TOEICスコアで目標とすべき目安とレベルは?

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TOEICスコアで目標とすべきスコアはどれくらいか?

そして、そのスコアはどれくらいの英語力があることを示すのか?

をテーマにお話しをしたいと思います。

1. てかTOEICって何なの?

TOEICスコアの目安について話す前にそもそもTOEICがどんなテストなのかについて知っておかなくてはなりません。

TOEICとは、英語でのコミュニケーション力を測定する試験です。日本では年間250万人以上の人が受験しています。多くの人が受験しているので知名度があるため、はるかに難しい英検1級よりもTOEIC900点の方が評価が高くなっています。

基本的にTOEICというと、TOEIC Listening & Reading Testのことを意味します。他にもTOEIC Speaking & Writing Tests、TOEIC Speaking Test、TOEIC Bridge Testなどの種類がありますが、まだまだ受験者数も少なく知名度はありません。

なので、受験をするなら”TOEIC Listening & Reading Test”を受験するようにしましょう。

TOEICテストの概要

受験料5,725円 (税込)
問題数200問(リスニング100問、リーディング100問)
試験時間2時間(リスニング45分、リーディング75分)
受験者数271万人(2016年)
試験日程年10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)全国80都市で行われる
結果表示990点満点(リスニング・リーディングともに495点満点)
試験内容問題用紙はすべて英語で、解答はすべてマークシート方式。英語を「聞く」「読む」能力を測定する日本で最も人気のある英語の試験。

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2. TOEICスコア、就活で有利になる目安は?

就職活動で有利になるTOEICスコアの目安は、志望する業界や職種、他の受験者の英語能力によって変わってきます。

英語を全く使わない業界でしたら600点でも受験者の中で高い方かもしれませんし、英語を使う業界でも商社、メーカー、外資系企業などの業種によっても変わるでしょう。さらに、国内勤務か、海外赴任かによっても変わってきます。

総合商社は、ほとんどが730点を基準としています。外資系企業ならば900点は必要です。メーカーや金融、不動産などの日本の大企業も最近は英語を重視する傾向が強くなっており、700点以上はないとアピール材料として使うことはできません。

以下に、TOEICスコアを採用基準として発表している企業をまとめました。

あなたが目指す業界や会社が求めるスコアを目安に目指すのがいいと思います。

求めるTOEICスコア企業
TOEIC920点以上サムスン(課長クラス)
TOEIC900点以上リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン株式会社
外資系エグゼクティブサーチファーム
松下電器(国際広報)
サムスン
TOEIC860点以上三菱商事(海外留学基準)
富士通(海外出張基準)
野村ホールディングス
TOEIC850点以上オーストラリア大使館(商務官)
NTTコミュニケーションズ
TOEIC800点以上HYUNDAI
LG電子
野村不動産
住友不動産
KDDI(昇進基準)
日立製作所(幹部候補基準)
楽天株式会社
大阪ガス株式会社(国際会計)
株式会社コナミデジタルエンタテインメント(ゲームプランナー)
マクドナルド(海外赴任基準)
 TOEIC750点以上三井物産(入社3年以内)
JTB
丸紅(入社5年以内)
三菱商事(課長基準)
三菱自動車工業株式会社
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
  TOEIC730点以上ソフトバンク
日本IBM(次長基準)
丸紅(海外赴任基準)
住友商事(海外赴任基準)
三菱商事(海外赴任基準)
三井物産(海外赴任基準)
双日(海外赴任基準)
   TOEIC700点以上 NTT東日本
ヤマト運輸
伊藤忠商事(4年目、海外赴任基準)
ファーストリテイリング
キリンビール
みずほ証券(海外赴任基準)
資生堂(海外赴任基準)
シャープ(海外赴任基準)
旭化成
三菱自動車
三菱電機
ブリジストン

3. TOEICスコアの目安にどうぞ!僕が英語でできるようになったこと【実体験】

TOEICで何点とれば具体的に何ができるようになるのかを知りたい人が多いと思います。

また、実際に僕が500点から855点になる過程でできるようになったことも紹介させていただきます。

以下はTOEIC運営元が以前公開していた目安だそうです。(現在は見つけられず)

初級下レベル:400点~495点(英語で書かれた看板を見て理解できる)
初級上レベル:500点~595点(英語で簡単な質問が理解できる)
中級下レベル:600点~695点(英語のメモが理解できる、ゆっくりとしたスピードで話された場合の道順の説明が理解できる)
中級上レベル:700点~795点(英語で書かれた社内文書や仕事の進め方について理解できる)
上級下レベル:800~895点(Webから英語で書かれた情報の収集同僚との議論を理解できる)
上級上レベル:900点〜990点(英語で書かれた高度な専門書を理解できる、ネイティブの議論を理解できる)
出典:campus magazine

