大阪医科薬科大学医学部の入試・学費|旧大阪医科大学の分析

大阪医科薬科大学医学部を検討する方へ。旧大阪医科大学時代の入試分析と、特待制度・研究医枠・大阪府地域枠に関する元記事の説明を、当時の制度の記録として掲載しています。

今の入試情報を確認するには

大阪医科薬科大学医学部|公式情報の確認ポイント

  • 大阪医科大学と大阪薬科大学は2021年4月に統合し、大阪医科薬科大学となりました。大学公式の統合のお知らせを確認できます。
  • 医学部入試情報ページには2027年度入学試験要項、入試概要、2026年度入試結果・問題と解答例が掲載されています。一般選抜の前期・後期など、方式を分けて読みましょう。
  • 学費免除と貸与型奨学金では条件が異なります。現在の学費・奨学金の案内で、対象者、返還が必要になる条件、卒業後の勤務条件まで確認してください。

大阪医科薬科大学医学部の公式入試情報を見る

公式情報の確認日:2026年10月7日

以下は2018年掲載時の分析・体験談です。元の説明、参考書、過去の数値をできる限り残しています。偏差値・募集人数・学費・配点・面接形式・カリキュラムは当時の記録で、現在の制度を示すものではありません。センター試験の数値を共通テストにそのまま置き換えず、上の公式案内と区別してお読みください。

大阪医科大学医学部の難易度は偏差値、倍率からみて入りやすいのか?

成績上位で合格すれば初年度の学費が大幅免除、研究医枠や大阪府地域枠なら独自の学費免除や奨学金制度がある大阪医科大学医学部について紹介させていただきます。

大阪医科大学医学部はこんな人におすすめ!
・推薦入試で早めに合格を決めたい!
・学費ができるだけ安い医学部に通いたい!
・将来は研究医として医学の研究や教育に関わりたい!
・大阪府在住で将来は医師として大阪府の医療に貢献したい!

大阪医科大学医学部とは?

大阪医科大学医学部は、伝統ある私立大学の医学部です。

前期一次試験の合格者上位100名に対して、入学時納付金が242万円減免される制度があります。

将来研究医として医学を研究したい人のために一般入試(研究医枠)、大阪府の地域医療に貢献したい人のために一般入試(大阪府地域枠)があります。

その合格者は大阪医科大学独自の学費免除や奨学金制度を利用することができます。

大阪医科大学がどんな医学部かを知りたい方はこちらの紹介動画を見るといいでしょう。

 

 

大阪医科大学医学部の偏差値は?【2018年掲載時】

大阪医科大学医学部の合格ラインは偏差値71です。

センター試験利用入試での得点率は91%で、非常に高くなっています。

>>医学部偏差値ランキングと倍率から入りやすい医学部は?

 

 

大阪医科大学医学部の倍率は高い?【2018年掲載時】

大阪医科大学医学部の2018年度の一般入試(前期)の倍率は8.6倍です。

2018年度はやや倍率が低下しました。

私立大学医学部の中ではかなり倍率が低い大学です。

201620172018
一般入試(前期)10.6倍10.9倍8.6倍
一般入試(後期)45.6倍39.0倍46.0倍
センター試験入試16.2倍14.3倍15.6倍
「建学の精神」入試––4.5倍

※2017年度以前はセンター試験入試(前期)とセンター試験(後期)の2つがあったため、2016・17年度の倍率はセンター試験前期のものを記載しています。

 

 

大阪医科大学医学部の難易度は偏差値や倍率から考えると【2018年掲載時】

大阪医科大学医学部は、倍率は低いですが、合格ラインの偏差値は71とかなり高い大学です。

かなり難易度が高い医学部だと言えるでしょう。

 

大阪医科大学医学部の入試概要【2018年掲載時】

掲載当時の大阪医科大学医学部で紹介していた入試区分は次のとおりです。

「建学の精神」入試(専願制)、一般入試(前期・後期)、センター試験利用入試、研究医枠入試、一般入試(大阪府地域枠)について説明します。

入試の種類とそれぞれの募集人員

「建学の精神」入試(専願制)3名程度
一般入試(前期)85名
一般入試(後期)15名
センター試験利用入試5名
研究医枠入試2名
一般入試(大阪府地域枠)2名

 

 

一般入試の前期と後期の科目と配点は?特徴は?【2018年掲載時】

ここでは、まず、一般入試(前期)と一般入試(後期)について説明します。

一般入試の一次試験の入試科目は、前期・後期ともに数学・英語・理科の3教科です。

理科は物理・化学・生物の3教科から2教科を選択します。

国語と社会はありません。

二次試験は小論文と面接です。

配点は公表されていません。

大阪医科大学医学部の公式サイトでは、講義の様子を動画で見ることができる「夢ナビ」が公開されています。

また、大阪医科大学医学部の先生方が朝日新聞に執筆した「医師の哲学」を読むこともできます。

面接・小論文対策として見ておきましょう。

ほかの大学の医学部を受ける場合にも役に立ちます。

平成31年度(2019年度)の一般入試日程は、前期の一次試験が平成31年2月11日(月)、二次試験は2月20日(水)曜日。後期一次試験が平成31年3月10日(日)、二次試験が3月15日(金)です。

