医師国家試験対策の参考書や、問題集、勉強法をまとめたいと思います。
医学部に通っている医学生は5年生になると、2年かけて医師国家試験対策を行うのですが、勉強法はひとそれぞれなんですよ。
テコム、メック、MAC、medu4などの予備校の動画講座を申し込む人もいれば、クエスチョンバンクという問題集をひたすら解くだけという人もいますね。
今回は、勉強法の書籍を出版した経験もある私が、医師国家試験対策としていくつかの勉強法を紹介させていただきます。
自分に合った勉強法を探すのに役立ててもらえればうれしいです。
目次
医師国家試験対策の参考書と問題集はこれだけ!
医師国家試験対策の参考書と問題集はみんなが使ってる王道の参考書を使うのがベストです!
医師国家試験って90%が合格する試験ですから、一人だけ別の参考書を使うよりもみんながやってることをみんなと同じくらいやれば100%合格できます。
なので、医学生は黙って参考書はイヤーノートを買いましょう。
医師国家試験対策の参考書といえばイヤーノート
イヤーノートは毎年3月に最新版が出るので、5年生の3月(大学によるが医学部5年生は3月から始まる)に最新版が出てから買うのをおすすめします。
ページ数はなんと3648ページ!!!
厚さ20cmくらいの本です(笑)
価格も衝撃の定価で2万5920円
まあ、内科と外科はイヤーノートだけで網羅できるので、意外と高くはないのかもしれません。
イヤーノートの書籍版を買うと通常2万1000円のイヤーノートアプリを6000円で買うことができます。
※8月以降は1万2000円
タブレットやスマホでオフラインでイヤーノートから簡単に知りたい疾患を検索できるのでかなりおすすめ。
参考ページ イヤーノートアプリ
皮膚科・眼科・精神科・耳鼻科などのマイナー科目はイヤーノートには載っていないので注意してください。
マイナー科目は医師国家試験のためのレビューブック・マイナーという本で補います。
レビューブック・マイナーは2年に1度改定されていて、2014、2016ときたので次は2018年10月に最新版が出るはずです。
2018年に5年生になる方は、10月まで買うのを待った方がいいかもしれませんね。
医師国家試験対策の鉄板問題集がクエスチョンバンク
医師国家試験対策の問題集としてみんなが使うのが、クエスチョンバンクです。
「クエバン」「QB」ともいわれます。
QBだけで国試の約8割が解ける!
と豪語するほどの出版社の自信っぷりはみごとです。
クエスチョンバンクだけで合格する人もいるくらいなので、実際事実なんですよね。
医師国家試験が近年変わったといっても、結局プール問題から大半の問題は出るので、過去問やっておけば合格はできるんです。
なので、医大生は黙ってクエバン買いましょう。
クエスチョンバンクにもオンライン版があって、ネットでランダムに問題を解いたりできてかなり便利です。
参考ページ クエスチョンバンクオンライン
関連記事 Prime studentの凄い特典10選!本が10%オフ?クーポンはいつまで?
さらに、Amazonギフト券を買うと最大2.5%のポイントがもらえるので、Prime studentに加入してAmazonギフト券を買ってからAmazonギフト券でクエスチョンバンクを買うと、1万円くらい得するのでおすすめです。
参考ページ Amazonギフト券チャージでポイントが貯まる?
医師国家試験対策勉強法まとめ
医師国家試験対策の勉強法をまとめたいと思います。
勉強法はひとそれぞれです。
動画の講義を見た方がいいという人もいれば、問題集だけで効率よくやりたいという人もいます。
今回はいろんなパターンの医師国家試験対策の勉強法見てきましょう。
1. 医師国家試験対策予備校の動画講座とクエスチョンバンクの併用
だいたい医学生の8割くらいが医師国家試験対策予備校の動画講座とクエスチョンバンクの併用ですね。
医師国家試験対策予備校といっても、テコム、メック、MAC、medu4などたくさんあってそれぞれ特徴があります。
だいたいテコムかメックを取っている人が多いです。
後は、medu4で部分的にとるという人もいますね。
動画講座とクエスチョンバンクの併用はよく聞きますが、動画講座一本というのはあまり聞いたことがないです。
動画講座だけで合格した猛者がいたら教えてください(笑)
やはりクエスチョンバンクはみんながやるものなので、動画講座をとっても外せないと思います。
あくまで動画講座は理解の補足にすぎないんですよ。
分かりやすい説明や補足などを聞いて、覚えやすくなる部分はありますが、覚えなくてはいけない知識の総量が変わるわけではないですからね。
メリット
・みんなと同じなので安心感がある
・動画講座なので見ているだけで勉強できる
デメリット
・量が膨大になる
・お金がかかる
2. 問題集「クエスチョンバンク」のみ
ひたすらクエスチョンバンクのみを解いていくというやり方もあります。
正直クエスチョンバンクに載っているプール問題をしっかりマスターしておけば医師国家試験対策は万全でしょう。
90%が受かる試験ですからね。
しかし、自分でスケジュールを管理しなければいけないし、淡々と解いていくのは結構大変だと思います。
私は独学が好きで授業は非効率だと思っている派なので、クエスチョンバンクのみで国試に挑む予定です。
後、もしかしたらmedu4を単価でとるかもしれないですけどね。
メリット
・お金が浮く(10万円くらい)
・自分のペースで出来る
・たぶん最短経路
デメリット
・自己管理ができない人には向かない
・クエバンのみは少数派
まとめ
私は今医学科5年生なので、医師国家試験対策を始めたばかりです。
今後、私が医師国家試験対策を行っていく上で分かった情報や私の模試や試験結果などはどんどんこちらのページにアップしていきます。
医師国家試験対策の情報はネット上にもあまりないので、貴重な情報になることでしょう。
また気が向いたときに遊びに来てもらえればうれしいなと思います。