微生物学おすすめ教科書・本を紹介します。
初心者向けでわかりやすい本と本気で勉強したい方向けの教科書を厳選しました。
薬理学の教科書選びの参考にしていただければ嬉しいです。
目次
微生物学教科書・本 初心者向け
微生物学の概要をざっくりと理解したいコメディカルの方、標準微生物学に取り組む前にざっと全体像を把握したい医学生におすすめなのが、休み時間の微生物学と好きになる微生物学です。
それぞれの教科書の特徴について紹介させていただきます。
1位 休み時間の微生物学
本格的に微生物学を勉強する前に、ざっくりと全体像を把握するのに最適な微生物学の教科書です。
「微生物学と命名法」「微生物の種類」などのテーマごとに2ページくらいでコンパクトにまとめられています。
10分しかない休み時間にサクッと読めるというコンセプトの本です。
イラストを交えて、わかりやすい言葉で説明してくれているので、初心者におすすめです。
私もテスト対策として、まずはこれをざっと読んで全体像を把握したことで微生物学についての理解がめちゃくちゃ深まりました。
2位 病気がみえるVol.6 免疫・膠原病・感染症
国家試験対策として微生物学を勉強したいなら病気がみえるシリーズがおすすめです。
微生物学を、これでもかというほど豊富なイラストを用いて解説しているので、かなりわかりやすくなっています。
わかりやすさ、とっつきやすさはNo1の微生物学の教科書です。
国家試験に出るポイントがコンパクトにまとめられている微生物学の教科書はこれだけでしょう。
微生物学教科書・本 本気で勉強する人はコレ!
本気で勉強したい方向けにおすすめの微生物学の教科書・本を紹介します。
教科書の選び方の基準としては、イラストや写真が多くて、わかりやすい、ネットや周りの評判などを参考に選びました。
微生物学の教科書選びの参考にしてください。
1位 ミムス微生物学
イラストや写真がめちゃくちゃ多い微生物学の教科書です。
ほぼ全てのページにイラストか写真が載っているので、読んでいても飽きません。
フルカラー印刷なので、読みやすいのもいいですね。
Amazonでの評価も高く、価格もお手頃です。
視覚的に解説がされているので、理解もしやすくなっています。
丸暗記ではなく、理解しながら勉強したい方におすすめの微生物の教科書です。
2位 標準微生物学
微生物学の教科書もやはり標準シリーズが人気です。
みんなと同じ教科書を使いたいならこれでいいでしょう。
ただし、イラストや写真はミムス微生物学よりも少ないです。
写真が全くない項目もありますね。
個人的には、写真が多い方が、好きなので、ミムス微生物学か標準微生物学のどっちかというと、ミムス微生物学の方がおすすめとなりました。
3位 シンプル微生物学
頻繁に改訂されていて、新たな知見も載っている微生物学の教科書です。
ところどころに興味深い豆知識がのっている工夫がいいと思います。
フルカラーでイラストも多いので、理解しながら勉強をすることができるでしょう。
分量もそんなに多くないので、通読も可能です。
結構使っている人も多いおすすめの微生物学の教科書ですね。
4位 ブラック微生物学
フルカラーのイラストが多いのが特徴です。
標準微生物学の1.5倍くらい分厚くなっています。
各章の最後に問題がついているので、解けば理解を深めることができるでしょう。
通読するには多すぎる分量ですから、辞書的に使うことをおすすめします。
5位 戸田新細菌学
めちゃくちゃ分厚いです。
微生物学の教科書で1番厚い本だと思います。
イラストは少なめで文章での解説がメインです。
内容はかなり濃いので、辞書的に使うのがいいでしょう。
✅ 医学生におすすめの教科書を教科別にまとめました。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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