文系理系の割合は?
高校1年の秋頃になると、文系と理系の選択をしないといけません。
文系と理系では、その後の人生が大きく変わってくるので、将来の人生設計を元に選択する必要があります。
そんな方のための参考情報として、今回は文系理系の割合をさまざまな観点から調べてみました。
全体の文系理系の割合は2:1?
令和元年に大学に入学した学生の文系理系の割合は2:1です。
文系の方が理系の2倍もいるってすごいですね。
やはり、文系の方が大学生のときに自由な時間が多くて遊べるし、魅力的ですよね。
でも、就職活動では苦労しますけど。
理系は大学生活が大変であまり遊べないし、女の子も少ないので楽しくないというイメージがあるから人気がないのかもしれませんね。
ちなみに、その他というのは、最近流行りの文理融合学部のことだと思います。
文系と理系の混ざった学部はどちらともいえないので、その他になっているのでしょう。
男性の文系理系の割合は3:2?
令和元年に大学に入学した男性の文系理系の割合は、3:2です。
イメージ通り、男性の方が理系を選択する人が多くなっています。
実際、理工学部や医学部などの理系学部はほとんどが男性ですからね。
男性の方が数学が得意な人が多いことから、理系を選択する人が多いのも不思議ではないですね。
女性の文系理系の割合は5:2?
令和元年に大学に入学した女性の文系理系の割合は5:2です。
女性は半分以上が文系を選択していることになります。
女性と男性で数学の得意不得意に差はないという研究があるのですが、不思議ですね。
ただ、女性は男性に比べて数学を難しいと感じるという研究結果があるみたいです。
難しいと感じるものを大学の4年間で学びたいとは普通思わないから、女性で理系を選ぶ人が少ないのも仕方がないのかもしれません。
記事で最も詳細に紹介されいた研究は、上記とは別のもの。アムステルダム大学のトーマス・ブサー助教授らのものでそた。これはメインに選ばれただけあって非常におもしろいです。
研究対象となった卒業間際の中学3年生362人について数学の成績を調べると、統計的に有意な男女差はありませんでした。たぶんこの時点で驚きでしょう。男子生徒と女子生徒で、数学の得意不得意の差がないというのです。
ただ、おもしろいと思ったのはこの後です。成績が変わらなかったにも関わらず、アンケート調査では男子より女子の方が数学は難しいと感じており、さらに、女子生徒は自分の数学の成績はクラスで下位だと信じていることが明らかになったのです。
私立大学の文系理系の割合は5:2?
私立大学の文系理系の割合は5:2です。
文系学生が理系学生の2倍以上いるということになります。
めちゃくちゃ多いですね。
こんなに文系の仕事ってないですよ。
これからはさらにAIなどで技術が優位性を持つ時代になっていく中でこれだけ理系が少ないのは問題ありなのではないかと思います。
国公立大学の文系理系の割合は4:5?
国公立大学の文系理系の割合は4:5です。
なんと、国公立大学で見ると、理系の方が多くなっているのです。
文系学部廃止というのが数年前に話題になってましが、その影響があるのかもしれませんね。
日本は技術者が圧倒的に少ないですから、理系の人材が増えるのはとてもいいことですよ。