医学部受験ではセンター試験を受けてその点数を見てから、実際受験する学校を
決めるというのが一般的です。
でも、それだったら志望校の対策がおろそかになってしまいます。
この記事では
「志望校の決め方は?」
「志望校はいつまでに決めればいいの?」
というみなさんの疑問に答えようかと思います。
志望校は8月までに決める
厳密にいうと、受験校をセンター試験後に決める人は、センター前に受験校を決めて
対策を長期的に行っていた人よりも合格確率は小さいということです。
実際に合格する人は受験校を先に決めて、その受験校のセンター試験の配分を意識した
勉強時間の配分や力の傾斜を行っています。
そうすることで、理想的なセンター試験の得点配分を獲得することができるのです。
これは受験番号が小さい人(早く出願した人)が、受験番号の大きい人(ぎりぎりで出願した人)に比べて合格確率が低いことから実証できます。
ぎりぎりに出願した人が受験した教室から医学部合格者は一人もいなかったという話が
あるくらいです。
じゃあ、受験校をいつ決めるのか?
それは、医学部受験を決めた時に受験校を決める。
そして、遅くとも、8月には志望校を確定させる。
ということが大事なんです。
模試などの結果から受験層の厚さなどを理由に受験校を変更しても構いません。
少なくとも夏までに確定させればよいのです。
2次対策は実質10月までしか行えません。
だから、それまでに受験校を決め受験校に即した勉強プラン(勉強時間の配分、重点科目、分野の決定など)を構築する必要があるんです。
志望校の高望みはしない
医学部受験で5浪・6浪をくりかえす人でもっとも多い特徴が志望校の高望みです。
多浪をする人は、だいたい旧帝医学部を志望するひとがおおいんです。
もちろん、すべての人が旧帝医学部を志望してはいけないといってるわけではありません。
模試などで十分合格できるくらいの実力があると判断できれば挑戦するのはあなたの自由です。
でも、2浪・3浪にもなって模試の成績もわるいのに旧帝医学部にいきたいというのは
志望校の高望みとしかいえないでしょう。
そういう人は、ほんとうにその大学でしか自分はダメなのかを考え直してみるべきです。
志望校を下げるというのは全然悪いことではありません。
人生というのは限られています。
1年でも早く合格して自分の人生を前に進めていくことが、あなたにとっても社会にとっても
もっともいいことだと僕は思います。
まとめ
どうでしたか?
あなたは志望校決めてましたか?
「センター試験後でいいや」
なんて思っていた方いませんでした。
それか、なんとなくここかここかなくらいにしか決めていなかったって
人も多いんじゃないですか?
志望校を早めに決めて対策をすることは、合格のためのもっとも重要な戦略です。
まだ、決めていない方はいますぐ決めましょう。
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>柚々子さん
普通の方は、旧帝医学部は志望すべきではないと思います。
旧帝に固執して3浪、4浪といつまでも受からない人が多くいることを見ても分かるように、
旧帝医は受験層のレベルが地方医に比べて異常に
高すぎます。
旧帝医でなければならないという明確な理由があるのなら別ですが、医師になりたいのなら偏差値の低い地方医で十分ということです。
私は元から地方医志望でしたが、仮に旧帝レベルの学力があったとしても確実に受かる地方医を受けます。