東海大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

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東海大学医学部は偏差値や倍率からみて入りやすいのかどうかをテーマに記事を書きました。

入試科目や配点などについても紹介しています。

※本記事では、「東海大学医学部医学科」についての紹介となります。

「看護学科」についての紹介ではありません。

東海大学医学部とは?

東海大学医学部は医学科と看護学科からなり、神奈川県伊勢原市にキャンパスや附属病院がある私立大学です。

附属病院である東海大学医学部付属病院は、特に重篤・急性期の患者の診療に力を入れており、近年話題となっている「ドクターヘリ」を所有していることでも知られています。

6年間の学費については3530万円で、私立医学部の学費が1850万円(国際医療福祉大学)~4550万円(川崎医科大学)とバラつく中、標準程度の学費と言えるでしょう。

様々な入試方式があるのが特徴で、一般入試(定員65名)、静岡県地域枠入試(定員3名)、センター試験利用入試前期、後期(それぞれ定員が10名、若干名)、さらに2019年度入試よりAO入試(定員5名)が導入されます。

ここでは、最も多くの人が受験するであろう一般入試についての情報をメインに、各入試方式についての情報を紹介していきたいと思います。

一般入試では、「理科1科目」での受験となることが大きな特徴です。

東海大学医学部の偏差値は?

東海大学医学部医学科の偏差値は65(河合塾のデータ)です。

私立医学部としては、標準的な偏差値です。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

東海大学医学部の倍率は高い?

東海大学医学部医学科の入試倍率は以下の表の通りです。

201820172016
32.3倍(4037/125)69.5倍(5071/73)34.9倍(4989/143)

※倍率は、「受験者数/最終合格者数(繰り上げ含む)」で算出。

私立医学部の倍率の相場はおよそ18倍程度ですので、それに比べるとかなり高い倍率となっていることが分かります。

2017年度の倍率がかなり高くなっていますが、これは繰り上げ合格者数が少なかったことによる影響です。

(参考:2016年:正規合格73名/繰り上げ合格70名、2017年:正規合格66名/繰り上げ合格7名)

東海大学医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると・・・

既にご紹介した通り、東海大学医学部の倍率はかなり高いです。

一方、偏差値は私立医学部の中では中堅程度です。

倍率については「理科1科目での受験が可能」という要素が大きく、理科の学習が間に合っていない現役生の狙い目となりやすいことなどが関係していると考えられます。

したがって結論としては、東海大学医学部の難易度は私立医学部の「中堅程度」と考えられます。

東海大学医学部の入試概要

平成31年の入試から、AO入試(希望の星育成)が導入されることが発表されました。

定員は5名と多くはありませんが、東海大学医学部の志望度が高い人はチャレンジする価値はあるでしょう。

各試験の募集人員について

平成31年入試の定員

試験一般入試センター利用前期センター利用後期センター静岡枠AO入試
定員6010若干名35

※一般入試の定員は、5名程度の変動があることが多いので注意してください。

試験科目と配点

試験はAO入試を除き、いずれの受験型も一次試験(英・数・理)と二次試験(小論文・面接)に分けられています。

複数の受験型を併願することができ、複数の受験型で一次試験に合格した場合、二次試験を同一日に受験することも可能です。

二次試験で課される小論文及び面接の配点は公表されていません。

一次試験の配点は、以下の通りとなっています。

一次試験の配点

科目英語数学理科
配点100点100点100点

※理科は物理・化学・生物の中から1科目選択。

※入試は2日間実施。どちらか1日のみの受験も可能。2日とも受験した場合、合否の判定には「総得点の高い方の日の得点」が使用される。

センター利用前期・後期・静岡枠

科目英語数学理科
配点250点200点200点

※英語は、「リスニングも利用」されます。

※数学は「数学1A」「数学2B」それぞれ100点ずつ。

※理科は「物理」「化学」「生物」から2科目選択。各100点。

AO入試について

試験内容
一次選考小論文、面接
二次選考オブザベーション評価、面接
最終選考センター試験

※オブザベーション評価とは、「個人やグループで課題に取り組む態度などを通して、思考力や発信力などを評価」する試験。

※最終選考のセンター試験では、科目配点は上記のセンター利用の入試と同様。80%以上の得点率が条件。

入試問題の難易度について

一般入試

試験問題の難易度としては、それほど高くはありません。

目安としては、「センター試験よりも多少難易度の高い問題が含まれる」といったところです。

ただし、その分合格に必要な点数も高くなります(おおよそ85%が目安)。

問題を「速く・正確に」処理する力が求めらる試験となっています。

センター利用入試(前期)

後期、静岡枠などについてはデータが少ないため、合格に必要な得点率は分かりませんが、センター利用前期試験の合格得点としては、「およそ9割程度」といったあたりになります。

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