東京科学大学医学部の入試対策|旧東京医科歯科大学の分析

東京科学大学医学部医学科を目指す方へ。旧東京医科歯科大学時代の長文読解・要約、数学の処理速度、理科の過去問対策を、当時の分析として残しました。

今の入試情報を確認するには

東京科学大学医学部|公式情報の確認ポイント

  • 東京医科歯科大学と東京工業大学の統合により、2024年10月に東京科学大学が発足しました。大学公式の発足のお知らせも参照できます。
  • 入試資料ページでは「医歯学系」の欄から医学部医学科の方式を選んでください。理工学系の募集要項とは分かれています。
  • 2027年度の医歯学系入学者選抜要項には2026年10月6日の修正表示があります。保存済みのPDFだけでなく、訂正・追記と受験する方式の学生募集要項も確認しましょう。

東京科学大学医学部の公式入試情報を見る

公式情報の確認日:2026年10月7日

以下は2018年掲載時の分析・体験談です。元の説明、参考書、過去の数値をできる限り残しています。偏差値・募集人数・学費・配点・面接形式・カリキュラムは当時の記録で、現在の制度を示すものではありません。センター試験の数値を共通テストにそのまま置き換えず、上の公式案内と区別してお読みください。

日本有数の医療系大学である東京医科歯科大学を受験するにあたって、学力だけでなく、問題の傾向や、入学後の進路など知っておかなければならない情報は山のようにあります。

今回は数ある情報の中から特に必要な情報をまとめて紹介しようと思います。

東京医科歯科大学医学部とは?

東京医科歯科大学医学部は医学科と保健衛生学科の二つに分けられ、東京都文京区に大学キャンパスや附属病院を構えている国立大学医学部です。

JR御茶ノ水駅から歩いてすぐという最高の立地になります。

創立は1928年で、新制八医科大学の一つとして、非常に深い歴史を持った大学です。

そのため、集まる学生たちも非常に高い学力を有しているといえるでしょう。

海外臨床実習なども行っており、グローバルな人材を育成することに力を入れています。

定員は、前期日程82名、後期日程10名と前期日程の割当が多い医学部です。

カリキュラムとしては、一年次では教養科目で様々な内容を学習し、二年次より専門的な医学の学習を行っていきます。

設備等が非常に揃っており、最高の環境で学習することができます。

東京医科歯科大学について詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。

東京医科歯科大学医学部の偏差値は高い?【2018年掲載時】

東京医科歯科大学医学部医学科の偏差値は72.3となっています。

この偏差値は日本でも5本の指に入る、非常に高い偏差値となります。

後期日程での偏差値は日本でも1、2番目に入るのではないかと思います。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

 

 

東京医科歯科大学医学部の倍率は高い?【2018年掲載時】

東京医科歯科大学医学部の倍率は以下の通りです

年度東京医科歯科大学医学部医学科倍率(前期)
20183.8倍
20173.9倍
20164.4倍

 

年度東京医科歯科大学医学部医学科倍率(後期)
201814.5倍
201710.8倍
201610.6倍

この表から、医学部の中の更に難関と言われる大学にしては倍率は高いと考えることができます。

集まる学生のレベルも高いので、この倍率の高さは非常に厄介です。

後期日程での倍率も非常に高いので、出願の際は自分の学力と相談して慎重に決めましょう。

 

 

東京医科歯科大学医学部の難易度は偏差値、倍率から考えると【2018年掲載時】

東京医科歯科大学医学部医学科の難易度は偏差値や倍率から考察してみると、難易度は非常に高いと考えることができます。

正直なところ、全国模試などで上位者一覧に載るような学力がないと厳しいと思います。

 

東京医科歯科大学医学部の入試概要【2018年掲載時】

浪人生・再受験生は東京科学大学の出願資格と評価方法を確認してください。旧東京医科歯科大学についての口コミだけで、現在の選考上の扱いを断定することはできません。

>>医学部再受験に寛容な大学|多浪や浪人でも年齢差別がないのは?

次に、下の表は入試科目と配点に関する表

前期日程
入試科目数学、英語、理科二科目、面接
センター試験:二次試験180:360

 

後期日程
入試科目小論文、面接
センター試験:二次試験500:200

前期日程では二次試験の配点がセンター試験の2倍もあり、対策する際は二次試験に重点を置いた学習をしましょう。

後期日程では、センター試験の配点が大きいので前期も後期も出願する予定の受験生は9割5分程度を当時の目標としていました。これは現在の合格基準や保証を示すものではありません。

 

 

東京医科歯科大学医学部の各科目の対策と傾向

英語

大学入試の中でもトップクラスに語数の多い長文が出題されますが、難易度はやや低めです。

時間的に厳しいので、完全に訳しながら読むのではなく、文章の要点を掴んでいく読み方をしましょう。(和訳問題の部分はしっかりと読むように!)

また、英問英答の問題が出題されますが、こちらは難易度が高いのでしっかりと文章を読みましょう。

要約問題では時間がかかるので、上記の長文や英問英答をいかに素早く解き、要約に時間が割けるかが鍵となります。

対策としては、過去問は時間を見ながら解くことと、解いた問題はだれかにチェックしてもらうのがよいでしょう。

傾向が似ている大学の過去問を解くのもありです。

数学

誘導付きの問題が多いですが、時間が90分と短く、計算量もあるので解ききるためには非常に高い処理能力が必要です。

難易度は標準的なため、チャートなどの問題は即座に解けるようにしておきましょう。

物理

標準的なレベルの問題が多いですが、稀に非常に難しい問題が出題されるので、難問を見極める力と捨てる勇気も必要となります。

幅広い範囲から出題されますが、力学に関する問題は傾向がつかみやすいのでしっかりと過去問研究を行いましょう。

河合塾エッセンスシリーズ等の問題集を完璧に仕上げることができれば8割は狙えると思います。

化学

難問から基本問題まで幅広い難易度の問題が複合されており、差が出る教科です。

重要問題集を完璧に仕上げ、計算ミス等のケアレスミスに気をつけながら過去問演習を行うと良いでしょう。

生物

化学と同じく幅広い難易度の問題が複合されています。

知識問題等でしっかりと点を稼げるように、教科書に出てくる内容は完璧に覚えるようにしましょう。

図を描く問題や長めの考察問題等、癖のある問題も多いので、過去問をしっかりと研究しましょう。

面接

雰囲気はやや厳格ではありますが圧迫面接ではないようです。

志望動機などには突っ込みどころのない完璧な回答を準備しておきましょう。

追加の面接があることを前提にせず、受験年度の面接方法を確認して準備しましょう。

 

 

次に進めたい受験準備

過去の分析から自分の課題が見えたら、次の記事も準備に役立ててください。体験談は受験当時の個人の経験としてご覧ください。