医学部受験で浪人すると1浪ごとにおよそ2000万円損しているって知ってました?
なぜだかわかりますか?
1回浪人しても1年入学するのが遅くなるだけだから平気じゃん
っていう考え方は実は全然違うんです
医学部受験生は浪人すると2000万円の機会損失がある?
1回浪人すると医師になるのが1年遅くなりますよね
イメージとしては給料がもらえるのが1年遅くなるというふうにしか感じません
研修医の給料なんてたかが知れてますからね
どうせ月30万円くらいでしょ。だから、年収360万円分損するだけじゃないの?
って思う方が多いのですが、全然違います!
浪人して失われる収入は医師を辞めるときの最後の1年間の年収に相当するのです
医師になって60歳くらいで引退するかという年ごろの医師であれば、年収2000万円くらいもらっていてもおかしくありません
多い人は年収5000万円以上ある人もいるでしょう
なので、2000~5000万円の年収分の収入が減ることになるのです
上の図を見てください
何回浪人しようがしまいが医師になるには必ず研修医は経験することになります
しかし、結局人間には体力の限界がありますから医師を引退する年齢は変わらないのです
その結果、失われるのは医師としての最後の年収になるということになります
浪人すると損失が大きいから頑張ろう
浪人すると損失が大きいのでなるべく早く医学部に合格した方が一番なんですよ
医学部予備校の費用って100~500万円ととても高いように思えますが、1年浪人するほうが実はその何倍も損しています
受かればまだしも2浪、3浪って浪人を重ねたり、結局受からなかったことになんてなるとその損失は1億円以上です
実家が病院で跡取りがいなくなるなんてなるともう悲惨
お金以上のものを失うことになります
そうすると、お金をいくら使ってでも医学部合格した方がいいというのが合理的な考えになるのです
つまり、1年でも早く医師になれるなら医学部予備校の高い授業料を払っても割に合うということになります
医学部予備校に通うことを少しでも考えているならこちらのサイトで資料請求することをおすすめします
医学部再受験生は1億円損している?
でも、この理論で考えると再受験生はヤバいよなあ
だって25歳で医学部に入学したとしたら7年遅れて医師になるわけだから
医師としての最後の7年分の年収を損していることになるよね
そしたら、ざっと1億円っっっ!!!!!!!
再受験生は入学時点で現役生よりも一億円損しているということか
これはつらいよ
まあ、それでも普通の一般企業に勤めるよりも再受験してでも医師になったほうがいろんな意味でメリットがあるからみんな目指すんでしょうね
今なんて医学部バブルなんて言われていますからね
これから老人が減っていって医師が食えない職業になったら弁護士みたいに人気が下がるんでしょうね
つくづく世の中は経済的インセンティブで動いていると考えさせられます
日本の医療が崩壊したら医師はどうなるの?
今でさえ日本の財政は医療費で圧迫されています
治療費が1ヶ月300万円もするオプジーボという抗がん剤が少し前に問題になっていましたよね
今後はこんな高額な最新治療がたくさん出てくると思うんですよ
日本人の2人に1人ががんで亡くなるのですから、全員がこんな高額な薬を使っていては日本はすぐに破綻してしまいます
近い将来日本の国民皆保険制度は破綻するでしょう
そしたらお金持ちだけが高額な最新医療を受けれて、貧乏人は大した医療を受けられなくなるはず
実際こんなことはアメリカでは普通に起こっています
日本が恵まれているだけです
いずれ日本もアメリカのようになっていくのだと思います
すると、自由診療が盛んになってくるはず
医療の世界にも競争の波がやってくるでしょう
医師も勝ち組と負け組に明確に分かれるのではないでしょうか?
医師がこんなにも人気なのは今が最後の世代だと思います