医学部女子3分の1の法則って知ってますか?
これ、医学部に入って結構耳にする法則なんですよ。
医学部女子3分の1の法則
3分の1は、幸せな結婚生活。
3分の1は、離婚。
3分の1は、独身。
この法則は、なぜかどの女医さんの集団をとってきてもすべてにあてはまるそうです。
「独身の人増えてるから普通じゃね。」
という方のために、こんなデータがあります。
日本の生涯未婚率がやばい
生涯未婚率って知ってますかね。
これは「50歳のとき未婚で一度も結婚したことがない人の割合」を示すものなんです。
だから、人口増加の予測のような国の将来を判断するためのデータとして
非常に重要な指標なんですよ。
これが、2000年以降激増しているんですよ。
生涯未婚率
年 男(%) 女(%) 1965 1.5 2.53 1970 1.7 3.34 1975 2.12 4.32 1980 2.6 4.45 1985 3.89 4.32 1990 5.57 4.33 1995 8.99 5.1 2000 12.57 5.82 2005 15.96 7.25 2010 20.14 10.61 2015 24.2 14.9 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集(2016)」
しかし、今回注目したいのは、女性の2015年の数値です。
2015年における女性の生涯未婚率は14.9%になってますよね。
これは、異常な数値なんですよ。
1980年代のバブルの頃が4%程度なのに対して、3倍以上になっているんです。
しかも、増加し続けてるというね。
もうやばいですね。この国。
そして、女医さんの3分の1(33.3%)が未婚(生涯未婚率とはきいていない)
だというのはこの数値と比べると、ほんとうに異常な数値だということが
わかりますよね。
私が考えるに、女医さんは昔からいてずっとこの数値らしいんですよね。
女医さんてキャリアウーマン、つまりバリバリ働く女性の典型的な例じゃないですか。
すると、現在の政治の方向が女性の社会進出を促してますよね。
そしたら、バリバリ働く女性がどんどん増えていく。
すると、働く女性のライフスタイルがどんどん女医さんに近づいていきますよね。
そしたらですよ。
未婚率も現状データが示すように上がり続けているように上がり続けて・・・
それで、その上昇がとまるところが3分の1なのではないかなと思うんです。
3分の1っていうのは、バリバリ働く女性というライフスタイルをもつ女性
における全体の未婚率を表していると思うんですよ。
だから、私の予測では、生涯未婚率は33%まで上がり続けると考えています。
このままではいけないのではないでしょうか・・・
女医さんの未婚率の改善が必要
女医さんの未婚率の改善が直ちに必要ですね。
女医さんが働く女性の1つの例であり、昔から全く改善が行われなかったとするならば
今後政治が働く女性をサポートしていっても
本当に未婚率を減少させて少子化を食い止めることができるのかは疑問でしかありません。
昔から存在していたこの問題を改善することが少子化対策、そして、
今後の女性の社会進出促進の第一歩となるのではないでしょうか。
問題だとはわかっていてもそれを解決するのが難しいんですけどね。
なんとかしなければいけないとほんとに思います。
未婚率の上昇はもっと思いもかけない問題を今後生み出すと思いますし。
例えば、未婚で配偶者や子供がいないということは
誰も世話をしてくれる人がいないので社会保障費がさらに
急増すると考えられます。
きりないわ。もう考えるのやめよ・・・