札幌医科大学医学部は難易度や偏差値、倍率から入りやすい?

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札幌医科大学医学部は難易度や偏差値、倍率から入りやすい?

国立大学医学部に関してはよく知っているけど、医科単科大学に関してはよくわからない!という方は多いと思います。

本記事は、医科大学の一つである札幌医科大学の偏差値や倍率の観点から難易度を考察したり、各科目の対策等を紹介する記事です。

札幌医科大学医学部とは?

札幌医科大学医学部は医療系の学部のみを設置した北海道札幌市に大学キャンパスや附属病院を構えている公立医科大学です。

旧設公立医科大学であり、なかなかの歴史を持った大学であり、地元出身の学生が多い印象があります。

定員は110名で、前期日程75名(内55名は北海道医療枠)、推薦枠35名という配分です。

カリキュラムは、医療大学ですが一年次には教養科目を中心とした時間割が組まれるようで、春休みなどの期間中に実習が行われたりと、割と忙しいカリキュラムとなっています。

札幌医科大学医学部の偏差値は高い?

下の表に札幌医科大学の偏差値をまとめてみました。

おおよその偏差値は67程度で、医学部全体での偏差値としてははやや高い程度だと思います。

河合塾東進平均
札幌医科大学65.069..067.0

札幌医科大学医学部の倍率は高い?

札幌医科大学医学部の倍率はやや高めの結果となりました。

筆者個人の予想ですが、北海道出身の学生の枠が多いため北海道の受験生がかなり集まってくることに加え、一般枠が少なく少し人数が集まっただけで倍率が上がってしまうことが原因だと思います。

年度札幌医科大学倍率(前期)
20184.2倍
20174.3倍
20163.2倍

札幌医科大学医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると?

札幌医科大学の難易度を偏差値、倍率から考察してみると、医学部の中ではやや難程度だと思います。

医学部以外の学部を比較対象に入れるのならば超難関であることには間違いないので注意しましょう。

札幌医科大学医学部の入試概要

札幌医科大学医学部は浪人生や再受験生に厳しい大学ですので、北海道民で現役生の方には狙い目の医学部です。

何故狙い目かというと、前述しましたが北海道民の入学枠が多く、他の地方からの受験生が少なく北海道内での戦いとなるので、やや易しめの戦いになると予想できます。

以下の表に入試科目と配点まとめてみました。

前期日程

入試科目数学、英語、理科二科目、面接
センター試験:二次試験700:700

センター試験と二次試験の配点が同じなので、センター試験の時点で得点率9割以上あれば、なかなか安心できると思います。

しかし、二次試験での逆転も十分にあり得る点数配分なので、二次試験対策もちゃんと行わないと、思わぬ逆転負けをしてしまう可能性があるため、注意しましょう。

センター試験対策と二次試験対策をいかにバランスよく行うかがカギとなりますが、お勧めの対策の仕方は、センター試験対策期間(11月~12月)に入ってもセンター試験の過去問ばかりではなく二次試験の問題も軽く解いておくというやり方です。

センター試験の対策中に記述問題を解くことで、息抜きにもなったりするのでぜひ試してみてください。

札幌医科大学医学部の各科目の対策

札幌医科大学医学部の各入試科目についての特徴や対策について紹介します。

英語

長文の文字数が非常に多く、医学系の文章が出題される傾向にあり、難易度は非常に高いものとなります。

過去問等で対策するのがお勧めですが、他の医療系の単科大学の過去等でも医療系の長文が出題されていることが多いので、探して解いてみるとよいです。

和訳や英作文は先生に添削してもらうことをお勧めします。

また、生物の教科書を持っている人等は、用語が教科書の下の方に英語で書いてあるので意識して覚えるようにしましょう。

数学

近年標準的な問題な問題が多くなってきたため、標準~やや難程度の難易度となります。

微積がほぼ毎年のように出題されており対策は必須で、数列やベクトルもよく出されるテーマであり、過去問等で傾向がつかみやすい問題が多いです。

しかし、稀に難問が出題されたり、医科大特有の計算が煩雑な問題が多かったりと時間が足りなくなくなる可能性があるので、時間を見ながら問題を解く癖をつけておきましょう。

お勧めの参考書は、チャートシリーズ(青が特にお勧め)や、理系数学の良問プラチカ等が良いと思います。

物理

広い範囲から出題されますが、全体的な難易度は標準程度で稀にやや難程度の問題が出題されます。

力学は毎年出題されているようですが、他の単元はコロコロ変わっているようです。

基本的な問題も多いので、学校配布の問題集等を完璧にした後、過去問等で対策し、苦手分野を再度補完すると良いでしょう。

化学

難易度は標準~やや難程度で、傾向がつかみやすいようです。

化学平衡に関する問題が頻出であり、化学平衡は小手先のテクニックでは解けないような問題が多いのでしっかりと理解しておきましょう。

お勧めの参考書は重要問題集や化学の新演習で、これらの問題が解けるようであれば札幌医科大学の化学ではある程度通用すると思います。

生物

物理・化学よりは難しいものの、他の医学部に比べればやや易しい印象があります。

知識問題等で点を落とすとかなり勿体無いので、教科書・資料集の内容は完璧に把握しましょう。

教科書・資料集をしっかり読み込み、重要問題集や標準問題精講等をやりこむとよいです。

面接

面接点が公開されていないので何とも言えないのですが、北海道出身かそうでないかでは点数が変わる可能性が高いと思います。

北海道以外からの受験生は、何故北海道の大学を志望したのかを明確にしておくべきです。

圧迫面接ではないようなので、面接の雰囲気に気圧されることはないでしょう。

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