予備校で同じ授業でも差がつく理由|医学部受験で見直す4つの点

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こんにちは。一之瀬です。
今回はこれから予備校に通おうと考えている方のために予備校に行って同じ授業を受けても
合格する人、落ちる人がいるのはどうして?ということを考えます。
同じ授業を受けていても、復習の仕方や基礎力、入学前の学力、学習にかかる時間は違います。
自分で見直せる点を探すために、このような考察は有意義なんですよ。
それに、「○○したら受かるよ」って言われるよりも納得しやすいんですね。
ほんと納得するのって大事なんですよ。
自分で納得しないとその勉強法をやってみよう!って思えないですから。
「こうやったほうがいいよ」って人に言われても、理由が分からなければ実行しにくいものです。この記事では、医学部受験で予備校の授業を生かすために見直したい4つの点を考えます。

 

1.勉強法・復習の仕方が違う

復習法やまとめノートを作るなど、毎日の勉強のやり方は結果に関わります。
授業を聞いて分かったつもりになっても、後から自分で解けるとは限りません。
ぼくが重視しているまとめノートも、作った後に見直し、解き直すために使うことが大切です。
授業の復習に必要な時間を確保できているか、同じ間違いを繰り返していないかを確認しましょう。

詳しい勉強法が知りたい方は「合格するための3つの秘訣」にまとめてあるので
ぜひご覧ください。

2.計算と日本語の基礎力に差がある

ここでいう基礎力というのは「小、中学生レベルの計算力の速さ」や「日本語の文法の正しい知識」
のことです。
「医学部に合格するのに小学生レベルの問題集なんてやってらんねーよ。」
って声が聞こえてきそうですねー。
めっちゃ分かります!
ぼくもそう思ってましたよ。
でも、応用問題を解くために基礎問題を解けることが必要なのと同じで
基礎問題を素早く解くためには小中学生レベルの基礎力も必要なんです。
計算や文章の読み取りでつまずいているなら、受験参考書に戻る前にその部分を確認してほしいですね。
全員が小中学校の範囲を一からやり直す必要はありません。自分が間違えるところを絞りましょう。

小中学生レベルの基礎力の重要性を説明すると、
例えば、ぼくが受験した当時のセンター試験でも、数学ⅠAの問題を解く途中では中学生レベルの計算を繰り返しました。
今の共通テストや大学の個別試験でも、計算の正確さと速さは、肝心の「問題の解法を考える」ことに使える時間に関わります。
普段の数学の勉強でも、分数や符号、式の変形などを何度も使います。
その一つひとつで時間がかかると、学習の進む速さにも影響するんですよ。
それが毎日積み重なってくるとしたら1年後には・・・
と考えると末恐ろしいです、、、

国語でも同じです。現代文を読むとき、ぼくたちは「しかし、そして、だから」などの接続詞や
「が、を、に」などの助詞を感覚的に理解しています。
しかし、この理解度って人によって違うんですよ。
「しかし、そして、だから」などの接続詞の意味と前後関係を正しく即答できますか。
意味は知っていても、文章の中で何と何をつないでいるかを見落とすことがあります。
こうした言葉の働きと前後関係を押さえることが、本文全体を正しく読むことにつながります。

しかも、国語の基礎は数学、理科、地歴公民など、他の科目の問題文を読むときにも役立ちます。
なぜなら、数学も理科も地歴公民も「問題文を読んで何が問われているか」ということを
考えるのに国語の力を使っているからなんです。
意外と問題が問おうとしていることを理解していなかったから間違った問題って
少なくないんです。

ここまで読んでくれた人ならば基礎力の重要性を理解してくれたことでしょう。
基礎力をつけるための勉強法は
「数学の勉強法まとめ」の大学受験参考書を勉強する前の基礎の基礎を参照。

「国語の勉強法まとめ」の大学受験参考書を勉強する前の基礎の基礎を参照。

3.予備校に入る前の知識量に差がある

予備校に来る方っていうのはみんな学力がバラバラです。
例えば、難関大学の合格まであと少しだった人と、受験科目の基礎から学び直す人では、同じ授業でも必要な予習・復習の量が違います。
だから、まず1点いえるのは、予備校に入る前の学力差も考えておく必要があるということです。
ただし、今の成績だけで合否が決まるわけではありません。志望校の出題と自分の不足を照らし合わせて、授業だけでは埋まらない部分を補いましょう。
同じ時間割を使うなら、授業外の時間を何に使うかが大切です。

4.理解・暗記にかかる時間には個人差がある

高校のとき、同じクラスで「あいつはやべえ。天才だ。」って思う子が一人
くらいいた経験ありますよね。
同じ内容でも、理解や暗記にかかる時間は人によって違います。
ただ、それを全部「地頭」の一言で片づけると、改善できる点まで見えなくなってしまいます。
前提知識が足りないのか、復習の回数が足りないのか、読み違いが多いのかを分けて考えましょう。

ぼくは受験のときに速読の練習もしていて、読む速度が上がったと感じていました。
当時は「頭の回転が良くなったのかもしれない」「合格に役立ったのかもしれない」と思ったものです。
ただし、これはぼくの実感で、速読によって知能が上がったことや、合格の原因だったことを確かめたものではありません。

読書と速読に関する研究レビューでも、読む速さと理解の正確さには両立が難しくなる面が指摘されています。
受験では、速く読み終えることだけでなく、内容を正しく理解して問題に答えられるかを確認してください。

当時紹介していた本はこちらです。速読教材を必須の受験対策とする趣旨ではありません。

右脳トレーニングもやってましたね。
有名なオレンジカードとか。
すぐやめちゃいましたけどね。
こちらも当時試したことの記録です。オレンジカードで成績や能力が上がると断定できる根拠は、この記事では示せません。
新しい方法を試す場合も、受験科目の学習や復習の時間を圧迫しないかを考えてください。

予備校の授業を生かすために

授業を増やす前に、復習、計算と読解の基礎、開始時点の知識、学習にかかる時間を見直しましょう。同じ授業でも、自分に足りない部分を補う方法は変わります。