医学部予備校の費用の相場はどれくらいか?1000万円する場合も?

医学部予備校の費用の相場をテーマにお話をしたいと思います。

医学部予備校の費用といっても個別指導型か集団型、あるいはどちらも併用するかどうかで大きく変わってくるでしょう。

さらには、自宅から通うか、寮に入るかでも必要な費用は全然違います。

そこで、この記事では医学部予備校に通うことを検討している方のためにいろいろなパターンで医学部予備校に通う場合を想定してそれぞれの費用を算出したいと思います。

まずは一般的な集団指導型の医学部予備校の費用について考えてみましょう。

集団指導型の医学部予備校の費用は安い?

集団指導型の医学部予備校の費用は比較的安いです。

集団指導といってもほとんどの医学部予備校は1クラス10名以下ですから、指導が適当になるわけではありません。

先生は一度にたくさんの生徒に対して授業ができるので、学校側としても授業料を安くすることができるんですね。

医学部レベルの授業を教えることができる講師というのは一握りなので、ある程度優秀な先生を確保するにはお金がかかるので仕方のないことでしょう。

では、集団指導型の医学部予備校の費用はいくらなのでしょうか?

東京にある集団指導がメインの医学部予備校の費用の平均は、以下のようになりました。

集団指導型の医学部予備校の平均費用

313.6万円

※選抜がないコースの平均
※東京の22校の医学部予備校の平均

これは、選抜がない誰でも入ることができるコースの平均費用になります。

授業料を公開している東京の医学部予備校22校の平均値です。

医学部予備校によっては、費用以外に教材費、季節講習費用、システム利用料などという名目でどんどん費用が増えることがありますので、注意した方がいいでしょう。

他にかかる費用も最初に確認しておきましょう。

集団指導型の医学部予備校の平均費用は313.6万円なのでこれより安いと割安ということになりますね。

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個別指導型の医学部予備校の費用は高い?

個別指導型の医学部予備校の費用はいくらか調べてみました。

基本的に個別指導型の医学部予備校の費用は高いです。

マンツーマンでプロ講師に教えてもらうため、費用が高いのは仕方がありません。

しかし、個別指導型の医学部予備校にはそれだけの価値があります。

講師が一人ひとりの生徒の特性を把握できるので、生徒が本当に必要としている内容の授業を行うことができるのです。

逆にいうと、必要なことはやらなくていいので無駄をなくすことができ、最短で成績を上げることができます。

また、生徒個人の特性からその生徒が本当に受かりやすい大学を提案できる確率が高くなるでしょう。

だから、合格率が高くなると考えられるのです。

では、個別指導型の医学部予備校の費用はいくらなのでしょうか?

個別指導型の医学部予備校の平均費用

1時間あたり11500円

※時給換算の東京の医学部予備校5校の平均
※医学部専門でない個別指導塾は除外

医学部レベルの授業をできる講師は限られています。

そのため、個別指導型の費用の平均は1時間あたり11500円です。

多くの予備校は時給換算で費用が決まるので、科目を多くとればとるほど費用が高くなります。

逆に1科目だけしかとらないといった場合は、費用は安くなりますね。

私立医学部の場合、英語、数学、理科2科目、小論文と5科目すべて教えてもらうとがっつり指導してもらうとなると500万円を超える場合もあります。

人によって費用が変わってくるので100~600万円くらいの幅があると考えておけばいいでしょう。

500万円出してでも1年で合格できれば安いものですよ。

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医学部予備校の寮の費用はいくら?

医学部予備校の費用は高額ですが、寮に入るとさらにお金がかかります。

いったいいくら費用がいるのでしょうか?

寮の費用は医学部予備校によって変わってきます。

食事つきのところもあればそうでないところもあり、サービスの度合いによってさまざまです。

だいたい150万円~300万円が寮の費用の相場となっています。

自炊している時間なんて医学部受験にはありません。

寮に入るなら食事つきの寮にするのがおすすめですね。

医学部予備校の費用を安くする方法

医学部予備校の費用を安くする方法を紹介させていただきます。

まずは予備校の選抜試験を受けることです。

選抜試験に通れば上のクラスに入ることができるだけでなく、授業料が大幅に安くなります。

医学部予備校によっては80%オフになるところもあるのです。

なので、積極的に選抜試験は受けましょう。

もしくは、最近受験した模試の成績がいい場合や医学部医学科の一次試験の合格実績などがある場合も授業料を安くしてもらえる可能性があります。

なので、模試の結果や合格証明となるものは捨てずにとっておきましょう。

予備校の先生に特待制度の有無を聞くことも忘れてはいけません。

医学部予備校は合格実績が欲しいので成績のいい生徒さんは何としてでも入れたいものなんですよ。

また、2月後半から3月に入学を決めると早期割引を受けられる医学部予備校もあります。

これによって、入学金免除や授業料が安くなることがあるのです。

すでに早い時期から医学部予備校への入学を考えておられる方は早いうちに医学部予備校を決定した方がお得ですよ。