医学部の面接ではほぼ確実に聞かれることがあります。
それはこの質問です。
「医学部を志望した理由は?」
この質問は単純なようで難しいです。
なんとなくかっこいいからというイメージで医学部を目指している
方にはつらい質問ですね。
この記事では、よくある医学部の志望理由を紹介します。
親が医師だから
あまり、いい答えではないですね。もっと、親が医師だから医師という職業を近くで
見ていたからこそ感じたことや、経験したことを言葉にして伝えるといいでしょう。
例えば、親が医師をしていて、患者さんにとても感謝されているのをみて、医師という
職業は人の役に立てて、かつやりがいのある職業だと感じたということをより具体的な
エピソードとともに紹介できるといいですね。
それで、それにつなげて自分はどんな医師になりたいかという話にまでつなげられると
よりいいです。
自分や家族が病気になったときに助けてもらった
自分や家族が病気になったときに助けてもらったことで今の自分や家族があるので
医師という職業の尊さを感じた。そして、そのときに担当してくださった先生が
本当に親切で患者の病気だけでなく心の不安も取り除いてくれた。
患者という立場から医師という仕事にふれ、その恩恵を感じたことで医師という
職業に興味を持つことになった。
仕事は人生で大きなウエイトをしめるものであるから、私は一生の仕事として
医師を選び、自分が受けた恩を自分が医師になることで返していきたい。
というような話が多いではないでしょうか。
高収入でモテるから
まさかこういうことをいう人っているんですかね(笑)
でも、医師ってほんとに高収入でしょうか。
高収入を目指すならもっと割のいい仕事がありますよ。
モテるというのも間違いですね。
医師であってもなくても、モテる人はモテるし
モテない人は、モテませんよ。
人の役に立ちたいから
医師は確かに病気を治療することで人の役に立つことができます。
しかし、それは、どんな仕事でも同じで工事現場で働く人も
トラックの運転手も政治家もどんな仕事でも人の役にたってるんですよ。
だから、ただ、人の役に立ちたいからだと医師を志望する理由には
なっていないですね。
もっと、医療現場のことを知った上での意見や自分が経験したことから
医師を志望する理由を述べた方が自分のことばで語れる分、説得力が
ついてくるんですよ。
なんで、人の役に立ちたいからという志望理由だった人は
もう一度、自分がなぜ医師になりたいと思ったのかを考えてみてください。