医学部受験合格の戦略|勉強法よりも重要な戦略とは?【保存版】

医学部受験合格の戦略とは?

私が1年程度で国立医学部に合格できたのは、戦略を立てて、医学部受験に取り組んでいたからです。

しかし、受験生を見ていると、勉強法レベルでは受験について考えているけれども、もっと大事な戦略レベルでは医学部受験について考えきれていないなと感じました。

今回は、医学部受験の合格戦略をテーマのお話をさせていただきます。

医学部受験合格の戦略とは?

医学部に合格するためには戦略が1番大事といってもいいです。

その次に、勉強法、勉強(実際にやること)という順番で重要になります。

戦略とは、勉強法よりももっと根本的な受験の方針です。

医学部受験における戦略は、具体的には、センター試験の社会科目の選択、理科科目の選択、どの医学部を受けるか、国立、私立どっちを受けるか、もしくは両方とも受けるかといったことになります。

これらの選択が受験生の合否に大きく影響するのです。

旧帝大に落ちた人でも地方の国立医学部を受験していれば余裕で合格できた場合もあるでしょう。

もし、物理ではなく、生物を選択していたら医学部に合格できたかもしれません。

このように、戦略をミスして、医学部に入れなかった人はたくさんいると考えています。

この記事では、医学部に合格する戦略について説明していきます。

勉強法については以下の記事を読むといいでしょう。

医学部一発合格のコツに初めて来てくれた方のために、これだけは読んでほしいという記事を紹介します。 10個だけ紹介するつ...

勉強の実践に関しては、やる気を出す方法を学ぶことが必要です。

やる気を出す方法を教えます! 私は高校中退偏差値40から1年で早稲田大学に合格、その後、1年で島根大学医学部医学科に合格しまし...

この記事で、戦略を学び、当サイトの上の記事で勉強法を学び、やる気を出す方法を学んだ上で実際に勉強をする。

そうすれば、間違いなく成績は伸びるでしょう。

どこの医学部を受けるかはめちゃくちゃ大事?

実は、医学部受験ではどの医学部を受験するかはめちゃくちゃ大事です。

最近、私はマーケティングで戦略論を学んでいます。

その中で、BASiCSという理論があるのですが、この理論では、B:Battle field(戦場)をどこにするかがとても大事だとされているのです。

医学部受験に当てはめると、どこの医学部を受験するかということになります。

国立医学部は、医学部によって、センター試験と二次試験の配点が全然違うし、科目の配点、面接の配点、教科の難易度が全く違うのです。

私立医学部に関しても、問題の難易度や再受験寛容度、科目の配点は医学部によって全然違います。

なので、いくら勉強を頑張ろうが、どこの医学部を受験するかで、合否が分かれているという実態があります。

個人の能力の違いや勉強に当てることができる時間も限られていること、医学部受験の競争の厳しさを考えると、どこを受験するかということが実はもっとも合否を決定する要因となるのは間違いありません。

なので、受験校選びは雰囲気で選ぶのではなく、しっかりと戦略的な視点から選んぶべきだといえるでしょう。

自分の強みを活かせる医学部を受験すべき?

あなたは受験における強みがありますか?

マーケティング論のBASiCS理論でも、S:Strength(強み)をどう活かすかということが重要とされています。

医学部受験という競争を勝ち抜くにも、まずは自分の強みを把握して、それを活かすことが合格するためには必要不可欠と言えるのです。

強みとは、競争相手となる他の医学部受験生よりも、自分が秀でているものになります。

誰でも気づいていないだけで、強みはあるものです。

例えば、英語が得意ならば、英語の配点が高い医学部を受ければいいでしょう。

また、実は、現役であるということも医学部受験では強みになります。

現役であれば、推薦入試や再受験差別がある医学部を受験することで有利になるのです。

このように、あなたの強みを分析して、あなたがもっとも受かりやすい医学部を受験することが合格確率を少しでも高めるために必要なことになります。

こういった視点で、医学部受験校を選んでいくことが戦略的な医学部受験をする上でとても重要なんです。

医学部受験で科目選択はどうやって選ぶか?

