(この記事は2017年2月11日に更新しました)
目次
国際医療福祉大学医学部の情報
大学名 | 国際医療福祉大学 |
設立年 | 1995年設立(医学部開設は2017年4月) |
住所 | 〒286-8686 千葉県成田市公津の杜4-3 |
大学ホームページ | http://narita.iuhw.ac.jp/igakubu/ |
6年間の学費 | 1850万円(私立医学部で1番安い) |
医師国家試験合格率 | ー |
学生数 | 約7500人(大学院含む) |
再受験寛容度 | かなり厳しい(管理人の予想) |
進級難易度 | かなり厳しい(管理人の予想) |
交通アクセス | JR柏またはJR千葉駅よりJR成田駅へ。徒歩で京成成田駅へ移動し公津の杜駅下車してすぐ駅前にあり。所要時間(JR柏駅より約1時間、JR千葉駅より約40分) |
国際医療福祉大学医学部は、学費が私立大学医学部のなかで1番安く設定されています。
私立医学部は学費が低いほど、偏差値が高くなる傾向がありますので、かなりの高偏差値になることが予想されます。
また、再受験寛容度は「かなり厳しい」となると予想されます。
なぜなら、学費が安くて偏差値が高い東京慈恵医科大学、慶應義塾大学、順天堂大学はすべて
再受験にかなり厳しいからです。
しかも、カリキュラムを見ると、多くの授業が英語で行われます。
なので、かなり高い水準の学力を持っていないと、勉強についていくことが難しいでしょう。
進級難易度も「かなり厳しい」となると予想さできます。
国際医療福祉大学医学部の特色
●6年次にすべての学生の海外臨床実習への参加が必須
●多くの科目で英語による授業を実施
●外国人教員の採用
●学生の20名が留学生
●5年次の3月にUSMLEのSTEP1の受験が全学生に推奨
国際医療福祉大学医学部の1番の特徴は、英語教育の充実です。
多くの科目で英語による授業が行われ、学生のうち20名が留学生で、外国人教員も採用されていて、6年次にはすべての人が海外臨床実習へ参加しなければいけないという徹底ぶりです。
ここまでくると、もはや留学しているのと同じ状態になるでしょう。
5年次の3月にUSMLEのSTEP1の受験が全学生に推奨されていることからも、大学の本気度がうかがえます。
ただし、医学を英語で学ぶというのはほんとにきついですよ。
私の大学でも、心理学などの授業がすべて英語で行われていました。
まず、知らない知識を英語で学んでも結局は、日本語でしか理解できないので、すべて和訳する必要があるんです。
それから、英単語を覚えていかなければいけません。
しかも、専門用語は和訳も調べにくいですから大変なんです。
英語の授業だと、2倍以上の労力が必要となりました。
ハンガリーなどの海外医学部に留学した人の話を聞いたことがありますが、やはり1日16時間みっちり勉強してなんとかついていけたということです。
国際医療福祉大学医学部も1日10時間以上は、確実に勉強していかないと大学の求めるレベルには達しないと考えられます。
入学を希望する方は、それ相応の覚悟をもって受験することをおすすめします。
国際医療福祉大学医学部の入試・受験情報
偏差値 | 不明(2017年開設なので情報なし) | ||||||||
募集人数 |
| ||||||||
学士編入試験 | なし | ||||||||
出願期間 | 2016 年 12 月 26 日~ 2017 年 1月10 日 | ||||||||
受験料 |
| ||||||||
試験日 |
|
選考は、一般入試とセンター試験利用入試があります。
日程が異なるので、一般入試とセンター試験利用入試を併願することが可能です。
合格可能性を最大化したい方は、併願受験をおすすめします。
国際医療福祉大学医学部 科目・配点
一般入試 | 英語 | 数学 | 理科(2科目) | 小論文 | 面接 | 合計 |
一次選考 | 200 | 150 | 200 | ○ | 550 | |
二次選考 | ○ |
※小論文の評価結果は二次選考において使用
※二次選考は一次選考合格者のみに実施
※小論文以外はすべてマーク式
センター利用 | 数学 | 理科2科目 | 英語 | 国語 | 地歴公民 | 面接 | 小論文 |
センター試験 | 200 | 200 | 250 | 200 | 100 | ||
二次選考 | 100 | ○ | ○ |
※センター試験を一次選考として利用
※若干名を帰国生枠として選抜
※二次選考の英語は記述式
授業の多くが英語で行われるので、選考では英語力が重要視されています。
そのため、英語の配点が1番高いですね。
センター試験利用では、二次選考で英語だけ試験が課されますから、英語の得意な方に有利な試験となっています。
・一般入試とセンター利用入試の併願が可能
・センター利用入試で若干名を帰国生枠として選抜
・小論文以外はすべてマーク式
・センター利用の二次選考の英語は記述式
国際医療福祉大学医学部 倍率
2017年(1/20) | 募集人数 | 出願者数 | 倍率 |
一般入試 | 100 | 2769 | 27.7倍 |
センター利用 | 20 | 624 | 31.2倍 |
100人の募集人数に対して、2769人が出願するというかなりの高倍率となっています。
私立大学医学部で1番学費が安いんですから、当然でしょうね。
トップレベルの受験者がのきなみ出願したと思われます。
国際医療福祉大学医学部 合否速報サイト
https://www.go-hi.jp/pc/index.php
受験生の方は、こちらの合否速報サイトで合否の確認が可能です。
国際医療福祉大学医学部 面接試験について
一般枠・センター利用 | |
面接形式 | 個人面接 |
面接時間 | 30分×2回 |
面接官 | 3人 |
再面接の有無 | ー |
面接は、個人面接が30分×2回とかなり長いです。
なので、経歴や考えなど幅広くさまざまなことが聞かれますね。
私立医学部なので医療ニュースについて質問されることも多いはずです。
面接落ちも多そうですから、面接対策をしっかりすることが肝心です。
医師の志望動機や大学の志望動機はこの本で対策しましょう。
「こんなふうに答えたらいいよ」っていうのがのっているので参考になるでしょう。
チーム医療や移植問題についての自分の意見も持っておくべきでしょう。
医療ニュースにどれほど関心をもっているかどうかで、医学に対する本気度を測れられてしまいます。
医学部の面接を読めば、最近の医療問題についてどうこたえるべきかというのがわかります。
面接落ちしないためにも、徹底的に対策しておきましょう。
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