一般入試(前期・後期)の一次試験の入試科目と配点

科目数学理科(物理・化学・生物の3科目中2科目選択)英語
時間100分120分80分
配点100点200点100点

 

 

センター試験利用入試の科目と配点は?特徴は?【2018年掲載時】

次に、センター試験利用入試について説明します。

入試科目は、国語・英語・数学・理科・社会の5教科です。

英語を200点に換算する際に、リスニング試験の配分が低くなっており、リスニングが苦手な人でも挑戦しやすくなっています。

「建学の精神」入試のセンター試験科目と配点

科目国語数学社会理科英語合計
配点100点200点50点200点200点750点

※理科は「物理」,「化学」,「生物」の3科目の中から2科目選択(各100点)
※英語は、筆記試験が180点、リスニング試験が20点に換算されます。

 

 

「建学の精神」入試(専願制)って?

「建学の精神」入試(専願制)とは、簡単にいうと専願制の推薦入試です。

入試科目は、一次試験は書類選考のみで、二次試験は小論文と面接。面接試験は2日かけて2回行われます。

センター試験が最終試験となり、国語・英語・数学・理科・社会の5教科の点数で合格が決まります。

科目と配点はセンター試験利用入試とまったく同じです。

平成31年度「建学の精神」入試の日程 

出願期間 平成30年10月22日(月)~ 平成30年11月2日(金)
一次試験合格発表日平成30年11月21日(水) 16:00
二次試験日1回目:平成30年12月1日(土)(小論文・面接試験)2回目:平成30年12月2日(日)(面接試験)
二次試験合格発表日平成30年12月5日(水) 17:00
最終合格発表日 平成31年2月6日(水) 17:00

 

 

旧研究医枠の学費免除・条件【2019年度入試の記録】

研究医入試枠で合格すると、学費が半分以上免除される制度があります。

6年分の教育充実費の全額と、6年分の授業料の半額が免除となり、免除額の合計は1,514万円です。

正規の学費は3,141万円ですが、研究医枠で入学すれば、学生の実質負担額は1,627万円に抑えることができます。

①減額分:教育充実費6年間免除で950万円+授業料6年間半額免除で564万円=1,514万円が減額
②学生の実質負担額:6年間で1,627万円(6年間の正規学費は3,141万円)

ただし、大学院修了後、学位を取得し、基礎医学系もしくは社会医学系教室の教員として10年間勤務することが、学費免除の条件です。

10年経つ前に仕事を辞めたり臨床医に転職したりすると、免除分の学費を返還しなければなりません。

この記事で紹介した研究医枠は、当時、2020年度から廃止予定と案内されていた制度です。2019年度入試を対象とした説明であり、現在募集している枠の案内ではありません。

 

 

大阪府地域枠の奨学金・返還条件【掲載当時の制度】

大阪医科大学医学部の一般入試(大阪府地域枠)には独自の奨学金制度があります。

ただし、受験できるのは大阪府内出身者に限られています。

また、卒業後に大阪府が指定する救急・周産期医療の分野や比較的医師数の少ない地域の公立病院などで勤務する意志があり、合格後必ず大阪医科大学医学部に入学することを確約できる人だけが受験できます。

一般入試(大阪府地域枠)に合格して入学すると、2種類の奨学金を借りることができます(大阪府地域医療確保修学資金と、大阪医科大学医学部独自の修学資金の2種類)。

この奨学金は、一定の条件を満たした場合は返還が免除されます。

学納金は通常どおりです。

研究医枠の学費免除と、大阪府地域枠の修学資金の貸与は性質が異なります。旧記事の「年率10%」は当時の返還条件として記載した数値で、すべての貸与に一律にかかる利息とは限りません。現在の返還条件・利率は大学と制度実施者の公式資料で確認してください。

貸与額の総額は1,920万円です。学費3,141万円のうち、1,920万円を奨学金でまかなうことができるので、6年間の学費負担は1,221万円になります。

返還免除の条件は、以下の3つです。

1. 大阪医科大学医学部を卒業後、1年6ヶ月以内に医師免許を取得すること(医師国家試験の受験機会は2回)

2. 大阪医科大学医学部を卒業後、9年間(臨床研修期間を含む)、大阪府内の病院に勤務すること


3. 
そのうち5年間は、特定の医療機関で診療業務を行うこと(救命救急センターでの診療業務や、医師の数が少ない地域の公立病院などでの医療業務です)参考 医学部医学科 一般入学試験(大阪府地域枠)

医師免許を1年半以内に取れなかったり、9年間大阪府の勤務を終える前に退職したりすると、返還は免除されません。

1,920万円と利子を支払わなければならなくなります。

 

 

次に進めたい受験準備

過去の分析から自分の課題が見えたら、次の記事も準備に役立ててください。体験談は受験当時の個人の経験としてご覧ください。