
私は高校中退したのち、高卒認定をとって、早稲田大学を卒業してから国立医学部を再受験し成功しました。
私立文系から医学部再受験を経験したからこそわかる医学部再受験の実情をお伝えしたいと思います。
2026年10月10日更新:高校中退・高卒認定・早稲田大学卒業から国立医学部へ進んだ体験談は残し、現在の受験科目の確認方法を補いました。本文の当時の感想と、現在の入試情報は分けて読んでください。
医学部受験は科目数が多いのがつらい
私が受けたような私立文系の3科目型入試では、英語・国語・社会を中心に勉強していました。すべての大学・方式が同じ科目数ではありません。
一方、国立大学医学部では、英語・国語・社会に加えて、数学・理科(2科目)も勉強しなくてはいけません。
私の受験当時はセンター試験でした。現在受験する方は大学入学共通テストと個別試験の両方を確認してください。共通テストの出題科目には「情報Ⅰ」もあります。
大学入試センターの2027年度出題教科・科目を確認したうえで、志望大学が指定する利用科目・配点を募集要項で調べましょう。共通テスト、個別試験、面接には、それぞれの準備が必要です。
私には、私立文系の受験よりも試験範囲が大きく広がったと感じられました。以前「5倍くらい」と書いたのは、その負担感を表したもので、科目や範囲を数値で比較したものではありません。
毎日、全部の科目を少しずつ勉強するというように複数のタスクを同時にすすめていく能力が必要です。
医学部再受験はリスクがある
勉強で得られるものはありますが、時間をかけても合格できるとは限りません。私は、目標を達成できなかった場合の負担も大きいと感じました。
もし、あなたが現役生なら医学部に落ちても他の大学や学部に進学すれば問題ありません。
しかし、大手企業や公務員を退職して医学部受験に挑戦しても、不合格になっても以前と同じ仕事に戻れるとは限りません。
このように、医学部再受験には大きなリスクがあるということを忘れないでください。
医学部の難しさを実感した、当時の友人の話
私の進学校出身の友人から、当時は学年の半分ほどが医学部へ、東京大学へは1、2割程度進むと聞いた話を、元の記事で紹介しました。
これは一人の友人から聞いた当時の学校の話で、全国の進学割合ではありません。旧記事ではこの話から「年々難しくなっている」と広げて書いていましたが、現在の難易度は大学・年度・方式ごとに確認する必要があります。
出願先を考えるときは、過去の印象だけでなく、最新の入試結果と実際の過去問を見て、自分の得意科目が配点に合うかを確かめましょう。
誰にでも可能性はある
デメリットやリスクばかり書きましたが、もちろんいい面もあります。
やはり医師は社会的地位も高いしまだまだ安定した職業といえます。
やりがいも大きく人生をかけるに値する仕事かもしれません。
なによりも、僕は医師になりたいという目標を大切にしたいと思いました。もちろん、幸せな生き方が医師になることだけで決まるわけではありません。
自分の目標を達成できないことほどつらいものはないと思います。
まだ、挑戦してない段階なら可能性はいくらでもあります。
ただし、成功と失敗の確率が半々という意味ではありません。現在の学力や使える時間を確かめながら、自分の挑戦の形を考えてください。
だからこそ、僕は挑戦しましたし、これからも挑戦する人はいるのです。
人類はそうやって進化・進歩してきました。
現状に満足して、今の生き方に満足しているようでは衰退しかないと
90歳のおばあちゃんが言っていました。
自分がやりたいのならやれると信じてやるしかないのではないでしょうか?
僕がいえるのはここまでです。
文系から学び直すとき、最初にすること
- 志望候補の募集要項から、必要科目と配点を書き出す。
- 数学と理科の基礎問題を解き、未習分野と苦手分野を分ける。
- 得意だった英語・国語も現在の形式で解き、維持に必要な時間を確保する。
- 1週間の予定に各科目と復習を入れ、仕事・生活と両立できる量を確認する。
