(この記事は2017年2月13日に更新しました)
目次
旭川医科大学医学部の情報
大学名 | 旭川医科大学 |
設立年 | 1973年設立 |
住所 | 〒078-8510 旭川市緑が丘東2条1丁目1番1号 |
大学ホームページ | http://www.asahikawa-med.ac.jp/index.php?f=index |
6年間の学費 | 3,496,800円 |
医師国家試験合格率 | 91% |
学生数 | 979人【男性:53%・女性:47%】 |
再受験寛容度 | かなり厳しい(医学部一発合格のコツ調べ) |
他県出身寛容度 | 厳しい |
進級難易度 | かなり厳しい(医学部一発合格のコツ調べ) |
交通アクセス | 旭川駅前のバスのりばで「医大病院前」に乗車。約30分で到着。 |
※超かなり厳しい>かなり厳しい>寛容>かなり寛容
旭川医科大学は名前の通り、旭川市にある国立大学です。
旭川医科大学は再受験生に厳しい大学です。
面接が150点と高配点であることからもいかに再受験に厳しいかがうかがえます。
再受験生の方は受験するのを控えた方がいいかもしれません。
旭川医科大学医学部の入試・受験情報
偏差値 | 東進ー・河合65・駿台61・代ゼミ66・平均64 |
募集人数 | 前期40・後期22・AO40・地域枠10 |
学士編入試験 | あり |
試験日 | 17/2/25・17/2/26 |
受験料 | 17000円 |
出願期間 | 17/01/23~17/02/01 |
調査書点数化 | なし |
旭川医科大学は後期で22名の募集があるので、前期の募集人数が40名と
少なくなっています。
また、学士編入試験も行われています。
薬学部出身の方や東大京大の理系学部出身の方は学士編入試験で受験するのもいいでしょう。
他の地方医学部と同様に、推薦、地域枠が合わせて50名と多いのも特徴です。
旭川医科大学医学部 前期 配点
数学 | 理科 | 英語 | 国語 | 地歴公民 | 面接 | 合計 | |
センター試験 | 100 | 200 | 100 | 100 | 50 | – | 550 |
2次試験 | 100 | 100 | – | – | 150 | 350 |
旭川医科大学は2次試験で理科がない数少ない医学部の1つです。
だから、文系から理転した再受験生におすすめです。
しかし、2次試験の面接が150点満点で点数化されます。
これだけ面接の配点が大きいと試験で点数をとろうが、面接で落とされてしまう
可能性が捨てきれません。
地元かつ現役生の方以外は受験を控えた方がいいかもしれません。
国立大学前期は1校しか受験できませんから、リスクは最小限におさえるべきなのです。
なにしろ、人生がかかってますからね。
旭川医科大学医学部 センター試験・2次試験配点比率
センター試験 | 2次試験 | 面接 |
61% | 22% | 17% |
旭川医科大学はセンター試験の配点が61%とかなりの割合です。
なので、センター試験がほぼ勝負が決まるといっても過言ではありません。
2次試験にいたっては、面接の得点が150点とかなりの高配点です。
まず、センター試験で高得点をとれるかどうか、さらに面接でも高得点をとれるかどうかが
勝負の分かれ目となるでしょう。
旭川医科大学医学部 合格者成績情報
2015前期試験 | 合格者最高点 | 合格者最低点 | 合格者平均点 |
センター試験(550) | 501.3 (91.1%) | 426.9 (77.6%) | 462.7 (84.1%) |
2次試験(350) | 294.0 (84.0%) | 205.0 (58.6%) | 236.5 (67.6%) |
合計 | 765.7 (85.1%) | 674.1 (74.9%) | 699.2 (77.7%) |
2016前期試験 | 合格者最高点 | 合格者最低点 | 合格者平均点 |
センター試験(550) | 500.1 (90.9%) | 429.2 (78.0%) | 461.1 (83.8%) |
2次試験(350) | 304.0 (86.9%) | 201.0 (57.4%) | 238.6 (68.2%) |
合計 | 759.1 (84.3%) | 676.1 (75.1%) | 699.8 (77.8%) |
合格者最低点によると、センター試験が7割台でも合格している人がいます。
おそらく、面接点が相当よかったと考えられます。
地元の現役生の方は、高い面接点をもらえる可能性が高いと考えられるので、センター試験が7割台しかとれなくても合格できる可能性があるということです。
地元の現役生の方におすすめの大学です。
旭川医科大学医学部 センター試験ボーダー 推移
一般枠 | 注意(%) | ボーダー(%) | 濃厚(%) |
2013年 | 80 | 82 | 88 |
2014年 | 82 | 86 | 90 |
2015年 | 81 | 85 | 89 |
2016年 | 80 | 84 | 88 |
※
注意⇒合格可能性20%以下
