広島大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

日本の大学の中でもキャンパスが非常に広いことで有名な広島大学ですが、キャンパスの広さだけでなく、医学部の優秀さでも有名です。

そんな広島大学医学部医学科に合格するためには学力はもちろんのこと、様々な情報が必要となってきます。

今回は受験生の皆さんに広島大学医学部に関する情報をわかりやすくまとめて紹介します。

広島大学医学部とは?

広島大学医学部は医学科と保健学科の二つに分けられ、広島県広島市に大学キャンパスや附属病院を構えている国立大学医学部です。

広島県は第二次世界大戦中に原爆の被害を受けていることから、放射線による人体に及ぼされる影響などの研究に力を入れています。

また、地域医療にも力を入れており、医療系の他学部との共修で地域医療について考える授業などを行っています。

定員は120名で、前期90名、後期5名、推薦・AO入試で25名となっています。

カリキュラムとしては、低学年次では全学部共通の教養科目を履修し、高学年になるにつれて専門の講義が増えていくという一般的なカリキュラムとなります。

広島大学医学部について詳しく知りたい方はこちらの紹介動画をみましょう!

広島大学医学部の偏差値は高い?

広島大学医学部医学科の偏差値は69.5となります。

この偏差値は医学部の中でも上位に位置する偏差値であり、非常に高い学力が要求されることがわかります。

後期での偏差値はさらに跳ね上がるので慎重に考えて出願しましょう。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

広島大学医学部の倍率は高い?

広島大学医学部医学科の倍率は以下の通りです。

年度広島大学医学部医学科倍率(前期)
20185.8倍
20177.3倍
20166.9倍

年度広島大学医学部医学科倍率(後期)
20185.4倍
20174.0倍
20165.5倍

年度広島大学医学部医学科倍率(推薦)
20183.5倍
20173.9倍
20163.6倍

この表から前期日程の倍率は非常に高いと判断できます。

集まってくる受験生のレベルも高いので、この倍率は驚異的だと考えることができます。

後期日程ではそこまで倍率は高くないのが他の医学部と違って珍しいところです。

広島大学医学部の難易度は偏差値、倍率から考えると

広島大学医学部の難易度を偏差値や倍率から考察してみると、非常に難易度は高いという結論に至りました。

高倍率、高偏差値という難易度が高くなる要素が二つもあるので、難易度が高くなるのは当然です。

広島大学医学部の入試概要

広島大学医学部は浪人生や再受験に寛容な大学ですので、現役生の方は、ライバルは現役生だけでないことを頭に入れておきましょう。

>>医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

次の表は入試科目とその配点に関する表です。

前期日程

入試科目数学、英語、物理、面接
センター試験:二次試験900:1800

後期日程

入試科目数学、英語、物理、面接
センター試験:二次試験900:100

前期日程にはA配点とB配点があり、A配点では理科の配点が1200点となるのでしっかりと二次試験対策を行いましょう。

後期日程ではセンター試験の点数が90%程ないと厳しいので、出願する際は自分の点数を見極めましょう。

広島大学医学部の各科目の対策

英語

長い文字数の英作文の問題が出題され、難易度は高いです。

長文読解でも要約などの一筋縄ではいかない問題が多々あるので、日頃の長文演習の時に要約する練習も行いましょう。

対策として、学校配布のプリントをしっかりやることで十分に対策できます。

前述したとおり、解いた長文は要約して先生に添削してもらいましょう。

数学

難易度の高い問題と、標準的な問題が複合された試験です。

過去問対策なしでは太刀打ちできない問題が多いので、しっかり過去問研究を行いましょう。

対策としては、青チャート等の網羅系問題集の問題をある程度解けるようになったら過去問演習に移りましょう。

物理

基本的で典型的な問題が多く、高得点を狙える教科です。

裏を返せば、失点が許されない教科とも考えることができるので、公式や有名な照明などはしっかり押さえておきましょう。

対策としては、学校配布の基本的な問題集を完璧にすれば大丈夫です。

化学

物理と同じく標準的な問題が多いので高得点が狙えますが、計算ミスなどが出やすいので注意が必要です。

幅広い範囲から出題されるので、知識の抜け漏れがあると周りに差をつけられてしまいます。

構造決定などの慣れが必要な問題は毎年出題されるので過去問はしっかりチェックしましょう。

対策としては、重要問題集をある程度解くことができれば高得点は狙えると思います。

生物

問題はそこまで難しくないのですが、問題量、記述量が多く時間的に厳しいものがあるので、物理選択よりも不利と考えることができます。

実際に生物選択の合格者は少ないそうです。

対策としては、少し難しめの記述量の多い問題集を解くと良いでしょう。

解いた問題は絶対に添削してもらいましょう。

面接

圧迫面接ではなく、入試における重要度も低いので、緊張せずに受ける練習を行いましょう。

担任の先生などに協力してもらい、定番の質問の受け答えなどの内容を確認すると自信が持てるのでお勧めします。

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✅ 医学部専門予備校に行くと医学部合格率が高くなる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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