医学部合格には赤本を正しいやり方でできているかがとても大切です。
赤本とは次の入試で出る試験問題の情報の宝庫なのですから、活用しないわけにはいけません。
最後の最後まで演習用にとっておこなんてありえないです。
正しい赤本のやり方を学んで1年で医学部合格をつかみ取りましょう。
目次
医学部に合格するための正しい赤本のやり方
医学部に1年で合格するために正しい赤本のやり方を紹介したいと思います。
こんな使い方はダメだという例も交えて説明するのでダメなやり方をやっている人はすぐに正しいやり方で取り組みましょう。
赤本の分析のやり方
赤本の分析で必ずやってほしいことは
- どの問題を正解すれば合格最低点を超えられるかを考える
- 頻出分野と出ない分野を調べる
です。 この2点は必ずやっておきましょう。
具体的にやり方を説明します。
まずは、「志望校の2次試験の合格最低点」と「自分のセンター試験の目標の点数」から
2次試験で自分は何点取らなければいけないかを調べます。
次に、2次試験のどの問題を正解すればでその得点をとることができるかを考えます。
また、赤本の5年間分を分析し、頻出分野と出ない分野を調べましょう。
そして、頻出分野・出るかもしれない分野・全くでない分野にカテゴリ分けするのです。
頻出分野を優先的に勉強して得意分野に変えていきましょう。
次に、出るかもしれない分野に手をつけて、まったくでない分野は捨てるのが得策です。
たとえば数学では、「微分積分の分野」はどこの大学でもほぼ100%でています。
逆に曲線や一次変換などの分野はよく出る大学と全く出ない大学があるのです。
ぼくの場合ここ4、5年で一度も出題されていない分野はほとんど勉強しませんでした。
出ない分野を勉強するくらいなら確実に出る他の分野を勉強したほうが合格できる確率が上がるからです。
さらに、第一志望校の赤本を分析する場合、以下の項目は最低でもチェックしておきましょう。
これをやるかやらないかで合否が決まるといっても過言ではないでしょう。
●問題の形式は?記述か選択式か?
●問題の難易度は?簡単か難しいか?
●問題ごとの配点は?
●時間配分は?時間は足りるか?足りないならどうすれば早く解けるか?
●頻出分野は?あまり出ない分野は?絶対に出ない分野は?
●よく出ている項目やテーマはあるか?(英語の分子構文、医学系の英文がよく出るなど)
●合格最低点は?合格平均点は?科目ごとの内訳は?
●自分が合格最低点をとるための内訳は?
●問題を解く順番はどうするのが1番いいか?(古文から解くなど)
●問題はどんな答えを求めているか?その答えに至る過程はどんなものか?根拠の位置なども調べておくといいその答えに至る過程は他の問題にも適用できるか?
●問題の作り方は?ひっかけ問題はどんなふうにひっかけてくるのか?ひっかけの選択肢の特徴は?
●難易度や時間配分からどの問題を捨てるか?
●絶対に取らなくてはいけない問題はどれか?
●特殊な問題が出た場合にどう対応するか?
●現時点で何点くらいとれるか?合格点と何点くらい離れている?
●後何点で合格できる?どこでその点数を捻出するか?
●出題される問題を解けるようにするのに、必要な参考書はどれか?
●その参考書を終えるのにかかる時間は?
●その参考書でどれくらいの範囲をまかなえるか?
赤本分析の注意点
ただし、この「あまり出ない分野を勉強しない」という戦略は大きな傾向変化が起これば対応できません。
しかし、傾向変化が起きなければ大きく他の受験生に差がつけられる方法です。
傾向変化の起こる確率より起こらない確率の方が一般的に低いのは明らかです。
なので、確率的に考えても、有効な戦略なのではないでしょうか。
幅広く出題頻度を無視して勉強するよりも、「確実に出る分野を確実に得点する」ことが
合格するための正しい戦略なのです。
そのためには赤本を分析してうまく頻出分野に重点的に勉強時間を振り分けることが必要になります。
赤本についてもまとめノートをつくる
2次試験でも科目ごとにまとめノートをつくり、知らなかった知識や頻出の知識
問題を解くときの注意点、自分が間違いやすいポイントなどをまとめます。(参考:まとめノートの具体的な作り方)
正解をするため、ミスを減らすために知っておくべきことは何でもまとめましょう。
もちろん「爆発的に効率のいい復習法」で復習を忘れずに!
赤本の正しいやり方 Q&A
赤本はいつから?⇒志望校を決めたらすぐに見る
赤本を試験本番の直前までに演習用にとっておいたことありませんか?
それは絶対にしてはいけない赤本の使い方です。
赤本は志望校の傾向を分析するために使わねばなりません。
ですから、受験校を決めたらすぐに赤本は見なければいけないのです。
そして、赤本から志望校の頻出分野を分析し勉強の戦略を練ります。
ぼくの合格要因はこのような赤本の活用のやり方にあったのは言うまでもないことです。
あくまでぼくたち受験生が目指すのは志望校の試験で点数をとること。
模試や定期テストで点数をとることではないのです。
「A判定だったのに不合格だった」という人は
赤本の分析を怠っていたのではないでしょうか。
赤本は何年分やるの?⇒できるだけ多くだが、科目による
センター試験の地理歴史などのような暗記科目ならできるだけ多くやったほうがいいです。
5~10年分やってもいいですね。
一方、英語などは暗記科目ではありません。
問題傾向をつかめばいいので5年分やれば十分です。
時間は限られてますから、第一志望と第二志望くらいまでの医学部を集中して対策すべきでしょう。
また、大きな傾向変化があった場合、傾向変化前の赤本はあまり意味がないと思います。
そういった部分は臨機応変に対応しましょう。
まとめ
赤本を分析して頻出分野をマスターすることが1年で合格する最短経路だと思います。
このページを見ながら自分で分析してみましょう。
分析していると傾向が自分でつかめるので予備校の先生にやってもらってもあまり意味がないと思います。
赤本を分析して確実に出る分野を確実に得点できるように勉強することがベストな戦略ですよ。
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ブログ記事読ませていただきました!ネットでいろいろ検索していたらたどり着きました!またコメントさせて頂きますので、更新ファイトです!