医学部の卒業年齢は何才か?をテーマにお話をしたいと思います。
医学部の卒業年齢は最短で24歳?
医学部の卒業年齢は最短で24歳です。
日本の医学部の在学期間は6年間あります。
高校を卒業して現役で医学部に合格して入学すると18歳です。
そこから6年間で留年せずに医学部を卒業できた場合、24歳で卒業することになります。
しかし、卒業年齢が24歳となるのはごく一部です。
まず医学部は浪人生が圧倒的に多くいます。
私立医学部全体では浪人生が80%近く、国立医学部でも約50%が浪人生です。
浪人生といっても1浪から5浪くらいまでばらばらなんですよね。
こういった浪人して医学部に入った人たちの卒業年齢は25歳~29歳になるのです。
また、医学部は他の大学を卒業してから再度医学部に挑戦する再受験生がたくさんいます。
大学によりますが、およそ10~20%はいるでしょう。
再受験生の年齢はさまざまで20歳前後~60歳までほんとにいろんな人がいるのです。
再受験生の場合は、卒業年齢は26歳~66歳となりますね。
留年したら卒業年齢も遅くなる
医学部は留年が多いです。
1回留年する人から何度も留年する人までさまざまな人がいますね。
留年すれば当然卒業年齢も遅くなります。
なので、こういった事情から医学部の卒業年齢は結構遅いですね。
だいたい24~27歳くらいで卒業する人が一番多いと考えられます。
アメリカの医学部の卒業年齢は?
アメリカでは、医学部は普通の4年生の大学を卒業してから入る仕組みになっています。
なので、18歳で大学に入って卒業してから22歳で入学します。
しかし、アメリカの医学部は4年生なので卒業年齢は26歳です。
ただし、アメリカには飛び級制度があるので、もっと若くして医学部を卒業することもできるようになっています。
20歳くらいで医学部を卒業することもできるということですね。
ヨーロッパの医学部の卒業年齢は?
ヨーロッパの医学部の卒業年齢はどうなのでしょうか?
ドイツやイギリスについて調べてみました。
ドイツ
高校卒業18歳⇒医学部6年間⇒卒業年齢24歳
イギリス
高校卒業17~18歳⇒医学部5年間(6年間)⇒卒業年齢22~24歳
どこの国も同じようなものですね。
だいたい医学部の卒業年齢は24歳程度です。
イギリスは高校が2年制のところがあり、医学部も5年制のところもあります。
なので、最短で22歳で医学部を卒業することが可能です。
どの国でも医師になるには、24歳くらいまで勉強する必要があるんですね
それだけ医師になるには知識だけでなく人としての教養が必要ということでしょう。