「面接苦手なんだよな!でも、医学部行きたい。」
そんな方は医学部だけど面接なしで受験できる医学部を受験してはどうでしょう?
数は少ないですが、実は、あるんです!
学力さえあれば面接なしで受験できる医学部が!
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面接なし医学部はどこ?
面接なしの医学部は、2019年度入試では、九州大学のみです。
その他の国公立医学部、私立医学部にはすべて面接があります。
以前は、東京大学も面接なしだったのですが、ついに面接が導入されてしまいました。
医師には高い倫理観が求められるために、倫理観の欠如した人は面接をすることでふるい落とそうという目的があると考えられます。
昨今、医師による不祥事が目立つことも理由かもしれません。
といっても、滋賀医科大学などのように形だけの面接を実施している医学部も少なくありません。
面接が苦手な医学部受験生は面接が厳しくない医学部を受験することをおすすめします。
東京大学理科Ⅲ類(現在は面接あり)
2次試験の科目と配点
英語 | 120点 |
数学 | 120点 |
理科2科目 | 120点 |
国語 | 80点 |
東京大学理科Ⅲ類とは、いわゆる東京大学医学部のことです。
さすがに最高学府ということだけあって、医学部なのに面接がないんです。
ですが、ここに入るためには、並大抵の頭脳では無理です。
受験を極めた天才でなければ入ることは許されません。
だからでしょうか?
「そこまで飛びぬけて優秀な奴に変な人はいない!」
「医師として不適切でも、医学に貢献できる人材であるかもしれない!」
という判断からでしょうか?
真意はわかりませんが、東京大学理科Ⅲ類の2次試験に面接はありません。
しかし、東京大学理科Ⅲ類に合格できる頭脳があれば、面接で自分をどうアピールすれば
よいかなんて簡単なことでしょう。
面接がない理由も「どうせ優秀なので、やっても意味がないから」なのではないでしょうか?
九州大学医学部
2次試験の科目と配点
英語 | 200点 |
数学 | 250点 |
理科2科目 | 250点 |
九州大学医学部も旧帝国大学医学部の一角をなすいわずとしれた名門です。
医学部の中で東京大学、京都大学の次くらいに入るのが難しい大学なんです。
ここも東京大学と同じような考えからでしょうか?
2次試験に面接がないんです。
高い学力を有するものは、面接に合格するためにどうすればよいかを
分かっているので、おかしな考え方をしていても面接をしたくらいでは
見抜けないんですよ。
だから、結局面接をするのは時間の無駄ということなんでしょうか。
ただし、これは本当にトップレベルの学力を要求される一握りの大学だけに
できることであって、それ以下の普通の大学では
医師として適正であるかどうかを判断するのに面接を実施することが有効でしょうね。
面接はちゃんと準備すれば大丈夫
「面接苦手なんだよな」
って人も心配しないでください。
面接はちゃんと準備すれば大丈夫です。
聞かれることは大体決まっているのでネットで調べたら出てきます。
後は、その質問に対する自分なりの答えを考えておくことが大切です。
そして、予備校の先生、友達などと面接の練習をしておけば準備完了です。
さらに、当日は、身だしなみに気を付けておけば問題ないでしょう。
面接でよくある質問とその答え方を書いてますので、面接対策にどうぞ。
就職活動で培った面接の技術をまとめてます。よかったら参考にしてください。
東大理科3類で、面接をやるようになったなら、理科2類の方が偏差値が上がる可能性があります。東大理科2類からでも医学部に行くことは可能だからです。3類からよりは難しいですが。