全統医進模試の難易度は難しいのか?
医学部を受ける人なら河合塾の全統医進模試を受ける人が多いと思います。
私も受験生時代に受けました。
しかし、玉砕しました・・・
全統医進模試の難易度はめちゃくちゃ高いのです。
河合塾の全統記述模試で偏差値72くらいとっていたのが、全統医進模試では偏差値60になってしまいましたから。
今回は全統医進模試の難易度や判定は信頼できるかをテーマにお話をさせていただきます。
全統医進模試の難易度は難しい?
全統医進模試の難易度は難しいです。
模試の中でトップレベルの難しさでしょう。
それもそのはず、受験生はみんな医学部志望者ですから。
医学部の二次試験を想定した問題がでるので、問題自体の難易度がかなり難しいです。
普段の模試よりも点数自体がめっちゃ下がるでしょう。
駿台全国模試よりは簡単ですが、全統記述模試よりはめちゃくちゃ難しいです。
だいたい、普段の模試より偏差値が10程度下がると思えばいいでしょう。
私は全統記述模試では英語は、偏差値72.6あったのに、全統医進模試の英語では偏差値59.8しかとれませんでした。
こちらが私の受験生時代の全統医進模試の成績です。
ちなみに、全統医進模試の1ヶ月前に受けた全統記述模試の成績表がこちら。
全統医進模試は信頼できるか?
全統医進模試は信頼できると思います。
医学部志願者数は国公立と私立合わせて、2016年で13万5794人いました。
一方、全統医進模試の受験者数は私の受験した年度で、わずか7000人程度です。
医学部受験者のうちの5%程度しか受験しない模試が有効かというと疑問もあるでしょう。
しかし、7000名も受験していれば統計学的には母数は十分といえます。
受験生の全員が受ける模試なんてありえないですし、全然信頼できる規模だといえるでしょう。
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全統医進模試を受けるべき3つの理由
難易度が高いので悪い結果が出て、気分が引き締まる
全統医進模試は難易度が高いので、普段の模試よりも点数的に悪い結果となります。
全統医進模試のある11月中旬頃といえば、成績が伸びてきて、偏差値70くらい撮っている人は油断をしてくる時期です。
実際は、簡単な模試で偏差値70なんてとっても医学部には受からないのに油断してしまうのは危険すぎます。
なので、秋あたりの気持ちがゆるんできたころに、ガツンと難しい模試を受けてあ、気持ちを引き締め直すというのは結構やる気の面でいいことなのです。
本番と難易度が近い
全統医進模試は二次試験本番と難易度が近いです。
なので、本番と同じようなレベルの問題を緊張感のある状況で解くいい練習になるといえるでしょう。
医学部受験生用の模試で全国規模の唯一の模試なので、受けておくことをおすすめします。
試験慣れという点でもライバルに差をつける絶好の機会となるでしょう。
本番と同じ問題が出ることがある?
全統医進模試は医学部を想定した問題を作っているだけあって、似た問題が出る可能性があります。
また、ライバルも受けているので、模試で出た問題を落とすと確実に負けるのです。
実際、私は全統医進模試で出たのと同じパターンの問題が国立医学部前期の二次試験に出ましたからね。
「これ、模試ででたやつやん!」
って思って、サクッと得点できました。
数学の大問1個同じだったので、もし解けなかったら落ちていたでしょう。
模試を受けてなかったらと思うとゾッとします。
みんなが受けている模試は必ず受けた方がいいですよ。