私立医学部偏差値が昔は４０とめちゃ低いのは事実か？

私立医学部の偏差値が昔は４０ほどだった時代があります。

最近はどの私立医学部の偏差値も６０を超えていることを考えると、信じられない人も多いでしょう。

頭の良い人は東大ではなく、みんな医学部を目指す時代になってきています。

今回は、私立医学部の昔の偏差値をテーマに書かせていただきます。

私立医学部の偏差値が昔は４０とめちゃくちゃ低かった？
昔の私立医学部はレベルが低かった？
昔の私立医学部の偏差値なんて考えても意味がない

私立医学部の偏差値が昔は４０とめちゃくちゃ低かった？

私立医学部は昔は偏差値が４０を切る大学もありました。

特に1985年のバブル時代に私立医学部の偏差値が最も低かったのです。

愛知医科大学と藤田保健衛生大学は現在は偏差値が６５とめちゃくちゃ高いですが、１９８５年は偏差値が４０以下でした。

正直、今見ても信じられないと思います。

順天堂大学も今では偏差値が７０もありますが、昔は偏差値が５０しかなかったんです。

私立医学部に関しては、大学の方針次第で、大学の人気が一気に高くなる可能性があるということが伺えます。

以下の表は私立医学部の河合塾における偏差値推移です。

河合塾偏差値推移

年代	1975	1985	1995	2010	2015
慶應義塾大学医学部	67.5	70	70	72.5	72.5
東京慈恵会医科大学	–	60	62.5	67.5	70
順天堂大学医学部	50	50	62.5	70	70
日本医科大学	60	65	62.5	70	67.5
昭和大学医学部	52.5	50	62.5	67.5	67.5
東京医科大学	52.5	55	65	67.5	67.5
東邦大学医学部	55	52.5	57.5	67.5	67.5
大阪医科大学	57.5	57.5	65	67.5	67.5
関西医科大学	55	55	62.5	67.5	67.5
近畿大学医学部	50	52.5	57.5	67.5	67.5
岩手医科大学	52.5	52.5	57.5	65	65
日本大学医学部	55	55	60	67.5	65
東京女子医科大学	55	52.5	57.5	65	65
杏林大学医学部	47.5	50	60	65	65
帝京大学医学部	47.5	47.5	57.5	65	65
金沢医科大学			55	67.5	65
愛知医科大学	47.5	37.5	60	65	65
藤田保健衛生大学	47.5	40	60	65	65
兵庫医科大学	47.5	52.5	60	62.5	65
久留米大学医学部	55	50	60	65	65
福岡大学医学部	47.5	50	60	65	65
獨協医科大学	47.5	50	60	62.5	62.5
埼玉医科大学	47.5	45	57.5	65	62.5
東海大学医学部	47.5	45	60	65	62.5
聖マリアンナ医科大学	47.5	47.5	57.5	65	62.5
北里大学医学部	47.5	45	60	65	62.5
川崎医科大学	47.5	47.5	55	65	65

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昔の私立医学部はレベルが低かった？

昔の私立医学部はとてもレベルが低かったそうです。

バブルの頃なので、３０年以上前にはなりますが。

トップレベルの大学以外は、偏差値がめちゃくちゃ低くて、お金さえ払えば医師になれるといった時代があったようです。

バブルでお金持ちになった土建屋の社長が息子は高学歴にしたいということで私立医学部に活かせるという人がたくさんいたそうな。

正直、今の私立医学部人気と倍率や偏差値の高さを考えると信じられません。

３０年前に生まれていたらこんなに勉強しなくてもよかったのに・・・

って思ってしまう人も少なくないのでしょう。

私たちの時代は、大変言い方が悪いですが「私立医学部にいく連中ってーのは、医者のボンクラ息子」と言われてました。あまりにもレベルが低く「人の命を預かる職業で、このレベルは…」と社会問題化した時期もあります。
もちろん、慶應、自治医科、防衛医大は別。東京慈恵医大、日本医大、東京医大や産業医大はそれに次ぐレベルではありました。ただ、それ意外の大学は…
出典：昔の私立医学部（慶応除く）って偏差値４０台