京大に60名を合格させる 市立堀川高校の勉強法「探究学習」とは

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市立堀川高校の合格実績がすごい

今年の合格者数は、京大が60人(浪人28人を含む)、昨年が52人
1学年240人のうち実に4人に1人が京大に進学しているのです。
このような実績は今に始まったわけではなく、2007年から2016年まで
毎年30人以上の現役での京大合格者が出ているという。
「なんだよ。どうせ元から頭の良い生徒を集めたんだろ?」という批判も出ているようだ。
しかし、考えてみてください。
そんな単純なやり方でこれだけの合格実績を作ることは可能でしょうか?
少なくとも、鹿児島県にある県立大口高校のような、合格者に100万円を与えるという
動機づけでは絶対無理ですよ。
なんらかの秘密があるに違いない!
ということで、一体どのような教育指導によりこれだけの実績を作ることができたのか
当ブログでは、勉強法という観点に注目しながら迫りました。

驚異的な進学実績の秘密「探究学習」とは

堀川高校の驚異的な進学実績の秘密は探究学習にあります。
探究学習とは「自分で課題を設定し、仮説を立て、根拠をもとに論証する活動」です。
これは受験科目とは全く関係がないにもかかわらず、1年半もの長期にわたって
多くの時間を使い行なわれています。
この活動を通して、答えのない問題に対して、自分なりの答えを見つけさせようという
試みなのです。

実は「探究学習」と勉強法を考えることは似ている

声を大にして言います。この探究学習は素晴らしいです。
実は勉強法を考えることもこの探究学習と同じなんです。
世の中にはいろいろな情報があふれています。
勉強法も同じです。数多くの書籍やサイトがありますよね。
でも、その中で自分なりの答えを見つけようと思ったら自分でやってみるしかないんですよ。
まずは、本やサイトに書いてる通りに勉強してみて、
「これは使えるな、前より覚えられている」
「このやり方は自分には合わないな」
という判断をしてその勉強法を続けるか、新しい勉強法を取り入れるかを決めるんです。
これってそのまんまさっきの探究学習でやる「自分で課題を設定し、仮説を立て、根拠をもとに論証」
することと一緒なんですよ!!!

だから、堀川高校の生徒たちは探究学習によりこの「自分で課題を設定し、仮説を立て、根拠をもとに論証」
という流れを練習しているんです。
だから、勉強にも同じ姿勢で取り組むことで自分の勉強のやり方を見つけることが出来るんですね。
その結果、合格実績が凄まじく向上したのでしょう。

ぼくは学校がずっと嫌いでした。
それは学校は「こうしろ、ああしろ」というだけの場所だったからです。
堀川高校のように自分のやりたいことを尊重してくれる学校だったら「行きたい!」って今でも思いますよ。

「探究学習」を通してやりたいことが見つかる

もう1つ探究学習の素晴らしいところがあります。
それは自分のやりたいことが見つかるということです。
多くの人は自分が何をやりたいのかも分からずに生きています。
しかし、何をテーマに設定してもいいとなると、自然と自分の好きなテーマを設定するでしょう。
そして、テーマに深く入り込んでいくうちにその世界に自分のやりたいことを見出す人もいるでしょう。
逆に「自分のやりたいことは他のテーマにあるかもしれない」ということでテーマを変える人もいるはずです。
そういうふうに、「やってみる」ことで本当に自分のやりたいことが見えてきます。
すると、大学に行く目的ができて、その目的のために受験に取り組むようになるんです。
これは、親に勉強しろと言われてやる勉強とは異質のものでしょう。
こういういわゆる「内発的動機」から人が何かをするとき、人は自然と、とてつもない努力、工夫をするんです。
なぜなら勉強が「つらいもの」から「楽しい」ものに変わっているから。

こういう生徒に勉強の動機づけを作る仕組みとして「探究学習」が機能していることで
進学実績が大きく向上したのは間違いありませんね。
この「探究学習」というやり方がもっと日本の他の学校にも広がってほしいです。
高校からといわずに、小学生、中学生のころからこのような授業を取り入れるべきではないでしょうか。
これからの日本が世界でリードをしていくためには、人材の「質」が欠かせません。
数で勝負する時代は終わったのです。
もし、学校関係者の方がこれを見てくださっていればぜひ御校に「探究学習」を取り入れることを検討
していただけないでしょうか。

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