心臓模型「青島文化教材社4DVISION心臓解剖モデル」を買ったのでレビューさせていただきます。
医師になるなら解剖学を勉強することは絶対に必要です。
しかし、立体構造のものを2次元で理解するのは難しいし、非効率的でしょう。
心臓模型を買うとめちゃくちゃ勉強がはかどりますよ。
心臓模型「青島文化教材社4DVISION心臓解剖モデル」を買ってみた
循環器の勉強をしているときに、心臓の弁に関する疾患などを学ぶのですが、なかなか理解できませんでした。
そこで、心臓の模型を買うことにしたのです。
僕が買った心臓の模型はこれ!
アマゾンで注文したので、翌日に届きました!
届いたものがこれ!
心臓の模型ってたくさん売ってます。
でも、青島文化教材社の心臓模型が一番です。
これを買った理由は、肺動脈と肺静脈の模型もついているのと、大動脈と肺動脈の根本部分もあるので心臓周辺の血管の走行も理解できると思ったからです。
心臓だけ単体で勉強するよりも心臓に注ぎ込む血管や出ていく血管の走行も一緒に理解したほうが効率がいいんですよ。
部品を組み立てる方式です。
かみ合わせが悪いので、ちょっと難しかったですが、パーツの数が少ないので小学生でも作れると思います。
説明書がついているので、見ながらやると数十分でできるでしょう。
パーツを組み立てることも理解につながるので、かえって良かったと思います。
完成したものがこれです!
手のひらに収まるサイズですが、十分勉強になります。
心臓のかなり細かい構造も忠実に再現されている
右心房と右心室、左心室が開閉できるようになっています。
心室の乳頭筋や腱索、僧帽弁、三尖弁などが見事にリアルに再現されていました。
教科書で勉強したことを模型で、実際に手を触れてみることで「なるほど。こうなってるのか。」と納得できるのは買ってよかった点です。
心臓の背部もリアルに再現されています。
写真の通り、台座もついているので、置いたままいろんな角度から心臓を観察できるのもよかったです。
右心房に肺静脈が4本流れ込んでいるといて、左右に2本ずつあるというのも模型を見て初めて納得できました。
やはり実物をみると強烈に記憶に焼き付くので忘れませんね。
大動脈弁や肺動脈弁がしっかりと三尖弁になっている点や、僧帽弁が2つの弁からできていて、三尖弁が3つの弁からできているのもよく再現したなと感心させられました。
大動脈が背部へ回り込んでいることも模型でみると一目瞭然です。
そのため、CTで下行大動脈が背中側にうつり、大動脈解離では背部痛が起こるといったバラバラの知識が点と点でつながりました。
解剖実習もありますが、あくまでも解剖で見れるのは一時です。
人間何度も見ないとすぐに忘れてしまいます。
なので、心臓模型を買って何度も模型を見て触ってしてみるといいでしょう。
自然と心臓の構造が理解できるようになります。
正常な構造が理解できたら病気になる原因も理解できるのでテスト対策も簡単にできるようになるでしょう。
心臓模型を買ってみて微妙だった点
実は商品が到着するまで組み立て式だと知りませんでした。
組み立て式だと知った時にちゃんと組み立てられるかあせりました。
実際なんとかなりましたが、素材が少し柔らかく、同時にかみ合わせないといけないパーツがいくつもあって結構難しかったんですね。
組み立てるのに、1時間くらいかかったように思います。
後、冠動脈の走行はあまり期待しないでください。
冠動脈の走行を学びたい人は別に冠動脈の模型を買うべきです。
私は実際に別に買いました。
組み立てるのが苦手な人は正直最初から組み立てられてる模型を買ったほうがいいでしょう。
こちらは最初から組み立てられているし、実物大なのでおすすめです。