医学部再受験で調べるべき情報|志望校選びと勉強法の基本

医学部受験の情報収集と志望校選び

2026年10月10日更新:自分に合う医学部を選ぶために、何を調べ、どこを比べるかをまとめました。原文の情報収集・復習・まとめノート・赤本分析の考え方は残し、古い科目一覧や、出典を確認できない大学別の「再受験寛容度」は2027年度に向けた公式情報の確認方法へ更新しています。

医学部を目指す人が知っておきたい情報

情報収集に時間をかけすぎないために

初稿で紹介した以下の書籍は2017年版です。当時の資料として掲載しています。現在の出願科目・配点の確認には使わず、受験年度の公式資料を確認してください。

自分が合格する確率が最も高い医学部を探す際に、絶対に知っておくべき情報をまとめました。

情報収集は非常に大切ですが、大半の人は

「まず何の情報を集めるべきか」
「集めた情報のどこに注目すべきか」

が分からないと思います。

また、受験生は、勉強をする時間を確保しなければいけません。

ゆえに、情報収集に多くの時間を費やすことは難しいでしょう。

そこで、私は受験生が受験校選択をするときに知っておくべき情報をまとめました。

ブログやサイトのURLだけを貼っても、記事のどの部分の情報に注目したらいいのか分からないでしょう。

だから、どの情報のどこに注目したらいいかが分かるように書きました。

ぜひ勉強の息抜きにでもご覧になってください。

科目数・配点・面接をセットで比べる

科目の少ない医学部を検討するという考え方

限られた期間で国立大学医学部を目指すなら、個別試験で必要な科目を絞り、得意科目に力を注ぐという戦略は候補になります。これは、初稿から伝えたかった考え方です。

ただし、科目数が少ない大学ほど必ず受かりやすいわけではありません。共通テストの科目・配点、個別試験の難しさ、自分の得点の取り方まで見て判断しましょう。偏差値が60未満なら一律にこの方法が最適、とも決められません。

初稿には2015年度の情報をもとにした大学名一覧を載せていましたが、そのまま2027年度入試に使うことはできません。

島根大学の例:英語・数学だけを見て決めない

私が進学した島根大学について、2027年度の公式科目資料では、医学科前期日程の個別学力試験等は数学・英語・面接です。一方、共通テストでは国語、地理歴史・公民、数学、理科、英語、情報の6教科8科目を指定しています。理科も必要なので、「2次に理科がない=理科の勉強が不要」ではありません。

出典:島根大学・令和9年度の学力試験実施教科・科目等(医学部はPDF8ページ)

原文にあった「面接は460点中60点」「面接が0点でも合格できる」という説明は、現在の出願判断に使える説明ではないため訂正します。配点の小ささだけで、面接が合否に影響しないとは判断できません。受験年度の合否判定方法と注意書きまで確認してください。

2026年10月10日時点で、島根大学の2027年度一般選抜の学生募集要項は11月下旬公表予定です。現時点の入学者選抜要項・科目資料で準備し、募集要項が出たら配点、面接の扱い、出願条件を確認し直しましょう。

島根大学・2027年度募集要項の公式案内

滋賀医科大学の例:面接は「形だけ」ではない

初稿の「滋賀医科大学は面接が形だけなので、学力があれば誰でも入れる」という記述も訂正します。

2027年度入学者選抜要項では、医学科一般選抜の面接は個人面接とグループワークです。段階評価が基準に届かなければ、総合点にかかわらず不合格となることが明記されています。学科試験の準備とともに、志望理由や経験を自分の言葉で伝え、他者と話し合う練習も必要です。

出典:滋賀医科大学・令和9年度入学者選抜要項(冊子15〜16ページ)

再受験生・浪人生が受験校を選ぶときの確認点

再受験生の入学実績や面接の配点は、私が初稿で重視していた点です。年齢や経歴が気になる人ほど、自分が納得できる根拠を集めておきたいですよね。

ただし、掲示板に「再受験生が10人以上いる」と書かれているだけでは、公平さや自分の合格可能性までは分かりません。入学者数と志願者数、一般選抜と推薦・編入学など、数字の範囲も違います。

確認すること見る場所・比べ方
出願資格募集要項で、一般・推薦・地域枠など方式ごとの資格と必要書類を確認。高校中退や既卒年数などに疑問があれば、入試担当窓口に確認する。
学科試験との相性共通テスト・個別試験の科目と配点、過去問の出題範囲や形式を並べ、自分の得意・不得意と比べる。
面接の評価配点の有無に加え、形式、評価項目、基準未達の場合の扱いを読む。点数化されていなくても対策を省かない。
公表されている入試結果年度、選抜方式、人数の区分をそろえて確認する。年齢別などの内訳が非公表なら、推測で補わない。
入学後の条件学費と生活費、通学・転居、地域枠の条件など、合格後に通い続けられるかを確かめる。

