病理学おすすめ教科書・本を紹介します。
初心者向けでわかりやすい本と本気で勉強したい方向けの教科書を厳選しました。
病理学の教科書選びの参考にしていただければ嬉しいです。
目次
病理学教科書・本おすすめ 入門書ならこれ!
1位 こわいもの知らずの病理学講義
わかりやすい病理学の教科書を探しているならこれがおすすめです。
大阪大学医学部で病理学を教えている先生が書かれた本になります。
ボケとツッコミを交えて面白おかしく病理学について説明してくれているので、飽きずに読みことができるでしょう。
これから本気で病理学を学ぶ前にざっくりと全体像や基礎を学びたい方におすすめです。
2位 なるほどなっとく! 病理学 病態形成の基本的なしくみ
コメディカルの方で病理学をざっくりと学びたい方におすすめ。
難しい医学用語には解説がついているし、イラストや図が多く、解説が簡潔です。
病理学の入門書として最適だと思います。
3位 よくわかる病理学の基本としくみ
病理の写真がたくさん載っていて、正常と異常がどちらも説明されているので、わかりやすいです。
病理学を学ぶ際に知っておくべき知識も書かれているので、病理学をしっかりと学ぶ前に読むといいでしょう。
病理学教科書・本おすすめはこれ!本気で勉強したい方向け
1位 標準病理学
内容が充実していて、病理学の範囲が網羅できています。
写真がかなり多く、視覚的に理解することもできるでしょう。
人気の標準シリーズですから、やはり内容はしっかりしています。
病理学を本気でやりたい方におすすめの教科書です。
2位 カラー ルービン病理学
めちゃくちゃ分厚い病理学の教科書です。
通読はかなり厳しいと思うので、辞書的に使うのがいいでしょう。
原著が海外の本であり、分量が多いので、病理学の教科書で1番内容が充実していると思います。
病理学の教科書では、世界的にはロビンス基礎病理学という本が有名です。
しかし、ロビンス基礎病理学は日本語訳が悪いと評判なので、おすすめできません。
訳本で病理学の教科書をお探しなら、ルービン病理学一択でしょう。
3位 カラーアトラス病理組織の見方と鑑別診断第5版
写真が豊富で、疾患数が多い病理学の教科書です。
テスト対策にも使えると思います。
どのページも上半分に3〜4枚の病理画像があり、下半分に解説があるという構成なので、見やすく感じました。
写真の数は、標準病理学やルービン病理学よりも圧倒的に多いので、他の教科書で載っていなかったときにこれを調べれば解決できるでしょう。
病理学問題集おすすめはこれ!
パワーアップ問題演習 病理学
病理学の問題集で1番おすすめなのがこちらの本です。
解説が丁寧なので、正直学校の授業よりもわかりやすいかもしれません。
病理学の問題集ってほとんど出版されてなくて、いい問題集がないのですが、これだけは唯一おすすめできる良著です。
✅ 医学生におすすめの教科書を教科別にまとめました。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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