読者からいただいた「勉強法やスケジュールは予備校に任せてよいか?」という質問への回答です。予備校の授業・自習室を活用しながら、勉強法や受験校選びは自分でも考える。そのための使い分けを紹介します。
新コーナーつくりました。医学部再受験Q&Aです。
このコーナーでは、実際に読者の方に頂いた質問に回答する形で医学部受験生のみなさんが抱く疑問に
お答えします。
予備校に任せる前に、実績と自分との相性を確認する
どの予備校を利用するかで、予備校に任せるべきかどうかは変わってきますね。
実際に、その予備校の医学部志望コースの中で何人中何人が合格したのかという実績を
調べてから考えるべきことでしょう。
当時、私は年間の学費が数百万円かかる医学部予備校について、国立大学医学部の合格率を調べて
みましたが、年間2~3%というところがほとんどでした。これは執筆当時に私が調べた範囲の記述です。元記事には調査校・年度・算出方法の記録がなく、現在の予備校全体の合格率や個人の合格可能性を表す数字としては使えません。
この経験から、予備校のスケジュールをこなすだけで安心せず、自分の学力が伸びているかを確かめることが必要だと考えました。
何のために年間数百万円も払っているのか分かりませんね。
それよりも自分で戦略を立てて、「勉強法」から「受験校の選定」まで戦略的に考えた方が合格
の可能性はグンと伸びます。
しかし、合格実績が予備校に任せても大丈夫と思えるほど高いのならば予備校に任せるという
選択をしてもいいでしょう。
得意分野の重複を避け、必要な授業を選ぶ
私は、学力を伸ばすうえで集中した自習の時間を重視しています。
これは、みなさんも経験があるはずです。
「授業を3時間聞いていたのに終わってみたら何も頭に残っていなかった。」
なんてよくあることですよね。
だから、授業を受講するとしても一部の授業だけにとどめるべきでしょう。
例えば、古文がすでに十分な力があるのに、予備校に通うことで基礎から勉強するというのは
あきらかに「時間が無駄」になってしまいます。
細かくいえば、自分は数学の「確率」の分野を十分分かっているのに、数学の授業をとっていれば
またその部分を無駄に学習することになります。
そのような無駄がどうしても生じてしまうのが授業というもののデメリットです。
ただし、予備校に行けば自習室が使えるという大きなメリットがありますので、自習室のためだけ
に通うのは良いですよ。
苦手科目・ライバル・自習室を活用する
予備校に行ったら決して合格出来ないというわけでなく、「予備校任せにしてはいけない」ということ。
予備校では「苦手な科目だけ受講して、ライバルを作って、自習室を使って、勉強法や参考書の選定、
受験校選びは自分で考えて戦略的に行う」というように賢く予備校を利用してやれば、自分に必要な学習へ時間を使いやすくなると考えています。
