医学部浪人は何浪まで許される？２浪・３浪の割合は多い？

医学部浪人は何浪まで許されるのか？をテーマにお話をしたいと思います。

医学部浪人は２浪、３浪の人が多いですね。

でも、浪人が何浪まで許されるかはそれぞれの人の状況によって変わってきます。

また、実際２浪、３浪の人がどれくらい合格しているかについても説明させていただきます。

医学部浪人とは？

医学部浪人とは、医学部を目指しているが、受験で落ちてしまいもう1年医学部を目指す人のことです。

自宅で孤独に勉強をする宅浪生もいれば、予備校で浪人ライフ送る浪人生もいます。

予備校の浪人生は彼女を作って楽しい浪人ライフを満喫している人もいれば、友達も作らず黙々と勉強に励む人などいろんな人がいるのです。

また、医学部浪人生といっても国立医学部志望の人と私立医学部志望の人では状況が違います。

国立医学部は前期で1校しか受験できないので、かなり難易度が高いのです。

そのため、国立医学部志望の人は、勉強に対してめちゃくちゃ本気になっています。

一方、私立医学部は何校でも受験できるのでチャンスが多いです。

お金をもっていれば偏差値が低い医学部もあるので中には遊んでいる人もいる印象があります。

医学部の浪人の割合は？２浪・３浪の割合は？

医学部の浪人の割合は多いです。

2浪、3浪合わせて半分を超えるという私立医学部もたくさんあります。

国立医学部は詳しい浪人のデータが公開されていませんが、私立医学部の浪人の割合は公表されているので以下にまとめました。

私立医学部は2浪、3浪は普通にいます。

2浪以上が半分以上を占める私立医学部は少なくありません。

ただし、慶応や慈恵医などのトップの私立医学部は2浪すらほとんどいないのです。

このレベルの私立医学部を狙っているなら1浪までじゃないと厳しいかもしれませんね。

といっても、それ以外の私立医学部を受験できる方は、3浪以上でも問題ないでしょう。

一方、大学にもよるでしょうが、国立大学だと３浪以上は少ないと思います。

これは、国立医学部しか受験できない人は、一般企業への就職が厳しくなる３浪以上での挑戦は行わないからでしょう。

国立大学に3浪以上で入ってくる人は私立医学部との併願組なのではないでしょうか。

といっても、国立医学部には再受験生が多いので3浪以上だからって浮くということはないと思いますので安心してくださいね。

実際浪人は医学部浪人は何浪まで許される？

早稲田を卒業して企業への就職活動の経験もある私が実際医学部浪人は何浪まで許されるのかを考えてみました。

前提として私立医学部を受験できる人と国立医学部一本の人では状況が違います。

なので、それぞれ分けて考えてみましょう。

国立医学部一本の人

国立医学部しか受験できない大多数の人にとっては、基本的には2浪が限度です。

2浪目は滑り止めに早慶や薬学部なども受験しましょう。

なぜなら、3浪以上は一般企業への就職が厳しくなるからです。

ただし、ダメな場合は薬学部などの資格がとれる学部に行くつもりなら3浪以上でも問題ないでしょう。

しかし、医学部を目指していたのに薬学部にいくというのはあまりおすすめできません。

医療関係の学部に行ってしまうと医者と関わる場面が必ずでてきます。

すると、将来医学部に対してコンプレックスを抱くことになったり、再び医学部再受験をしようと思ってしまいかねないからです。

なので、医学部をあきらめたなら潔く文転するか、医療に関係ない理系学部に行った方が幸せになれると思います。

私立医学部を受験できる人

私立医学部を受験できる人でしたら、3浪以上でも問題ないです。

国立医学部一本組と違って何校でも受験できるので合格する可能性は全然ありますから。

だからといって、私立医学部もかなり難易度が高いです。

5浪、6浪になっても受からない人もいるのではないでしょうか。

どこかで引き際を決めておかないと人生取り返しがつかなくなりますよ。

なので、何浪まで挑戦してダメだったら諦めるということを自分の中で決めておいた方がいいと思います。

また、3浪以上で私立医学部をあきらめる場合、一般企業への就職は厳しいです。

そのため、薬学部か看護学科などの資格がとれる学部へ行くしか選択肢はありません。

その場合、医者と関わる場面が必ずでてきます。

将来医学部に対するコンプレックスが出てくると結構つらいものがあるでしょう。

なので、医学部をあきらめるなら医療とは関係のない学部に行った方がいいのではないでしょうか。