僕自身は早稲田大学に入ったばかりの頃は500点後半くらいだっと思います。そのころで、英語で簡単な質問くらいなら理解できていました。しかし、海外旅行に行ったときに電車のアナウンスは聞き取れませんでした。

その後、就職活動のために勉強して670点になりましたが、全く英語を話すことはできませんでした。外国人に道を聞かれてもパッと英語がでてこないレベルです。映画を字幕なしで見ることにも挑戦しましたが、全くりかいできませんでした(笑)

去年の夏から2か月半TOEICを勉強して855点になった後は、かなり英語力が上がった実感がありましたよ。外国人に英語で道を聞かれたときも即座に英語が口から出てくるんです。電車内で英語のアナウンスが流れてるのも問題なく聞き取れるようになりました。街中で英語が聞こえるとつい集中して聞き取ろうとしてしまいます(笑)

なので、日常生活レベルで使いたいとか、海外旅行に行きたいとかいう人でも最低TOEIC800点はないと英語は使えないというのが僕の実体験からの感想です。

800点以下だとおそらく多くの人が英語を話したり、聞き取ったりするのはかなり難しいレベルなんじゃないでしょうか?

関連記事 2か月半で新形式TOEIC800点を超えた音読勉強法!参考書はたった4冊

4. TOEICの受験者は、世界では日本人と韓国人だけ?

TOEICは世界では、年間700万人が受験しています。これだけ聞くと世界でも重要視されている試験なんだなと思わされます。しかし、実際はそのうちの250万人以上が日本人で、200万人程度が韓国人なのです。つまり、全体の受験者の60%以上が日本人と韓国人なんです。

なんだか日本がまたガラパゴス化しているのではないかと心配になってしまうデータですね。

海外の大学院へ留学するときもTOEFLのスコアが求められるのが基本となっていて、TOEICのスコアは就職活動には使えるが海外へいざ行こうと思っても使えないというのはなんか腑に落ちない感じがしますね。

実際TOEICが海外留学などで使えないのは、「聞く」「読む」だけに特化した限定的な英語試験だからです。

一方、「TOEFL iBT」は「聞く」「読む」「話す」「書く」といったあらゆる英語の能力を測定することができます。実際に留学するとなると、話したり、書いたりする機会は必ずありますからね。

逆に日本でTOEICが就職活動で使えるのは、純粋に英語の能力を測定したいというよりも英語をこれから学ぶ素地があるかを判断する目的に使われているからなのです。つまり、どれだけ英語学習に取り組んだかという努力の指標として使われているのです。

実際TOEIC900点を取っていても、英語を話せるとは限りませんからね。即戦力となる英語が得意な人材を欲しいならば、企業は「TOEFL iBT」のスコアを求めればいいだけですし、話す能力を見たい企業は面接を英語で実施したりしているところもありますからね。

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5. TOEICとTOEFLなどの他の英語試験の違いは?

TOEIC以外に世界で有名な英語の試験はIELTS、TOEFL iBT、Cambridge Englishがあります。

どのような違いがあるのか表にまとめました。

試験名受験者数スコア範囲測定技能試験時間受験料(税込み)
TOEIC国内270万人・世界700万人10-990LR2時間5,725円
IELTS国内3.1万人・世界250万人1.0-9.0LRSW(Sは面接)2時間55分25,380円
TOEFL iBT不明0-120LRSW4時間約26,790円
Cambridge English国内不明・
世界250万人
80-230LRSW(Sは面接)2時間10分~3時間45分27,000円

TOEICが日本で人気な理由が分かりました。圧倒的に安いからなんですね(笑)

他の有名なテストはどれも25000円以上と高すぎます。

しかも試験時間も長いです。やはり「書く」「話す」という技能も測定するとなるとかなり長時間かかってしまうんでしょうね。

調べた限りでは、世界で一番受験者数が多いのがTOEICでしたし、海外大学に留学したいなどの特別な理由がない限りはTOEICを受験していれば十分といえるのではないでしょうか?

他の英語の試験は知名度が低いので、面接官からしてもスコアを評価することができないと思います。

TOEIC is the best test!

6. TOEICスコアアップのコツは?

2か月半で670から855にスコアアップしたことを言うと、必ずスコアアップのコツが聞かれます。そんなときにいつもこうアドバイスします。

TOEICは単語と過去問をすればスコアアップできる”と。

金のフレーズという有名な英単語の参考書と過去問をやりこむことが大切です。

後は意外と重要なのが発音ですね。

自分で発音できる英語は必ず聞き取れるという言葉を聞いたことありませんか?

実際その通りでした。

日本人が間違えやすい発音をしっかりと勉強してから参考書を勉強したのがスコアアップできた1つの原因だと分析しています。

僕が行った勉強のやり方はこちらの記事にまとめてありますので、よかったら参考にしてください。

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TOEIC記事下

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