予備校で同じ授業を受けても合格する人、落ちる人がいるのはどうして?
こんにちは。一之瀬です。
今回はこれから予備校に通おうと考えている方のために予備校に行って同じ授業を受けても
合格する人、落ちる人がいるのはどうして?ということを考えます。
落ちる人がやっていたことの裏返しが「合格できる勉強法」になるので
このような考察は有意義なんですよ。
それに、「○○したら受かるよ」って言われるよりも納得しやすいんですね。
ほんと納得するのって大事なんですよ。
自分で納得しないとその勉強法をやってみよう!って思えないですから。
「こうやったほうがいいよ」って人に言われても素直に実行できないもんなんですよね。
勉強法が違う
復習法やまとめノートを作るなど毎日の勉強のやり方が違うことが合否を
分けています。
復習をおろそかにしていては参考書を一冊すら覚えられません。
まとめノートを作るというアウトプットを怠っていては記憶が定着しにくい
でしょう。
やはり、正しい勉強法で学習するということが合否を決めるポイントでしょうね。
詳しい勉強法が知りたい方は「合格するための3つの秘訣」にまとめてあるので
ぜひご覧ください。
基礎力に差がある
ここでいう基礎力というのは「小、中学生レベルの計算力の速さ」や「日本語の文法の正しい知識」
のことです。
「医学部に合格するのに小学生レベルの問題集なんてやってらんねーよ。」
って声が聞こえてきそうですねー。
めっちゃ分かります!
ぼくもそう思ってましたよ。
でも、応用問題を解くために基礎問題を解けることが必要なのと同じで
基礎問題を素早く解くためには小中学生レベルの基礎力も必要なんです。
ほんとこのレベルを放置してると夏くらいに成績が伸び悩みますからね。
必ずやっておいてほしいですね。
そんなに時間もかかりませんから。
小中学生レベルの基礎力の重要性を説明すると、
例えば、センター試験1つとっても数学ⅠAだけで、中学生レベルの計算を100回以上行っている
んです。
全て正解するのは当たり前ですが、計算の速さの差によって肝心の「問題の解法を考える」ことに
使える時間が大きく変わってきます。
そもそも普段の数学の勉強の段階で中学生レベルの計算を1日100回以上行っています。
その速度の速さで学習の進む速さが大きく変わってくるんですよ。
それが毎日積み重なってくるとしたら1年後には・・・
と考えると末恐ろしいです、、、
国語でも同じです。現代文を読むとき、ぼくたちは「しかし、そして、だから」などの接続詞や
「で、て」などの助詞などを感覚的に理解しています。
しかし、この理解度って人によって違うんですよ。
「しかし、そして、だから」などの接続詞の意味と前後関係を正しく即答できますか。
絶対どこかに理解不足がありますよ。
1つの評論文に100回以上出てくるこれらの接続詞の理解度がほんのちょっと違うだけで
本文全体の理解度が大きく変わってくるのです。
しかも、国語の基礎を勉強すれば、数学、理科、地歴公民などの他の
科目の点数も上がります。
なぜなら、数学も理科も地歴公民も「問題文を読んで何が問われているか」ということを
考えるのに国語の力を使っているからなんです。
意外と問題が問おうとしていることを理解していなかったから間違った問題って
少なくないんです。
ここまで読んでくれた人ならば基礎力の重要性を理解してくれたことでしょう。
これでわからない人はもう知りません(笑)
基礎力をつけるための勉強法は
「数学の勉強法まとめ」の大学受験参考書を勉強する前の基礎の基礎を参照。
「国語の勉強法まとめ」の大学受験参考書を勉強する前の基礎の基礎を参照。
予備校に入る前の知識量に差がある
予備校に来る方っていうのはみんな学力がバラバラです。
東京大学理科Ⅲ類に後1点足らなくて落ちてしまった人もいれば
偏差値40で掛け算もままならないレベルの人もいます。
前者が今年は地方の医学部でいいやって志望校のレベルを落とせば
現状維持で余裕で合格できます。
だから、まず1点いえるのは、予備校に入る前の学力差によって
合格、不合格が決まっていることが考えられるのです。
個人の地頭の良さが違う
高校のとき、同じクラスで「あいつはやべえ。天才だ。」って思う子が一人
くらいいた経験ありますよね。
そういう人は人よりも圧倒的に少ない量の勉強で多くのことを覚えられますから、
勉強法うんぬんでは敵いません。
しかし地頭をよくする方法として、楽器をする、速読を学ぶという方法があります。
今から受験勉強をすることを考えると楽器をするというのは現実的ではないですね。
しかし、速読ならば速読の本を一冊買って毎日10分くらいでも続ければ
効果ありますよ。
ぼくも受験の時にやってて読む速度上がったんで、頭の回転が良くなったのかもしれませんね。
もしかしたら速読を練習していたから合格できたのかもしれませんね(笑)
おすすめはこれですね。
右脳トレーニングもやってましたね。
有名なオレンジカードとか。
すぐやめちゃいましたけどね。
興味がある方はやってみては、なんでもやってみることをおすすめします。