「再受験寛容度」のランキングはどう扱うか

初稿では、ネットや知人からの情報をもとに、国公立・私立の大学を「寛容」「普通」「厳しい」に分けていました。しかし、年度や根拠が確認できない情報を、現在の大学の方針として断定することはできません。2027年度の志望校判断には、この古い区分を使用しないでください。

文部科学省の2027年度大学入学者選抜実施要項は、合理的な理由なく年齢や現役・既卒などの属性で一律の差を設ける選抜を、不適切なものとして示しています。これは、個別の大学について「絶対に不利益がない」「必ず面接を通過する」と保証するものではありません。

出典:文部科学省・令和9年度大学入学者選抜実施要項

「寛容といわれているから面接が緩い」「過去に面接不合格の話があるから避ける」と結論づけず、公式の選抜方針と自分に必要な準備へつなげてください。過去の合格体験談は参考になりますが、今の選抜基準と分けて読むことが大切です。

医学部再受験の志望校選び:寛容度の情報をどう確かめるか
医学部再受験と年齢:過去の情報と現在の確認点

情報は集めるだけで終わらせない

上の本も初稿で紹介した2017年度用の資料です。医学部の科目や配点は変わるため、今受ける年度の公式情報を必ず確認してください。書籍を使う場合も、収録年度と、その後の変更通知を照合しましょう。

いいですか!医学部受験では情報収集が大切です。ただし、噂をいつまでも追いかけて勉強時間を削ってしまっては本末転倒。候補校ごとに、必要科目・配点・面接・費用・日程を1枚にまとめ、その後は勉強へ戻りましょう。

勉強法がわからない君に一之瀬が伝えたい3つのこと

こちらが私の著作です。

体系的にまとめられて、より詳しく書かれた一之瀬の勉強法が知りたい方は、ぜひご一読ください。中古価格や在庫は変わるので、購入前に確認してください。

初稿でも書きましたが、僕には本が売れても出版社からは1円も入ってこないという条件でした・・・。

復習はルールを決めてしっかりしよう

医学部受験の復習法:間隔・日付・問題の印の付け方

次の日の復習、さらにそこから1週間後、さらに2週間後、さらに1か月後と、間隔を伸ばして復習するのが私のすすめるやり方です。

この日程は復習を続けるための目安です。忘れていた問題は間隔を短くし、覚えている問題は少し延ばすなど、実際の出来に合わせて調整してください。

そしてこのルールを守るために、問題に学習した日付を書き込もう。

もう1つは

間違えた問題を優先して復習するということ。

すでに確実に解ける問題を、毎回同じ回数だけ復習する必要はないよね。

それは、例えば、100×100というすでに解ける問題を何度も解くようなもの。まずは間違えたところに時間を使い、解けた問題も後日に自力で解けるか確認しよう。

まとめノートを作ろう

まとめノートの作り方:実物写真と6つの手順

私がセンター試験の対策で役立つと感じたのが、まとめノートです。

まとめノートとは、自分が苦手な覚えにくいところを自分できっちり理解して次に読んだらすぐに要点がわかるようにまとめたノートなんだ。

また、模試で間違った知識をまとめるのにも使うことができるよ。

センター試験当時の経験ですが、自分の弱点を整理して、何度も見返すという使い方は共通テスト対策でも参考にしてください。ノートを作って満足せず、問題を解き直して確かめよう。

赤本を分析しよう

医学部受験の赤本の使い方と過去問分析

過去問を調べると、よく出る分野や出題形式の特徴があるんだ。

例えば、確率や微分積分を繰り返し出題する大学もあれば、違う分野に特徴がある大学もあるんだ。

だから、この傾向をしっかり把握して、よく出るところを徹底的に勉強し、得点源にすることを考えてほしいんよ。傾向が変わることもあるから、頻出分野以外の基礎を丸ごと捨てるという意味ではないよ。

 

努力を続けるためにはマインドが大切

合格には合格マインドが必要

どうせ受からないと思っている人が勉強をしつづけることはできないよね。

「俺は絶対合格してやる!」

という自分で運命を変えてやるという気概が勉強には必要なんだ。

それには、そういう合格マインドへ心を導いてくれる書物を読むことが大切だと僕は思う。

思考は現実化するという本は僕の人生を変えた本なんだ。

考え方が成功には大切ということを教えてくれた数少ない良著だよ。

この本は原著を高校生でも読めるようにわかりやすく図解した本で、数時間で読めると思うから、ぜひ手元に置いて、落ち込んだときには開いて、勉強を続ける気持ちを取り戻してほしいと思う。

気持ちだけで合格が決まるわけではないけれど、本を読んでやる気が出たら、今日の勉強や復習へつなげてほしいと思う。

医学部受験の勉強法を考えるための本

 

『医学部再受験で調べるべき情報|志望校選びと勉強法の基本』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2018/02/16(金) 21:59:17 ID:086568c77 返信

    札幌医大は寛容だぞ!


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