金沢大学医薬保健学域医学類は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?
世間一般的に難しいとされる医学部ですが、学力だけでなく情報も合否を決める重要な要素となっていることはあまり知られていません。
例えば、医学部では理科は通常二科目受験しなければなりませんが、生物が指定されていたり、物理・化学のみの受験といった制限もある所が存在するので、知らないと取り返しがつかなくなるでしょう。
今回は金沢大学の医学部である、医薬保健学域医学類に関する偏差値や倍率、受験科目などについて簡単にまとめて紹介します。
目次
金沢大学医薬保健学域医学類とは?
金沢大学医薬保健学域医学類は、他の大学の医学部医学科にあたる学科であり、石川県金沢市に大学キャンパスや附属病院を構えている国立大学医学部です。
旧6医科大の一つであり、歴史と格式のある医学部なのでかなり人気がある医学部となっています。
定員は111名で、前期日程84名、推薦27名という割り当てです。
また、金沢大学は後期一括入試というものを設けており、ここで入学した後の業績によって一名が医学類に進むことができます。(東京大学の進振りみたいなものです)
カリキュラムとしては、他の国立大学同様、低学年次は教養科目を履修し、学年が上がるごとに専門性の高い医学を学んでいくというカリキュラムです。
金沢大学医薬保健学域医学類の偏差値は高い?
金沢大学医薬保健学域医学類の偏差値は68.3となっています。
この偏差値は医学部の中では上位に位置する偏差値ですので、一筋縄ではいかないでしょう。
金沢大学医薬保健学域医学類の倍率は高い?
金沢大学医薬保健学域医学類の倍率は以下の通りです。
年度 | 金沢大学医薬保健学域医学類倍率(前期) |
2018 | 4.1倍 |
2017 | 2.5倍 |
2016 | 4.0倍 |
年度 | 金沢大学医薬保健学域医学類倍率(推薦) |
2018 | 3.3倍 |
2017 | 4.2倍 |
2016 | 3.3倍 |
この表から、金沢大学医薬保健学域医学類の倍率は医学部では平均的な倍率となります。
2017年度に2.5倍とやや低めになっていますが、基本的には4倍程度と考えて良いでしょう。
金沢大学医薬保健学域医学類の難易度は偏差値や倍率から考えると?
金沢大学医薬保健学域医学類の難易度を偏差値や倍率から考察してみると、難易度はやや高いと判断できます。
旧6医科大ということで、偏差値の割にはレベルの高い学生が集まってきたりするので、厳しい戦いになるでしょう。
金沢大学医薬保健学域医学類の入試概要
金沢大学医薬保健学域医学類は浪人生や再受験生に寛容な大学なので、現役生は再受験生たちの動向はしっかりと確認しておきましょう。
推薦は現役生のみとなっているので、狙ってみるのも賢い選択ですが、制約などはしっかり確認してから出願すべきです。
次の表は入試科目と配点に関する表です。
前期日程 | |
入試科目 | 数学、英語、物理、化学、面接 |
センター試験:二次試験 | 450:700 |
二次試験の配点が大きいので、センター試験で9割近く獲得できる実力を早めにつけ、二次試験対策に移行することをお勧めします。
また、生物での受験は不可能なので気を付けましょう。
金沢大学医薬保健学域医学類の各科目の対策
英語
長文問題2つと自由英作文1つという問題形式で難易度は標準的です。
長文は2つともそこそこ長めの文章なので、処理能力が必要となり、日頃のどれだけ読み込んでいるかで差がつきます。
自由英作文に関しては、色々なテーマで練習していくしかないです。
対策としては、金沢大学だけでなく、他の大学の過去問も解いてみると実力がつき、自信にもつながります。
数学
標準的な問題が殆どで、多くの受験生が高得点を獲得するでしょう。
しかし、毎年一題だけ難しい問題が出題されるので、この問題をいかに解けるかが勝負となります。
標準問題は全て完答できるレベルの学力が最低限必要です。
対策としては、チャートなどで典型問題を完答できるレベルまで仕上げたあとに、やや難しめの問題や、思考力が問われる問題に挑戦するとよいでしょう。(大学への数学シリーズがお勧め)
物理
難易度は標準~難程度の問題が出題されます。
問題文が長く、誘導や大切な情報を見落としがちなので、過去問を使って慣れておく必要があります。
計算や記述の量が多く、時間内に解ききるのも難しいのでしっかりと練習しておきましょう。
難しい問題も医学部を目指してきた受験生なら完答できるレベルの問題なので、周りに差をつけるためにも物理には力を入れたいところです。
対策としては、名門の森レベルの参考書と過去問を使って、あらゆる問題に対応できるようにしましょう。
化学
難易度は標準的ですが、論述問題が多く出題されています。
計算・知識問題の完答は当然として、論出問題には対策が必要です。
日頃の勉強から、化学的現象の原理などを理解するような勉強を行いましょう。
対策としては、学校の問題レベルの問題を完璧にしたら、記述問題が多めの参考書を解くと良いです。
化学の新研究などは化学的現象を理解するには最も適した参考書ですが、かなり詳しく説明されているので、余裕がない人は手を出さない方が良いでしょう。
面接
やや長めの面接が行われ、雰囲気は面接官に依存するようです。
専門的なことは問われませんが、将来何科に行きたいか等、医療の道へのモチベーションが確認されます。
練習する際は、志望動機だけでなく、どういった医師になりたいか等もしっかり考えた方が良いです。