
悔しい気持ちが勉強を始めるきっかけになったことがあります。高校中退後の早稲田大学受験、医学部受験を振り返り、私がそうした気持ちをどう捉えていたかを紹介します。怒りを強めれば成績が上がるという方法ではなく、気持ちを落ち着けて次の行動を選ぶことを軸に読み進めてください。
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当時のテスト勉強をしていて、新しく気付いたことがありました。
私には、悔しさを勉強に向けることが、机に向かうきっかけになると感じたのです。
出し惜しみなんてしません。
ぜーんぶ書いちゃいます。
アンガーマネジメントってなんやねん?
アンガー=怒りをマネジメント=管理するということなんですが
ほとんどの人が初めて聞くんじゃないでしょうかね。
当時、僕が医学部に合格したことや、高校中退から早稲田大学に合格できたことを振り返って、悔しさを勉強に向けた経験も支えの一つだったと感じていました。
実は、自分でも無意識にやる気を出すためにやっていたことなんで
これが自分にとってやる気を出す一つの方法だった、と当時気づいたくらいなんですよ。
だから、このブログにも、本にも書いたことないですね。
僕も初めはなんやねんって思いました。
アンガーマネジメントとは?
アンガーマネジメントは、怒りを感じたときの反応を整え、怒りに振り回されずに対処するための考え方です。米国心理学会は、リラックスすることや、状況の受け止め方・伝え方を見直す方法などを紹介しています。
私がこの記事で紹介していたのは、その中でも「悔しい気持ちを、自分の勉強に向ける」という経験です。これはアンガーマネジメント全体と同じ意味ではなく、受験での効果を保証するものでもありません。
例えば、先生に遅刻したせいで、めっちゃ怒られたとするよね。
この状況を例に、二人の高校生、和流田くんと出木杉くんの架空の例をみてみよう。
和流田くんの場合
「もうええわ。こんな学校なんかやめてやる!」
和流田くんは、退学届けを先生にたたきつけて学校を勢いで退学してしまいました。
これが、怒りが負の方向に向かったことの結果なんですね。
でも、考え方の違う出木杉くんの場合はどうでしょうか?
出木杉くんの場合
「くっそー、あの数学教師め!今度の数学のテストで100点とって見返してやるわ!みとれよ!」
って思って、めちゃくちゃ勉強して、テストで100点とって、どや顔!!!
これって、どっちもありそうなことなんやけど、
両方に共通するのは、どちらも怒りという大きなエネルギーの結果生じた行動なんですね。
そして、両者で決定的に違うのは、和流田くんは、怒りのエネルギーを負の方向に向けてしまい、
一方、出木杉くんは、怒りのエネルギーを正の方向に向けたっていうことなんですよ。
この例のポイントは、腹が立った直後に大きな決断をするのではなく、落ち着いてから自分の目標に合う行動を選ぶことです。怒れば100点が取れる、という意味ではありません。
怒りは勉強の身近な場面でも起こる
アンガーマネジメントなんて関係ないって???
そんなことないよ!
和流田くんみたいな例は極端だけど、勉強の場面でいらだつ経験は身近にもあるんだ。
よくある例は、親に勉強しろっていわれるときだね。
かあさん「ひろと!ゲームばっかりやってないで、勉強しなさい!」
ひろと「うるさいな!そんなんいわれてやる気なくしたわ!」
って場面よくあるよね。
このとき、君は少しだけどいらってしたよね?
それで、そのエネルギーは勉強なんてしねーよ!って反抗することに向けられてるんだよ。
反抗したくなる気持ちに気づき、落ち着いてから次の行動を考える。こうした身近な場面でも、怒りへの対処を練習できるんだ。
悔しさを原動力として語った人たち
中村修二さんの話
中村修二さんが研究を続ける原動力を「怒り」と語ったことは、本人へのインタビューを収録した『中村修二の反乱』の出版元、KADOKAWA・本人インタビューを収録した『中村修二の反乱』でも紹介されています。
イチロー選手の話
イチロー選手は、2016年6月の日米通算4257安打到達時の会見で、子どもの頃や渡米時に目標を笑われ、悔しい思いをした経験を話しています。プロ入りや首位打者の目標を達成してきた、という本人の振り返りです(Full-Count・イチロー選手の2016年6月の会見記録)。
私も、こうした話から「見返したい」という気持ちを努力に向けることを考えました。ただし、本人が特定の心理トレーニングを実践したと確認できるわけではなく、成功の原因を怒りだけで説明することもできません。
じゃあ、受験生はどうやればいいの?
悔しさがあるときに、それをどう勉強につなげるかを考えてみましょう。
「見返したい」を、今日やることに変える
私には、悔しかった経験を思い出し、「絶対合格して見返してやる」と思って勉強に向かったことがあります。その気持ちが自然に湧いたら、「では今日は何をするか」まで具体化してみてください。
- まずは呼吸を整えたり少しその場を離れたりして、反射的に言い返すのを避ける。
- 自分の目標を一つ確かめる。相手を困らせることではなく、自分が学びたいことへ戻る。
- 「間違えた数学を一問解き直す」など、今できる小さな課題を決める。
- 終わったら、できたことを確認して次の勉強につなげる。
嫌な記憶を何度も思い出して怒りを強めたり、わざと人にばかにされに行ったりする必要はありません。思い出すとつらくなる場合は、その方法を使わず、休息や気分転換を優先してください。強い怒りが続き、生活や人間関係に支障が出る場合は、相談できる人や専門家の助けを借りましょう。
今回はここまでにしておきます。
感想コメントお待ちしてます。
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参考資料:米国心理学会(APA)・怒りへの対処 / KADOKAWA・本人インタビューを収録した『中村修二の反乱』 / Full-Count・イチロー選手の2016年6月の会見記録(2026年10月11日確認)
