浜松医科大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

浜松医科大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい?

医科大学と言えば、入試において非常に難易度の高い問題が出題され、合格することが難しいと広くしられています。

しかし、大学ごとの傾向を掴み、自分に適した偏差値の大学を選ぶことができれば一気に合格に近づくことができるでしょう。

そして、今回は浜松医科大学医学部医学科について偏差値や倍率、カリキュラム等について紹介していきたいと思います。

浜松医科大学医学部とは?

浜松医科大学医学部は、医学科と看護学科の二つに分けられ、静岡県浜松市に大学キャンパスや附属病院を構えている国立大学医学部です。

医科大学ということで低学年次から医学の講義を数多く履修できるという点ではモチベーションのある学生には良い環境かも知れません。

医学科の定員は115名で、前期日程75名、後期日程10名、推薦30名という割り当てになっています。

カリキュラムとしては、アメリカの大学に倣って一年次に一般教養科目の履修が終了し、二年次からは医学の講義や実習のみといったカリキュラムです。

臨床実習が他の大学よりかなり長いこともカリキュラムの特徴の一つでしょう。

浜松医科大学医学部の偏差値は高い?

浜松医科大学医学部医学科の偏差値は67.0となっています。

この偏差値は医学部の中では中間の位置にある偏差値ですが、他の学部も考慮するとかなり上位に位置しているので、油断は絶対にしないようにしましょう。

浜松医科大学医学部の倍率は高い?

浜松医科大学医学部医学科の倍率は以下の通りです。

年度浜松医科大学医学部医学科(前期)
20182.8倍
20174.7倍
20167.0倍

年度浜松医科大学医学部医学科(後期)
201814.8倍
20175.1倍
201624.2倍

年度浜松医科大学医学部医学科(推薦)
20183.4倍
20172.7倍
20162.6倍

この表から、浜松医科大学医学部医学科の倍率は変動が大きいことがわかります。

年度によってどうなるかわからないので、センター後のリサーチや大学の公式HPで倍率をこまめに確認しながら出願を決めましょう。

後期日程に関しては、基本的に倍率が高いと考えてもよいです。

浜松医科大学医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると?

浜松医科大学医学部の偏差値や倍率から難易度を考察してみると、医学部の中では標準的、他の学部も考慮すると、旧帝大学クラスの難易度となります。

倍率を予想することが難しく、出願の際には慎重さが求められるでしょう。

後期日程では更に難易度が上がり、センター試験で90%は余裕で超えたいところです。

浜松医科大学医学部の入試概要

浜松医科大学医学部医学科は浪人生や再受験生にかなり厳しい大学ですので、再受験生の方等はよく考えて出願しましょう。

推薦に関しても、現役生しか出願できないので注意するべきです。

次に、下の表は入試科目と配点に関する表です。

前期日程
入試科目数学、英語、理科二科目、面接
センター試験:二次試験450:700

後期日程
入試科目小論文、面接
センター試験:二次試験900:350

前期日程では二次試験配点が高いので、早めにセンター試験対策を行い、二次試験対策に移るべきですが、後期日程出願の予定がある人はセンター試験で点数を落とすことはできないので、どちらもしっかりと抜かりなく勉強しましょう。

各科目の対策

英語

長文における選択問題が多いですが、その分英作文の問題が重く設定されており、難易度はやや高めです。

英作文の指定字数が多いので、しっかり対策する必要があり、学校の先生などに解いた問題の添削をお願いしましょう。

毎年得点率はそこまで高くないので、周りに差をつけることができる教科となっているので、過去問研究や単語の暗記などは怠らずに行うべきです。

数学

難易度は近年易化傾向にありますが、まだやや高めとなっています。

微分積分などの頻出分野などが存在し、問題もやや独特なため、必ず過去問で傾向を掴みましょう。

対策としては、数年分の過去問(2013年度までがお勧め)を解き、傾向が分かったら、頻出分野で苦手な問題を問題集で徹底的に対策すると良いでしょう。

2013年より前の過去問では現在では出題されていない医学との複合問題が出題されているので、その問題は触らなくても良いと思います(復活の可能性が怖い人は解いてみるのもあり)

物理

問題ごとの難易度の差が大きく、癖の強い問題も多く出題されます。

難易度の高い問題を捨てる勇気も必要となってくる教科となり、微積などが必要な問題もあるので、過去問で慣れる必要があるでしょう。

対策としては、難易度の高い問題集(河合塾出版の名門の森レベル)と過去問を並行して解くと良いです。

化学

医大特有の奇問は出題されませんが、難易度がかなり高いです。

大学レベルの化学を誘導に乗りなりながら高校化学で解かなければならない問題もあり、物理同様に慣れが必要となります。

対策は、化学の新演習、余裕があれば理系の化学100選などで難易度の高い問題に耐性をつけましょう。

生物

医学に関する内容(人体の構造や細胞など)の問題が頻出で難易度は高いです。

記述問題の量がかなり多く、時間内に解ききる思考力と処理能力が必要となります。

対策としては、浜松医科大学医学部の過去問だけでなく他の医学部の生物の記述問題などを解くとよいでしょう。

面接

問われることは、受験生自身のことばかりで専門的なことは聞かれません。

大学の方針についての意見を聞かれることはあるのでしっかりと調べておきましょう。

練習するときは、先生などに相手をしてもらい、受け答えの内容を確認すると良いです。

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