ボーダー⇒合格可能性50%
濃厚⇒合格可能性80%以上
センター試験ボーダーは医学部としては普通ですね。
しかし、2次試験の面接の割合が大きいのでセンター試験ボーダーはあてにならないでしょう。
あまり参考にはなりませんね。
旭川医科大学医学部 前期 倍率推移
一般枠 | 募集人数 | 志願者数 | 受験者数 | 志願者の合格倍率 |
2014年 | 40 | 450 | 379 | 11.0倍 |
2015年 | 40 | 355 | 310 | 8.7倍 |
2016年 | 45 | 401 | 351 | 8.9倍 |
※倍率は志願者数の合格者数に対する割合
倍率は例年8倍以上とかなり高いです。
2次試験で逆転のチャンスがあるから受験生が集まってくるのかもしれません。
旭川医科大学医学部 医師国家試験合格率推移
2013年 | 95.2% |
2014年 | 91.3% |
2015年 | 93.5% |
2016年 | 91.1% |
※データは新卒・既卒の合計
医師国家試験合格率は上がったり、下がったりしています。
全国的にも普通の合格率ですね。
旭川医科大学医学部 面接試験について
一般枠 | |
面接形式 | テーマを1分間みて、そのテーマについて集団で討論 |
面接時間 | 25分 |
面接官 | 3人 |
採点法 | 面接官1人につき50点をもち、5項目各10点で採点。 |
旭川医科大学では、面接点が150点とかなり高いです。
しかも、面接でなくグループディスカッションです。
これは、選考としてはかなり不確定要素が多い選考方式といえます。
面接官との相性、他の受験生との相性、テーマに対する知識量、採点基準など上げればきりがないくらい多くの不確定要素が存在します。
これほどまでに不確定要素が多い選考に自分の人生をゆだねるというのはどうなのでしょうか?
学力に自身のある方、センター試験で高得点がとれた方は、他の医学部を受験した方がいいですね。
面接が点数化されず、学力以外で差がつけられない医学部を受験するのが得策です。
しかし、センター試験で失敗した方、二次試験が苦手な方でグループディスカッションに自信がある方は受験するのをおすすめします。
グループディスカッションさえよければ逆転合格の可能性が大いにありえますからね。
実際、センター試験7割台で合格した方がいますからね。
私は何年か前に旭川医大を受験しました。
今はわかりませんが、当時私は東京出身の26歳男で、面接の配点は150点でした。
面接後グループメンバーと仲良くなって、連絡先を交換し合い
その後情報交換をしました。
私は80/150(リーダーやりました)
他県一浪女性 120/150
他県再受験男性20代前半 30/150
道内現役男性 150/150
道内二浪男性 150/150
こんな具合でした。
このうち、当然ながら再受験組の私たち二人は落ちましたが、高得点の若い受験生は合格していました。
数年前に受験した方の情報によると
道内出身の2浪以内の人は満点になります。
しかし、再受験、他県出身というような経歴が重なるごとに減点が行われてるようです。
なので、現役生でも他県出身ということで道内出身の人より不利になるという覚悟を
持って受験に臨んだ方がいいですね。
センター試験で高得点⇒他の医学部を受験したほうがいい
センター試験で失敗⇒旭川医科大学がおすすめ
情報提供をお待ちしております
「医学部一発合格のコツ」では、医学部受験の経験談、特に面接の点数に関する情報提供をお待ちしております。
医学部の面接の選考においては、まだまだ不透明な部分が多いのが現状だと思います。
他の大学を受けていたら合格していたというような高い学力を持ちながら、受験校の選択を誤ってしまったがために、面接で落とされてしまったというような事態に陥る人がないようにしたい!
そんな思いで「医学部一発合格のコツ」では、医学部受験に関する情報を発信していきたいと考えております。
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随時更新します…
私は何年か前に旭川医大を受験しました。
今はわかりませんが、当時私は東京出身の26歳男で、面接の配点は150点でした。
面接後グループメンバーと仲良くなって、連絡先を交換し合い
その後情報交換をしました。
私は80/150(リーダーやりました)
他県一浪女性 120/150
他県再受験男性20代前半 30/150
道内現役男性 150/150
道内二浪男性 150/150
こんな具合でした。
このうち、当然ながら再受験組の私たち二人は落ちましたが、高得点の若い受験生は
合格していました。
私は、翌年に再受験に普通の対応と言われてる大学に合格しましたが、
この受験した時合格点まであと7点だったので、旭川医大があと10点くれていれば合格していました。今でも恨んでますねw
旭川自体はすごくいい街で気に入ったんですが、トラウマになってしまっています。
去年、北海道旅行に行きましたが、旭川は外しました。それぐらいトラウマです。
参考になれば。