指定校推薦とは?面接で落ちる理由や確率は?1%が落ちる?

指定校推薦の面接で落ちることはあるのでしょうか?

一般的に指定校推薦の面接で落ちることはなく、99%合格するといわれています。

しかし、1%落ちることはあるのです。

また、指定校推薦で受験するには校内選抜がありますが、校内選抜で落ちることはよくあります。

今回は指定校推薦の仕組みから面接で落ちる理由などについて考えていきたいと思います。

まずは、そもそも指定校推薦とは何か?というところから始めていきましょう。

指定校推薦の参考書としてはこちらがおすすめです。
志望理由書の書き方が分からない、面接ってどんな受け答えをすればいいのか分からない方にぜひ読んでもらいたい内容となっています。

指定校推薦とは?ほぼ100%合格する?

指定校推薦とは、大学側が指定した高校に対して与えた一定の人数の推薦枠をもらった人たちが受験する入試のことです。主に私立大学で行われていて、高校のレベルによって、推薦枠の人数が異なっています。

高校では、指定校推薦志望者の中から選抜が行われ、選ばれたものだけが指定校推薦をもらうことができるのです。

指定校推薦さえもらえれば、ほぼ100%合格することができるので、実質的に校内選抜が受験と同じと考えてもいいでしょう。

校内選抜の基準は、入学から高校3年生1学期までの成績(評点)、生徒会や部活動、生活態度、先生の間での評判などから総合的に評価されます。

なので、結構基準はあいまいですね。

指定校推薦をもらうと、大学の一般入試を受けずに難関大学に合格できるので、お得だと思われがちです。

しかし、実際は勉強、部活動などを3年間ずっと頑張らなくてはいけないので、結構大変だと思います。

部活動などが苦でなく、先生と仲良くするのが上手な人におすすめです。

指定校推薦の流れはこんな感じ。

指定校推薦の流れ
6~8月  指定校推薦の募集発表

7月~   校内選抜

9~10月 校内選抜の結果が出る

10月~  指定校推薦の出願

11月~  試験(面接・小論文)

推薦枠の人数や条件が高校ごとに異なるし、募集の時期も高校によって違うので、指定校推薦を狙っているなら早めに4月くらいには担任の先生に相談することをおすすめします。

指定校推薦の校内選抜で落ちる理由は?

指定校推薦をとるには、校内選抜に合格しなければいけません。

しかし、これがやっかいで指定校推薦の推薦枠は学校ごとに限られていますから、志望者が多いと落ちることがあります。

では、どういうときに指定校推薦の校内選抜に落ちるのでしょうか?

こちらが指定校推薦の校内選抜で落ちる理由の一覧になります。

指定校推薦の校内選抜で落ちる理由一覧
学校の成績(評点)が基準値に達していない
部活動などをしていない
先生の間で評判が悪い
生活態度が悪い
欠席や遅刻が多い
模試の成績が悪い

推薦枠が限られているので、校内選抜をする場合、まずは成績が基準値に達しているかというのが評価の基準になります。

基準値は高校ごとに変わっていて、評点平均4.0以上、欠席20日以内という形です。

成績が同じなら部活動や生活態度や先生の間の評判が影響することになります。

これらの要素を指定校推薦志望者の中で比較して落ちる人が決められているのです。

指定校推薦の面接で落ちる理由や確率は?

指定校推薦ってほぼ100%受かるっていわれてますが、実際少数ですが落ちる人がいます。

2017年の慶応大学の指定校推薦の結果がこちらになります。
2017年慶応義塾大学 指定校推薦結果

学部出願者数合格者数合格率
法学部 178 178 100%
商学部 248 243 98%
理工学部 207 207 100%
薬学部薬学科 21 21 100%
合計654649 99.2%

出典:慶応大学 学部入学案内より作成

上の慶応大学の2017年度の指定校推薦の結果によると、合格率は99.2%とかなり高いです。

しかし、約1%の人が落ちています。

こちらは上智大学の指定校推薦の結果です。
2017年上智大学 指定校推薦結果

学部出願者数合格者数合格率
文学部178178100%
教育人間科学部6464100%
経済学部8585100%
法学部157157100%
経営学部949297.9%
総合文化政策学部5555100%
理工学部15615599.4%
社会情報学部7070100%
地球社会共生学部5858100%
合計91791499.7%

上智大学の指定校推薦でも、たった3人ですが、落ちる人はいるようです。

では、どういった人が指定校推薦で落ちるのでしょうか?

指定校推薦の科目は大学によって違います。

面接のみのところもあれば、面接と小論文が必要な大学もありますね。

なので、小論文ならば、

「白紙で提出した」
「全く違うテーマで書いた」
「名前を書いてなかった」
「おちょくるようなふざけたことを書いた」

などの普通にやってたら起こりえないことをしなければ小論文で落ちることはまずないと思います。

面接だったら、

「ずっと無言」
「意味の分からないことを発言」
「奇声を発する」
「態度がふざけている」

などといった人として常識外れなことをしないかぎり落ちることはありません。

なので、面接や小論文をきちんと受験して落ちるというよりも、落ちる人は、体調不良などが理由で、そもそも面接や小論文に行かなかったとか遅刻してしまい受験できなかったということが落ちる理由としては多いと考えられます。

なので、受験前の体調管理はしっかりとした方がいいですね。

しっかりとした睡眠をとって、外出する際はマスクを着用するのを忘れないようにしましょう。

また、面接や小論文の出来以外で落ちることもあるでしょう。

例えば、事故や事件を起こしてしまったり、学校を停学になってしまったら高確率で落ちることになります。

また、出願した後で、両親が事故やリストラなどにあってしまい、大学の授業料を支払うことができなくなることで受験を放棄してしまったりする人もいるかもしれません。

このように、指定校推薦で落ちるというのは、よほどのことがない限りありえません。

ちゃんと受かるつもりで受験していれば慶応大学や上智大学であろうが、ほぼ100%受かるんです。

落ちる人は、自分で受験を放棄してしまって受験会場に行かなかったり、解答用紙を白紙で出したりといった人がほとんどだと思います。

指定校推薦で選ばれる人というのは、ある程度の高いレベルの高校で真面目に勉強や部活動をしっかりしてきた人です。

だから、面接や小論文の対策もするはずですよね。

すると、普通にやってれば最低限落ちないレベルに面接や小論文をこなすことができるはず。

なので、普通に対策して普通に受験しさえすればまず落ちることはないでしょう。

あまり心配しなくても気楽に構えてやってみてはどうでしょうか?

指定校推薦で落ちると高校に迷惑がかかる?

指定校推薦とは、大学側が高校を信用して推薦枠を与えることで、質の高い学生を確保するというシステムです。

よっぽど受験態度が悪くないと落ちません。

しかし、もし指定校推薦で落ちると高校への指定校推薦が来年から取り消される可能性があります。これは、常識外れな学生しかいない高校にほぼ合格できる推薦枠は与えられないからです。

また、指定校推薦で大学へ入学した場合、大学の授業も頑張った方がいいということは知っておいてください。

大学側は指定校推薦で入学した学生の成績を追跡して調査しています。

もし、指定校推薦で入学した学生の成績が悪かったり、退学などしようものなら母校の高校の指定校推薦が取り消されてしまうこともあるのです。

大学側はあくまで質の高い学生を確保するために指定校推薦を行っています。

なので、質の低い学生に推薦枠を与えた高校は信用できないということになるんですね。

指定校推薦で大学へ入学した場合は、高校の後輩に迷惑をかけないためにも大学の授業には真面目に取り組むことをおすすめします。