない
・医学部の受験情報について情報が入ってこない

なので、医学部を目指しているならば、医学部専門の予備校に通うことをおすすめします。

医学部予備校に通えば、医学部受験に関する情報が豊富に手に入り、さらに同じ医学部を目指す仲間もできるからです。

医学部予備校で出会った友人は一生涯の友になるし、ライバルがいるので、やる気もグンと上がります!

でも、どこの医学部予備校に通えばいいのかって分からないですよね。

そんな方は、医学部予備校ガイド医学部予備校の資料請求をすることをおすすめします。

全国73校の医学部予備校が掲載されているので、あなたにぴったり合った医学部予備校が必ず見つかるはずです。

ぜひ、いくつかの医学部予備校の資料請求をしてみてください。

特に指導方針であったり、自習室などの施設に注目して比べてみましょう。

 

✅ 医学部専門予備校に行くと医学部合格率が高くなる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

というのは浪人生にとっては最大の悩みどころでしょう。

私は医学部を目指して浪人する方には医学部専門予備校に行くことをお…

 

シェアする

フォローする