医学部受験では、有利な科目選択はある程度決まっていると考えています。

基本的には、理科は化学と生物、社会は倫理政治経済を選択するのがいいでしょう。

✅ 医学部受験での科目選択について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

医学部受験をするにあたり、まず最初に決めなければいけないのが選択科目です。 選択科目によっては、受かりやすい大学があったりしま...

ただし、あくまでもこれから勉強を始めるなどの多くの人にとって最適な選択であって、すでに物理をかなり勉強しているといった方は物理をそのまま選んだ方が効率がいいとはいえるでしょう。

国立医学部と私立医学部のどっちを受けるべきか?

医学部受験の戦略レベルで考えたときの最後の論点がこちらです。

「国立医学部と私立医学部のどっちを受けるべきか?」

医学部受験をする人は、以下のような取りうる選択肢があります。

❶国立医学部だけ受験

❷私立医学部だけ受験

❸国立医学部と私立医学部を両方受験

これらの3つの戦略のどれを選ぶかでも医学部合格確率は変わってきます。

MARCHレベルの受験ならば、数を受けた方がいいともいえますが、医学部受験ほど高度な競争が繰り広げられる場面では、戦略が合否に影響を与える度合いが大きいのです。

医学部は学費が高いので、人によって取ることができる選択肢は限られてきます。

多くの人は私立医学部に進学はできないでしょうからね。

そんな場合でも、自分が取りうる選択肢の中でもっとも合格を手にする確率が高くなる戦略はどれかを考えてみることはとても大切です。

私がオススメする選択肢は、以下のどちらかです。

❶国立医学部だけ受験

❷私立医学部だけ受験

国立医学部だけを受験するか、私立医学部だけを受験するかがもっとも合格確率が高くなると考えます。

国立医学部ではセンター受験が必須なのに対して、私立医学部では、センター試験を受けなくてもいいように、科目が全く違います。

なので、両方受けることで、無駄な時間が生まれるのです。

私立医学部を受験する人は、わざわざ国立医学部を受けるために、センター試験対策をするのは時間がもったいないといえます。

その時間を受験校の対策に使った方が合格率は上がると言えるでしょう。

もちろん、国立医学部と私立医学部を両方受けて合格する人はいますよ。

でも、それは結果論です。

全滅していた可能性もありますし、そういう人もたくさんいるでしょう。

あくまで受験をする前の段階でどういう戦略を取ればもっとも合格率が上がるかを分析すると、国立医学部だけか、私立医学部だけを受験するかがもっとも合格確率が高くなるといえるのです。

こういった受験の戦略を個人が立てるのは難しい?

このような受験の戦略を受験生が立てるのは難しいです。

私は元からこういった情報を調べて分析するのが好きでしたから、自分でできました。

しかし、かなり時間がかかりますし、受験生ならばその時間を勉強に当てた方がいいと思います。

医学部専門予備校に通うメリットはこういった受験の戦略を代わりに考えてもらえるということに尽きるでしょう。

お金で時間や労力を買うというわけです。

医学部予備校では、普通の大手予備校にはない医学部受験に関する情報やあなたの得意科目や状況から、もっとも受かりやすい医学部を提案してもらえ、さらに受験校ごとの対策も教えてくれるのです。

なので、こういった戦略を自分で考えることはできないという人や、そんなことを考えるくらいなら勉強した方がいいと考える人は医学部専門予備校に通うことを検討してみましょう。

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医学部に落ちたくないなら医学部予備校に行くべき理由は?

僕は独学で医学部受験に成功しましたが、残念ながら独学にはこんなデメリットがあります。

独学のデメリット
・勉強の計画を自分で立てないといけない
・分からない問題について質問できない
・勉強の悩みを相談する人がいない
・医学部の受験情報について情報が入ってこない

なので、医学部を目指しているならば、医学部専門の予備校に通うことをおすすめします。

医学部予備校に通えば、医学部受験に関する情報が豊富に手に入り、さらに同じ医学部を目指す仲間もできるからです。

医学部予備校で出会った友人は一生涯の友になるし、ライバルがいるので、やる気もグンと上がります!

でも、どこの医学部予備校に通えばいいのかって分からないですよね。

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✅ 医学部専門予備校に行くと医学部合格率が高くなる理由について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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