解剖学のおすすめ教科書や本を紹介します。
医学部に入学すると避けては通れないのが解剖です。
2年生のときに誰もが経験することになります。
私が解剖学のときに役立った教科書や本を紹介させていただきます。
目次
解剖学おすすめ教科書・本 入門編
骨単
解剖を勉強する前哨戦として骨学を学びます。
骨はラテン語と英語で覚えることになります。
一番とっつきやすいのが骨単です。
賛否両論ありますが、コンパクトにまとまっていて初学者にはおすすめだと思います。
肉単
骨の後は、筋肉を学ぶのが王道です。
これも肉単という本がおすすめとなっています。
うすいのが初学者でもとっつきやすいのがいいですよ。
解剖学おすすめ教科書・本 基礎編
解剖実習で教科書として指定されているのがお馴染み「解剖実習の手びき」です。
実習が終われば使うことはないので、先輩からもらうのもいいですが、正直一度実習に使っていると汚くなっています。
新しい本を買うことをおすすめします。
解剖学おすすめ教科書・本 理解したいならこれ!
イラスト解剖学
正直解剖学の教科書ってどれもめちゃくちゃ分厚くてやる気が起きません。
そんな小難しい医学書界に一石を投じたのがイラスト解剖学です。
リアルな絵ではなく、解剖学をイラストで説明している人気の教科書。
これを使えば解剖学についてめちゃくちゃ理解が深まります。
説明もわかりやすいので、医学生なら絶対に持っておいてほしい教科書です。
解剖は臨床にいっても絶対に重要なので2年生のうちにイラスト解剖学でしっかりと学んでおくべきだと思います。
イラスト解剖学は、デフォルメされたイラストを用いて、「縦隔について」「心雑音について」「刺激伝導系」などのテーマごとに詳しく解説がされた本です。
どこが何という名称なのかや正確にどういった構造になっているのかを学ぶのには、不向きでしょう。
身体の解剖学的構造について学びたい方は、後述するグレイ解剖学やネッター解剖学、プロメテウス解剖学を買いましょう。
青島文化教材社の人体解剖模型シリーズ
教科書ではないですが、解剖学を勉強するなら模型を買うのがおすすめです。
私も解剖の重要性に気づき青島文化教材社の模型シリーズを買い集めています。
模型を買って実際に触ってみると立体的に臓器が理解できるので、グレイやアトラスを何回読んでも理解できなかった構造が一瞬で理解できました!
やはり、「百聞は一見に如かず」というように立体的に模型を見て勉強すると完璧に理解できるので、おすすめです。
心臓、肺、胃、脳などが作りがリアルでいいと思います。
解剖学教科書・本 ガチでやるならコレ!
解剖学の3大教科書といえばグレイ解剖学・ネッター解剖学アトラス・プロメテウス解剖学アトラスです。
どれも辞書並みの分厚さがあります。
分からないところを調べるといった辞書として使いましょう。
でかくて重いので本で買うのはおすすめしません。
電子書籍で買って、ipadで読むのがおすすめです。
解剖学の教科書って医学部なら図書館に必ずおいてるので買う必要はないと思います。
一冊もっていても、見たい深度や角度の絵があるとは限らないからです。
ただ、どれか一冊持っておけば解剖実習のときに見ながらやると理解が深まるので、実習を価値を最大限に高めることができます。
電子書籍で一冊買うことをおすすめします。
どれか一冊買うなら電子書籍付きで一番安いグレイ解剖学がおすすめです!!!
✅ 医学生におすすめの教科書を教科別にまとめました。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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