
私は受験勉強の中で、楽器の練習や右脳トレーニングが役立つのではないかと考えたことがあります。ここでは当時の経験を残し、学力への効果について言えることを整理しました。 この記事には広告リンクが含まれます。
「もっと記憶力がよければ・・・」
「もっと頭がよくなりたい」
そんな方に向けてこの記事を書きました。
楽器の練習から感じたこと
楽器を練習する
楽器を練習すれば受験の学力も上がる、と一律に言うことはできません。私が注目していたのは、練習を積み重ねる過程と勉強の共通点でした。
また、楽器の技術の習得の過程は、勉強して知識を身につける過程と似ています。
譜面をおぼえて、何度もくりかえし毎日練習するのって勉強で反復する過程と似ていると感じます。
私にとっては、できない部分を繰り返す経験が、勉強を続ける忍耐力にもつながったのではないかと思っています。
僕も、早稲田大学在学時に、2、3年毎日ギター漬けの期間がありました。
再受験成功の鍵は、実は楽器をしていたことにあったのではないか、と当時は考えていました。ただし、ギターが合格の原因だったと確かめられたわけではありません。
子どもの音楽訓練と認知能力・学力を調べたSala・Gobet(2020)子どもの音楽訓練と認知・学力のメタ分析では、研究の質を考慮すると、音楽以外の学力などへの効果は確認されませんでした。音楽を楽しむ価値と、受験の得点が上がるかどうかは分けて考える必要があります。
楽器を楽しんでいる方は息抜きとして続けてもよいと思いますが、医学部合格のために新しく習うことを必須にはしません。限られた勉強時間は、まず志望校の科目に取り組む時間として確保しましょう。
右脳トレーニングを試した当時の経験
上の本は、当時この記事で紹介していたものです。書名にある「聴くだけで頭がよくなる」「残り97%の脳」という表現を、この記事で確認した効果として示すものではありません。
僕も「なんとか頭をよくしたい」と考えて、右脳トレーニングに取り組んでいました。もちろん医学部受験中ですよ。
当時は、1日10分くらいなら試してみる価値があると考えて紹介していました。しかし、これによって地頭がよくなったり、現代文や英語の速読ができるようになったりする効果を、私の経験から確認することはできません。
読むスピードが気になる場合は、語彙、文の構造の理解、設問処理、時間配分のどこで止まるのかを確認する方が、受験での課題を具体的にできます。トレーニング教材の購入を、通常の読解練習の代わりにすることはすすめません。
おわりに
いろいろしてみたけど、自分が頭がよくなったかなんて分かりません。
私自身は、条件をそろえて前後を比較したわけではありませんからね。
私がいろいろ試していたことは当時の体験として残しつつ、現在の受験生には、学習した内容を使って問題を解けるかを優先して確かめてほしいと思います。
あわせて読みたい
参考資料:Sala・Gobet(2020)子どもの音楽訓練と認知・学力のメタ分析(2026年10月11日確認)

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私立文系卒で国公立医学部を目指します。
2016年医学部再受験を考えています。
レスポールさんのブログを拝見し、有益な情報が沢山あり大変感謝いたします。今後参考にさせていただきたく思います。
医学生生活、応援しております。
私もレスポールさんのように医師となるため、一生懸命頑張りたいと思います。